小説むすび | 2021年8月20日発売

2021年8月20日発売

エクエ・ヤンバ・オーエクエ・ヤンバ・オー

キューバ黒人の日常に浸透する呪術的な信仰 サトウキビ畑で生まれ育ち、人妻と恋におち、殺人未遂をおこすが、ヴードゥー教と繋がった秘密結社に入り、結社間の抗争にまきこまれてゆく青年メネヒルドの運命。 どんな出来事も魔術的な性格をおびているキューバの黒人社会を躍動的に描いたデビュー作。 【目次】 1 幼少年期 1 風景(a) 2 風景(b) 3 降誕 4 加入儀礼(a) 5 治療(a) 6 牛ども 7 リズム 8 暴風雨(a) 9 暴風雨(b) 10 暴風雨(c) 11 暴風雨(d) 2 思春期 12 精霊 13 風景(c) 14 祭り(a) 15 祭り(b) 16 出会い 17 抒情性 18 発見 19 魔術 20 加入儀礼(b) 21 フアン・マンディンガ 22 火事(a) 23 火事(b) 24 治療(b) 25 神話学 26 黒いアントニオ 27 政治学 28 男らしい男 3 都市 29 線路 30 旅 31 鉄格子(a) 32 鉄格子(b) 33 鉄格子(c) 34 娑婆 35 エクエ・ヤンバ・オー! 36 イレーメよ 37 加入儀礼(c) 38 子供たち 39 洗礼者ヨハネの斬首 40 悪魔 41 降誕祭の前夜 42 死んじまった 43 メネヒルド 訳者あとがき

さよならアリアドネ -時空興信所から来た女さよならアリアドネ -時空興信所から来た女

2020年公開予定のアニメ映画『鹿の王』監督=宮地昌幸によるタイムトラベルの名作が新装復刊! 2020年秋に公開が予定されている、上橋菜穂子原作のアニメ映画『鹿の王』。その作品で安藤雅司とともに共同監督を務める宮地昌幸が2015年に出版した小説が、映画公開に合わせて新装復刊。 著者の宮地は、宮崎駿に才能を見込まれ、『千と千尋の神隠し』で監督助手、『伏 鉄砲娘の捕物帳』では映画初監督を務めたアニメ監督だが、小説家としての一面も持ち合わせている。 本作は2019年のNHK朝ドラ「なつぞら」でアニメーション監修をてがけた舘野仁美氏も、強力に推薦! このたびの復刊では、『マイマイ新子と千年の魔法』で作画、テレビアニメ『恋は雨上がりのように』ではキャラクターデザインと作画監督を務めた、今乗りに乗っているアニメーター 柴田由香が、新たな装幀を手掛ける。 そんな楽しみがいっぱいの中年アニメーターによるタイムトラベル物語。 アニメ・ファン必読の書! ▼内容 平凡だが幸せな日々を過ごすアニメーター服部政志の前に、過去から来た中年女性アリアドネ邦子が現れ、政志の15年後の不幸を予言する。その不幸を回避するために、政志は未来へとタイムトラベル。政志は不幸を回避することができるのか? ※本書は、2015年に早川書房より刊行されたものを改訂・再編集して、新装復刊するものです。

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