2022年8月4日発売
☆2023年本屋大賞受賞作☆ 【第168回直木賞候補作】 【第44回吉川英治文学新人賞候補作】 【2022王様のブランチBOOK大賞】 【キノベス!2023 第1位】 【第10回高校生直木賞候補作】 【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】 【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】 【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】 【未来屋小説大賞 第2位】 【ミヤボン2022 大賞受賞】 【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】 などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数! その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。 本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。 ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
聖女として最高峰の力をもつシアには大きな秘密があった。それは、18歳の誕生日に命を落とし、何度も人生を巻き戻っているということ。迎えた11回目の人生も、妹から「偽聖女」と罵られ隣国の呪われた王に嫁げと追放されてしまうが…「やった、やったわ!」-ループを回避し、隣国での自由な暮らしを手に入れたシアは至って前向き。温かい人々に囲まれ、開いたポーション屋は大盛況!さらには王子・エドの呪いも簡単に晴らし、悠々自適な人生を謳歌しているだけなのに、無自覚に最強聖女の力を発揮していき…!?
優秀な魔法師一族に生まれるも「出来損ない」と疎まれているリネット。魔力がゼロだからと婚約破棄され、代わりに選ばれたのは天才ともてはやされる妹だったがー自由を手に入れたリネットはむしろ大喜び!実は錬金術の天才だったリネットは、隣国の王子に才能を見込まれて王家に身を寄せることに。便利な魔道具を考案したりとんでも効果のポーションをあっさり作ったり、開発した新しい特効薬で王妃様を救ったりと大活躍!のびのび充実した錬金術ライフを楽しむうち、その活躍と名声は祖国にも轟いていて…。
王国始まって以来の才媛と名高い王太子妃、ファーディリア。史上最年少で聖女になった彼女は、王太子にその優秀さを妬まれ、辺境の森に追放されてしまう。しかし偶然通りかかった隣国の皇太子に拾われ、妃として大歓迎されて…!?祖国では疎まれていた内政手腕と膨大な魔法の知識を活かせる場を与えられ、意気揚々と領地改革に乗り出すファーディリア。ドラゴンを手懐けたり魔物被害を防いだり、一大産業を興したりと大活躍するうち、帝国はみるみる発展!一方彼女を捨てた祖国は衰退の一途をたどっていて…。