2023年5月22日発売
小説小野小町 百夜小説小野小町 百夜
千年の時を経ても語り継がれる「小町」の名。実作と伝わる和歌を拠り所に謎多き生涯を小説に紡ぎ、この女性歌人を数多の小町伝説から放き放つ。「百夜通い」とははたしてー平安女流文学の原点がここにある。
同志社大学講義録 『ねじまき鳥クロニクル』を読み解く同志社大学講義録 『ねじまき鳥クロニクル』を読み解く
悪に無自覚であってはならないー。人と人との関係の中から悪は生まれ、自らの悪に気づかないことが、さらなる恨みや憎しみを生む。人々の悪が社会の中で増幅すれば、やがて戦争や虐殺事件のような惨劇につながることもある。村上春樹氏の長編小説『ねじまき鳥クロニクル』をテキストとして、資本主義、能力主義、軍国主義など社会システムが生み出す悪から、人間関係の中で生まれる悪まで、人間の「根源悪」の問題についてあらゆる角度から考察する。
おかげで、死ぬのが楽しみになったおかげで、死ぬのが楽しみになった
きみの未来に、幸せの時限装置を仕掛けておいた。定年退職後、無所属、無希望。かつて応援団員だった3人が、友人の通夜で集まった。そこに、「応援団を再結成してくれ」と遺書が届くが…誰を応援してほしいのか分からない!?青春くらい熱くて尊い泣ける「老春」小説!
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