2022年8月15日発売
終わりの象徴終わりの象徴
父の失踪以来、沈む太陽が怖かった咲希。彼女の描く夕日は、死の象徴なのか、希望の光なのか。精神科疾患のある多くの患者と向き合ってきた看護師の著者が紡ぎ出す、心の苦しみに寄り添ったラブ・ストーリー。
サン=サーンスをもう一度サン=サーンスをもう一度
世界中の注目をあつめる指揮者と、彼が忘却の彼方に仕舞いこんだチェリスト。二人が出会い、生み出すハーモニーは抱えた深い悲しみをも包み込んでいく。『白鳥』が結ぶ切なくも美しい愛の物語、開幕。『ラ・カンパネラ』、『愛の挨拶』、『新世界』、『G線上のアリア』クラシックの名曲が彩る、珠玉のラブストーリー。-名門オーケストラを舞台に、愛のシンフォニーは美しいハーモニーを紡ぐことができるのか。
振り子の指す方へ振り子の指す方へ
大手証券会社に勤める春彦は、郁子と順風満帆な結婚生活を送っていたがある日を境に郁子は塞ぎ込むようになり、その変わり果てた姿に頭を悩ませていた。そんな時郁子の姉である亜希子が2年越しに帰国し、2人の元を訪れるがー。
15秒の旅 第4巻15秒の旅 第4巻
1970年代始め、テレビCM業界の末端に潜り込んだ21歳の吉野洋行は、持ち前の度胸の良さと個性的なアイデアを武器に、10年を経ずして、業界大手の制作会社でヒットを連発する監督にまでのし上がった。だが、ある出来事をきっかけに組織のコマとして生きることに限界を感じ、自らの会社を立ち上げる。才能に溢れた若い仲間たちと共に大海原に漕ぎ出した洋行の前には、「バブル」という大波が迫っていた。
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