2024年6月18日発売
コロナ禍の観光都市・京都に冥官“小野篁”が出現。ラーメン、フルーツサンド、京都水族館に金閣寺と、ご当地グルメに観光名所を堪能する道中、“紫式部”“二島由紀夫”て合流。巨大オオサンショウウオに先導されて着いた劇場では、閻魔大王像がマスクを求めて暴走、七千台のタクシーが蝟集、獄卒の牛頭シェパードと馬頭コリーがコーラスを熱唱し、地獄の修学旅行列車が爆走。そして閻魔の業鏡には、人類史開闢以来の死屍累々の罪業が映し出されていた…。
挫折を味わいながらもひたむきに生き、大人の階段を上っていくー。中学校で出会った最高の仲間たちとの関係、それはずっと続く。生きていく上で、大切なことを教えてくれる儚くも尊い青春ストーリー。
台湾有事は日本有事。 紅旗の攻撃型原潜が跳梁し、空母キラーの弾道ミサイルが牙を剥く。 台湾上空での空戦、台湾東方での海戦と、中国軍と米台軍との戦いが激化する一方で、陸海空自衛隊も奔走し、東シナ海での航空優勢争い、台湾近海での対潜水艦戦、日本の沿岸すらも機雷戦の戦場と化す! 日米はクアッドをはじめとして、各国に対中対抗手段の強化を働きかけ、多国籍軍を編成して対中反攻をはかる。 シー・レーン防衛、与那国島奪回作戦と、多岐にわたる戦場で、男と女、それぞれの思いが交錯する。生還を誓う男女、上司への憧れ、不安、疑問、苛立ち。戦争は必要悪なのか? 戦友の死に、男の叫びが虚空へと消えていく。
古本屋で拾った謎の紙きれをヒントに、藪田は「自分を成長させる方法」を発見した。自分を成長させるには、ターニングポイントを先取りすることだと判断し、財前と積極的に付き合っていく。しかし、性格の合わない蕪木に何かと彼女の学級の問題を相談される。本来なら断るところだが、何事も乗り越えなければ、成長はないと、藪田はターニングポイントを信じて前向きに取り組んでいく。考え方を変え、行動を変え、習慣を変え、余裕を作った藪田だが、選んだ山に思わぬ落とし穴が…。