2022年11月18日発売
いまから約1800年前、中国統一をめざし天下を三分して戦った熱い漢&女たちがいたー。老若男女の心をたぎらせてきた歴史ロマン『三国志演義』。しかし、全部読むには長いし、登場人物も多いしー。そんな悩みは、もう無用!特濃の8コママンガと極上の解説で、『三国志演義』のエッセンスがざっくりわかります。
僕と彼女は、決して結ばれない運命なのだーー 選ぶのは、恋か、夢か。 冴えない日々を送る大学生のケイタは、4人組アイドルグループ「テトラ」のセンター・実々花の熱烈なオタク。 叶わないと分かりつつも本気で恋をしていた。 一方、高校3年生の実々花は、グループの人気が順調に上がり、熱心に応援してくれるケイタの好意を嬉しく思いながらも、 将来に漠然とした不安を抱えていた。 ある日、実々花は母親との衝突をきっかけに自暴自棄になり、 SNSの情報を頼りに思わずケイタのバイト先へ向かってしまうーー。 NМB48の現役アイドルが本気で描く、切なくも希望に溢れた青春小説
恋の記憶と本が織りなす傑作恋愛ミステリー AI研究者の南雲薫は、15年ぶりに、元恋人からの電話を受ける。彼女は“リセ”の名で活躍する人気イラストレータになっていた。銀行の頭取だった父親が亡くなり、私生児の彼女に遺されたのは、函館にある一軒の家。その家にあるはずの、父が描いた彼女のポートレイトを見つけてほしいと南雲は依頼される。現地に赴くと、そこはアトリエではなく“書庫”だった。南雲は学生の佐伯とともに絵を探し始める。 綺麗に終われなかった恋の記憶と幾千の本が織りなす、切なくも驚きに満ちた恋愛ミステリー。 『未必のマクベス』著者による傑作長編! 他人の込み入った人生や恋愛についての小説を一心不乱に読むくらいには、僕の人生もまた込み入っているのだなと安心しました。 ーーASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文(ミュージシャン) 早瀬さんにしか書けない美しさ、透徹さを、わたしは愛している。 ーー池澤春菜(声優) 【編集担当からのおすすめ情報】 新刊が待望される著者、8年ぶりの長編小説です。
東都大学工学部の早乙女賢一教授は画期的な光量子コンピューター開発において、世界最先端の位置にいた。スーパーコンピューター開発に固執し、研究費を削る日本を見限って、シンガポールと共同開発プロジェクトを現地に立ち上げる。その計画「オペレーション・夜明け」を牽引するのは、かつて凄腕商社マンとしてアジアで活躍するも、挫折を味わった望月嘉彦。元通産審議官にして日本産業振興の裏業師と呼ばれた天童寛太郎は沈みゆく経済大国ニッポンが起死回生を遂げるためにこの計画を利用しようとしていた。早乙女教授の研究は潤沢な資金と設備によって順調に進んでいたが、世界を変えるコンピューターを巡り、大国間の謀略が始まる…。
三年ぶりの一人暮らし、調味料を厳選し、調理器具を買い足しながら、「食べること」を追究する「わたし」の27日間。おいしくってためになる、フードラブ・ストーリー。ナチュラルボーン食いしん坊の初小説!
「俺は藤田幽谷の孫、東湖の子だ。攘夷に生きることが義務なのだ。」 父・東湖の死の真相、密室殺人の罠、瀕死の兵を襲う〈化人〉 幕末の水戸藩士、天狗党の首領格・藤田小四郎の推理と生涯 『恋牡丹』『雪旅籠』でファンの心を掴んだ新鋭が贈る最新作 筑波山で蹶起した天狗党の首領格・藤田小四郎を主人公に描く歴史ミステリ。安政江戸地震で家屋の下敷きになったとされる、父・東湖の死の真相。小四郎自らが巻き込まれた蔵の中での不可能殺人。過酷な行軍だったとされる天狗党西上の際に、戦の晩に現れる殺人鬼〈化人〉の謎など、全四編。『恋牡丹』『雪旅籠』でファンを唸らせた、戸田義長最新作。 ■目次 「天地揺らぐ」 「蔵の中」 「分かれ道」 「幾山河」 後書き
「怒った顔も、恥ずかしがる顔もかわいくて仕方ないんだ」 新妻の龍聖を溺愛するあまり、誰にでも焼きもちを焼くフェイワン。嬉しいけど困った龍聖は…!? 大人気、フェイワンと龍聖の書き下ろしのほか、超真面目な四代目竜王ロウワン、爽やかな五代目竜王シャオワンの物語。 そして初代竜王ホンロンワンが語るシーフォン原初の物語「片割れ月」も収録!