2022年5月26日発売
レクスの運命を握るダブルヒロイン登場!? ギルドで新たな仲間を探すレクスの前に現れたのは「男性の理想を具現化したような女性」のリリー! しかし、一見完全無欠に見える彼女は、実はゲーム時代に俺(レクス)にトラウマを植え付けた最凶最悪の「悪女」で!? 一方、街外れの館では〈死の定め〉を背負った少女と出会い……。 ゲームにはない結末を求め、レクスが未来を変える! さらには外伝「猫と猟犬」も収録!!
異世界召喚されたら大好きなソシャゲの世界!?しかも推しキャラ勇者のパーティに!専属ヒーラーとなるも無能でお荷物?…と思いきや実は私にベタ惚れで!?「私は君を一人の女性として愛している」勇者のチカラを引き出せるのは私とのH!?濃厚に愛をかわして、すっかり恋人同士に。魔王討伐も果たして、ハッピーエンド…のハズがいじわる王女からの横恋慕!?相手は王女様。きっと私は捨てられる!けれど勇者が結婚相手に選んだのは…!?
獣人族の王太子と私は犬猿の仲。 子どもの頃、お見合いして以来、ケンカばっかり ……のハズがいきなり私に熱烈求愛!? 発情期!? キスも甘噛みまで……困りますっ! えっ!! 出会った頃から一途に恋してたなんて? ケダモノ王子×伯爵令嬢の寸止め(?)濃厚ラブコメ!
澤田瞳子氏 絶賛 「ただ、心から愛しただけだった。乱世を生きた人々の哀しいほど澄んだ思いが、時代を越えて我々の胸を強く締め付ける」 時は戦国。茶々(淀殿)は幼い頃、住んでいた城を信長に落とされた。 父が自害に追いやられるも、生まれた時から共に育ってきた大野治長に守られ、逃げることができた。 治長は茶々を一生守ると誓い、茶々も彼にそばに居てもらいたいと願う。 その後、ふたりは柴田勝家の元に身を寄せたが、今度は秀吉に城を攻められ、茶々の母が自害する。 そして二度目の落城を経験した茶々は、秀吉に側室になれと言われてしまい……。 二度の落城。許されぬ裏切り。家康の脅威。 運命に翻弄されながらも、互いを思い合う茶々と大野治長の姿を描く、歴史恋愛小説。 【プロフィール】 佐藤 雫 (さとう・しずく) 1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」(「海の匂い」改題)で第32回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。
大丈夫。昼間だって、見えないけれど星はそこにちゃんとあるから。 南の島で、山奥のホテルで、田舎町の高校で。 星を愛し星に導かれた人々が紡ぐ七つのミステリー。 「南の島へ行くぞ」突然のパパの言葉で石垣島へ旅することに。正直言って、あんまり気は進まない。家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年まではーー(「南の十字に会いに行く」) 小学四年生の九月のこと、同級生の過失で私の右目は取り返しのつかない怪我を負った。世界はぼやけて頼りない姿に変わり果ててしまった。星降る夜に大事な友達と交わした約束もーー(「星は、すばる」) 廃部寸前のオカルト研究会、天文部、文芸部。生徒会に必死で部の存続を訴えると、「じゃあ、スぺミス部ってことで」と、とんでもない提案がーー(「箱庭に降る星は」) 読み終えたら世界が変わる! 〈日常の謎〉の名手が贈る、驚きと爽快な余韻に満ちた全七話。 【著者プロフィール】 加納朋子(かのう・ともこ) 1966年福岡県生まれ。92年「ななつのこ」で第3回鮎川哲也賞を受賞し作家デビュー。95年「ガラスの麒麟」で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞。温かくも鋭い洞察を備えた〈日常の謎〉の名手として、多くの読者の支持を集める。著書に『ささら さや』『七人の敵がいる』『我ら荒野の七重奏(セプテット)』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』などのほか、自らの闘病体験を綴った『無菌病棟より愛をこめて』がある。
天才と謳われる早逝の詩人、シルヴィア・プラス。 作者のショッキングな自死から半世紀以上を経た2019年、未発表短篇「メアリ・ヴェントゥーラと第九王国」が新たに発見され、大きな話題となった。 プラスの短篇について「詩にも長篇にもない独自の魅力が、どの短篇にも見つかるのではないかと思う」と評する柴田元幸氏が、強く惹かれた作品を選んで訳した短篇集。 赤いネオンの点滅する停車場で、両親に促されるままに行先の分からない列車に一人乗り込んだ少女の不思議な体験を描く「メアリ・ヴェントゥーラと第九王国」、大きなハリケーンが来た日の病院の騒動を活写する「ブロッサム・ストリートの娘たち」、人々が眠っているときに見る“夢"を集めることに没頭する女性を描く「ジョニー・パニックと夢聖書」など、大人向け短篇7篇と子供に向けて書かれた「これでいいのだスーツ」を収録。 【収録作品】メアリ・ヴェントゥーラと第九王国/ミスター・プレスコットが死んだ日/十五ドルのイーグル/ブロッサム・ストリートの娘たち/これでいいのだスーツ/五十九番目の熊/ジョニー・パニックと夢聖書/みなこの世にない人たち 【著者略歴】 シルヴィア・プラス Sylvia Plath (1932-63) アメリカの詩人、作家。ボストン生まれ。生前に刊行されたのは詩集『The Colossus(巨像)』(1960)と自伝的小説『ベル・ジャー』(1963 )のみ。死後1965年詩集『エアリアル』、1977年に短篇・エッセイ・日記の抜粋『ジョニー・パニックと夢聖書』、1981年『The Collected Poems(全詩集)』などが出版され、この『全詩集』でピュリッツアー賞を受賞。2019年、執筆から60年以上を経て『メアリ・ヴェントゥーラと第九王国』が刊行された。 【訳者略歴】 柴田元幸(しばた・もとゆき) 1954年東京都生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。著書に『生半可な學者』(講談社エッセイ賞受賞)、『アメリカン・ナルシス』(サントリー学芸賞受賞)など。現代アメリカ文学のみならず、古典も含めて多くの翻訳を発表。トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』の翻訳で日本翻訳文化賞受賞。編集代表を務める文芸誌「MONKEY」および英語文芸誌MONKEY New Writing from Japanでは鮮烈な企画を展開、日米の読者を魅了している。2017年、早稲田大学坪内逍遥大賞受賞。
