2022年5月6日発売
露地裏の集団ジェンガ露地裏の集団ジェンガ
変化が与えたものは、希望。そして、ひとりで生きる原動力だった。地方企業に勤める凡庸な会社員が紡ぐ、起業に至るまでの生々しくも鮮明な足跡。組織・企業・生物化学・インターネット・経済的要素が不揃いに混じり合う、ニュータイプの社会派小説。
上海輪舞曲上海輪舞曲
花街で育った賢治は、歳の割にませた少年だった。昭和11年、明治大学の予科に進学した賢治は、広告研究会に所属し、華やかな時代の流れに乗り、広告の研究に情熱を燃やす。卒業後、サークルの機関誌をきっかけに就職した会社は外国向け宣伝誌の制作会社だったが、ある日上海への転勤を命じられる。当時の上海は、“洗練と猥雑”が同居した、まさに“混沌”とした街だった。第二次世界大戦の戦火が激しくなる中、ダンスホールや、バーで出会う人々との交流を通して、「魔都」と称される上海の裏側に、賢治は意図せずして足を踏み入れていくー。激動の時代を生きた若者たちの“熱”を感じる歴史群像劇。
詳注全訳水滸伝(第二巻 第七回〜第十三回)詳注全訳水滸伝(第二巻 第七回〜第十三回)
第二巻 第二回配本(2022年4月刊) 第七回 花和尚 倒(さかさ)に垂楊柳を抜き 豹子頭 誤りて白虎堂に入る 第八回 林教頭 滄州の道に刺配され 魯智深 大いに野猪林を鬧(さわ)がす 第九回 柴進 門に天下の客を招き 林冲 棒もて洪教頭を打つ 第十回 林教頭 風雪山神廟 陸虞候 火もて草料場を焼く 第十一回 朱貴 水亭に号箭を施し 林冲 雪夜梁山に上る 第十二回 梁山泊に林冲落草し 汴京城に楊志刀を売る 第十三回 急先鋒 東郭に功を争い 青面獣 北京に武を闘わす
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