小説むすび | 2024年12月20日発売

2024年12月20日発売

怪と幽 vol.018 2025年1月怪と幽 vol.018 2025年1月

特集は「幽玄鉄道」。鉄道好き作家・有栖川有栖との旅企画、一穂ミチによる新作怪談、澤村伊智×田辺青蛙の探訪企画など。連載も「怪と幽」でしか読めない豪華執筆陣。お化けを愉しみ、お化けを読むなら「怪と幽」! === 特集  幽玄鉄道 「いま・ここ」から別の地へと、我々を運び、繋いでくれる鉄道。それはともすれば、異界との幽玄なる接続口。鉄道は、日常生活から私たちを解き放ち、異なる世界に誘ってくれる装置であり、未知なる文化や存在を運んでくるものでもある。沿線の土地と密接に結びついた旅情や郷愁も味わい深い。そして、日常のなかの鉄道であっても、その運行は人のいのちを預かる仕事。数多くの人生を乗せて今日も列車は走っているのだ。いのちが行き交う所では、怪しい話もまた生まれる。この世とあの世の架け橋となるような、幽玄なる鉄道世界の旅へ、いざ、出発進行! 【ルポ&エッセイ】有栖川有栖 【新作怪談】一穂ミチ 【ルポ】澤村伊智×田辺青蛙 【インタビュー】三上 延 【寄稿】伊藤龍平 【駅ガイド】村上健司 【対談】竹本勝紀×登龍亭獅鉄 【ブックガイド】千街晶之 【名作怪談】江戸川乱歩 + 【グラビア】霧にむせぶトンネル駅 ●表紙 えちごトキめき鉄道「雪月花」 特集のほか、連載など多数! 【小説】京極夏彦、有栖川有栖、澤村伊智、堀井拓馬 【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】東 雅夫、村上健司&多田克己 【怪談実話】ひびきはじめ、煙鳥、松永瑞香 【グラビア】玉川麻衣、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼 【情報コーナー】ヒグチユウコ×名久井直子、我孫子武丸、加門七海、梨、廣田龍平、近藤瑞木、齋藤靖朗、香川雅信、藤川 Q etc.… ・特集 【ルポ&エッセイ】有栖川有栖と行く幻想鉄道旅 【新作怪談】一穂ミチ 「もう忘れます」 【ルポ】澤村伊智×田辺青蛙とめぐる廃線敷探訪  【インタビュー】三上 延 「内田百けん「阿房列車」の魅力 -鉄道旅と怪異ー」 【寄稿】伊藤龍平 「鉄道怪談 今昔物語 -「偽汽車」から「きさらぎ駅」までー」 【駅ガイド】村上健司 「日本全国 妖怪に会える駅ガイド」 【対談】竹本勝紀×登龍亭獅鉄 「鉄道員が語る怪談」 【ブックガイド】千街晶之 「鉄路は異界へと続く --鉄道怪談傑作ガイド」 【名作怪談】江戸川乱歩 「押絵と旅する男」 + 【グラビア】霧にむせぶトンネル駅 ※「内田百けん」は誌面では漢字表記です

【POD】子どもの声、聞いていますか。:子どもが変わる時【POD】子どもの声、聞いていますか。:子どもが変わる時

[商品について] ー「寄り添う」ということは「たたかう」ことー 教室に自分の居場所が見つけられず、次第に心を閉ざしていく子。脳腫瘍と診断され、生死の境をさまよう母親を献身的に支える子。ある出来事をきっかけに、人を信じる気持ちを見失ってしまった子。 主人公の「さと子先生」は、今日も心にさまざまな痛みを抱える子どもたちやその保護者と向き合う。一人の小学校教諭として、そして一人の人間として、彼女は何を思い、何を語るのか。--障害児学級での講師経験を持つ著者が描く、学校現場でのリアルな苦悩と喜びに焦点を当てた感動の短編小説集。 [目次] 1 自分の居場所 2 蛍 3 走る少年 4 さまよう親 5 マンゴーシャワー 6 シクラメン 7 空のにおい 8 扉 9 普通の子 10 卒業 あとがき 著者略歴 [担当からのコメント] 本作を読むと、子どもやその保護者が抱える悩みが実に多様であり、それゆえに学校の先生に課される課題や責任も多大なものなのだと改めて実感します。しかし一方で、先生という立場だからこそ味わえる感動があることも本作は教えてくれます。軽やかな文体でありながら、学校現場のリアルを丁寧に描いた本作。現役の先生はもちろん、将来先生になることを目指して勉強に励む学生さんにもぜひ読んでいただきたい1冊です。 [著者略歴] おにつか るみ 1951年福岡県田川郡生まれ。三重大学教育学部卒業。現在、京都府の小学校で講師(障害児学級)をしながら、執筆活動。 著書に『さとこ先生のホームルーム』(新日本出版社)、絵本『赤いランドセル』(文芸社)

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