江戸で噂の、「持つ者は子宝に恵まれる」という宝船の絵。しかし、赤子を失ったある家の宝船の絵から、なぜか弁財天が消えたという。 時を置かずして、北一もよく知る弁当屋の一家三人が殺される。現場で怪しげな女を目撃した北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていく。 本書は、江戸深川の富勘長屋に住み、小物を入れる文庫を売りつつ岡っ引き修業に励む北一が、風呂屋の釜焚きなのに、なぜかめっぽう強い相棒・喜多次の力を借りながら、不可解な事件を解決していく物語。 北一の文庫づくりを手伝っているのは、欅屋敷の「若」や用人の青海新兵衛、そして末三じいさん。岡っ引き見習いとしての北一を応援しているのが、亡き千吉親分のおかみさんや大親分の政五郎、政五郎の元配下で昔の事件のことをくまなく記憶している通称「おでこ」たちだ。 北一応援団とともに謎解き×怪異×人情が愉しめる、著者渾身の大人気シリーズ第二弾!
その日、おれーー八頭大は観光名所となり果てた エジプトは「王家の谷」の目玉ーーツタンカーメンの墓所の地下で宝捜しに励んでいた。 そこへ現れた奇妙でチンケなチビすけは、なんと「クトル君」と名乗り、 偉大なるクトゥルーの宿敵ヨグ=ソトホースを封じる神像があると告げる。 ゆきにべったりの助平坊主を連れて、神像を巡る旅は奇々怪々の連続だった 米ニューオリンズでは 四次元の農家に閉じ込められ、 ロシアの大森林では邪神を招く儀式の生贄にされかかる。 クトルは全く役に立たず、おれたちの身を守るのは、液体装甲と重力場発生装置のみ。 日本へ戻ったと安心など夢のまた夢。 宇宙に浮かぶおれの別荘(リゾート)で 「クトル君」とヨグ=ソトホースの二大邪神はついに対決した。 血よ湧け、肉よ躍れ。そしてキュートな「クトル君」に拍手を! H・P・ラヴクラフト「クトゥルー神話」VS菊地秀行「エイリアン」シリーズ第2弾!
『ウンディーネーー水の妖精』の詩人が書いた大ベストセラー小説が、210年の時を超えて蘇る!--『指輪物語』『ナルニア国物語』の先駆となった冒険ファンタジー小説の原像。汎ヨーロッパのヴィジョンを夢幻に繰り広げた、力と美の奔出する中世騎士道絵巻。本邦初訳。原著全3部中、第1部から第2部前半までを収録(全2巻)。
『ウンディーネーー水の妖精』の詩人が書いた大ベストセラー小説が、210年の時を超えて蘇る!--『指輪物語』『ナルニア国物語』の先駆となった冒険ファンタジー小説の原像。汎ヨーロッパのヴィジョンを夢幻に繰り広げた、力と美の奔出する中世騎士道絵巻。本邦初訳。原著全3部のうち、第2部後半から第3部最終章までを収録。
“Are you guys zashiki-warashi?!” Mr. Yamabiko uttered his favorite phrase. Our teacher always said this when the classroom was too quiet. Ms. Fumiko who was our teacher until the fourth grade, would always scold, “Quiet down,” when it got too noisy. However, our current teacher, Mr. Yamabiko, was the complete opposite. He actually seemed to be in a better mood when everyone was cheerfully talking, or playfully arguing. It was the first time we got in trouble for being too quiet, so we were completely confused. [Author Biography] Noriyoshi Nimura Born in Nagano Prefecture in 1955. Graduate of Tokyo Gakugei University. After working in the international business division of a subsidiary of Time Life Japan, he became an elementary school teacher at a school in Nagano Prefecture. Responsible for regular classes and language classes. Focused on broadcast education, media education, and literary education. Wrote songs influenced from his life with children and performed them together. Performed concerts at local libraries, museums, Japanese poem venues, and schools, while being known for his storytelling, which combines history and classical literature with classical music from a unique perspective. Following retirement, he continues to be an active jazz singer. This work is a greatly revised version of work presented six times in 2017, during literary and storytelling concerts of regular live performances, at the specialty coffee shop “Mame Kobo” in Matsumoto City of Nagano Prefecture. Author of the sci-fi adventure study manga “Rikka Sentai Denchiman” published by Shinshu Kyoiku Publishing Company. Writer for “Let’s Make Anime for TV” for “365 Days of Educational Broadcasting” (Holp Publishing). “Zashiki-warashi in the Classroom” Craft Sha (November 2018) *This work is an e-book version of the book shown to the right. Narrator of “Tanoshii Nihongo”, teaching materials for educating children overseas (Shogakukan). Website :