小説むすび | 2021年発売

2021年発売

あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMTあした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT

二〇四〇年、消費税20%、長引くデフレの影響で荒廃している東京。フリーの看護師園田詠美は、元政治家で、その後は活動家となったかつての高校の同級生の街頭演説に遭遇する。しかし突然、爆発が起こり、その活動家を救出しようとしているさなかに意識が飛ぶ。 コロナ後の世界、そしてMMT(現代貨幣理論)を採り入れた日本経済を描いた、まったく新しい経済SF小説です! 【著者から】 いつまでも続くデフレ。 そしてそれに追い打ちをかけるかのようなコロナ禍。 果たしてこれまで日本の経済政策というのは正しかったのか? MMTに根差した正しい財政出動が行われていたら、 各地で甚大な被害を起こしている異常気象へのインフラ整備、 そしてコロナ禍の際に逼迫した医療機関も、 もっと有効に機能していたのではないか……。 この国の未来を憂い、希望を見出すためにこの小説を書きました。 まだ遅くはありません。 今、私たちの手の上には二つの未来があります。 ───黒野伸一(著者)

9月9日9時9分9月9日9時9分

出版社

小学館

発売日

2021年3月12日 発売

愛される快感と、「人」を想う難しさーー。 バンコクからの帰国子女である高校1年生の漣は、日本の生活に馴染むことができないでいた。そんななか、高校の渡り廊下で見つけた先輩に、漣の心は一瞬で囚われてしまう。漣は先輩と距離を縮めるが、あるとき、彼が好きになってはいけない人であることに気づく。それでも気持ちを抑えることができない漣は、大好きな家族に嘘をつくようになり……。忙しない日本でずっと見つけられずにいた、自分の居場所。それを守ることが、そんなにいけないことなのだろうか。過ぎ去ればもう二度と戻らない「初恋」と「青春」を捧げ、漣がたどり着いた決意とは。 三浦しをんさんも大絶賛!!気鋭の作家が挑む傑作長編、満を持して刊行! バンコク在住の著者だからこそ描けた、国境を超えた名作!! 「影を帯びながらも、なんてまばゆい小説だろう。痛みを抱えて生きる私たちに寄り添って、「きっと大丈夫」とささやきかけてくれるようだ。」 --三浦しをん 【編集担当からのおすすめ情報】 大人でもハッとさせられるシーンの連続に、ページをめくる手が止まらない。主人公の漣が感じている純粋な疑問や違和感に、気づけば一緒になって悩んでいる。読むたび自分が丸裸にさせられ、無垢な部分を呼び起こされ、読み終えたころにはたくさん成長した気がする。それも読むたび何度でも。こんな読書(ゲラ読み)経験は、これまでもなかなかありません! 忙しく過ごす大人のあなたに、絶対に読んでほしい一冊です!!

疫病短編小説集(915;915)疫病短編小説集(915;915)

天然痘、コレラ、インフルエンザ、そして「疫病の後」──繰り返し襲いくる見えない恐怖を描いた作品7編。コロナ・パンデミックとその後の時代を生きるための指針となる一冊。 <目次> 1.疫病 赤い死の仮面……エドガー・アラン・ポー 2.天然痘 レディ・エレノアのマント……ナサニエル・ホーソーン 3.コレラ 見えざる巨人……ブラム・ストーカー モロウビー・ジュークスの奇妙な騎馬旅行……ラドヤード・キプリング 一介の少尉……ラドヤード・キプリング 4.インフルエンザ 蒼ざめた馬 蒼ざめた騎手……キャサリン・アン・ポーター 5.疫病の後 集中ケアユニット……J・G・バラード 解説……石塚久郎 1.疫病 赤い死の仮面……エドガー・アラン・ポー 2.天然痘 レディ・エレノアのマント……ナサニエル・ホーソーン 3.コレラ 見えざる巨人……ブラム・ストーカー モロウビー・ジュークスの奇妙な騎馬旅行……ラドヤード・キプリング 一介の少尉……ラドヤード・キプリング 4.インフルエンザ 蒼ざめた馬 蒼ざめた騎手……キャサリン・アン・ポーター 5.疫病の後 集中ケアユニット……J・G・バラード 解説……石塚久郎

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