2024年6月発売
Discover the tranquil wisdom of Chomei's 13th-century masterpiece, Hojoki, as it unveils the beauty of imperfection and the serenity of a simple life amidst the chaos of existence. Hojoki is an introspective poem written in the 13th century by the enigmatic Japanese hermit Kamo no Chomei, who as a young man served in the capital as official court poet but later in life withdrew from society. Composed in a time of devastating fires, floods, earthquakes, droughts and famines, Chomei's masterpiece reflects on the impermanence of things, expressing life's mysterious beauty and the profound wisdom to be found in nature. Chomei paints a vivid picture of the chaos and suffering of the human condition. Amidst this turmoil, he discovers an oasis of calm in a simple mountain hut, where he contemplates the virtues of nature and the wabi sabi beauty of imperfection in all things. 方丈記(英文版) 鎌倉時代前期の1212年に鴨長明によって書かれた名随筆『方丈記』の英訳版。前近代の日本都市史が専門の史学博士、マシュー・スタブロスによる新訳でお届けいたします。繰り返される政変と大火、洪水、地震、干ばつ、飢饉が頻発した不安定な時代に書かれた長明の傑作は、仏教的な無常観を映し出し、人の世の儚さを綴ります。五つの災厄と長明自身の苦悩、そして出家後、方丈庵での隠遁生活までを辿る方丈記は、混沌とした世の中で、不完全であることの美しさと、シンプルな生活の静けさを解き明かします。また本書には方丈記が書かれた時代背景や随筆にみられる文脈的な詳細や文学的引用、そして他著作の影響などを明らかにする学術的な注釈や地図も含まれています。さらに、日本文学研究家レジナルド・ジャクソンの静謐な写真とアートワーク付きで、方丈記の内省的な世界観を深く味わうことができます。
大ヒット『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』待望の続編! 「もし、生まれかわれるならーー今度こそ、君の側にいよう」白昼夢ー佐久間彰 「あなたと出会ったことで、私は変わった。あなたの想いが、私を変えたんだ」水鉄砲ー加納百合 「千代ちゃん、どうか幸せになってくれ。君は絶対に幸せになる」三日月ー石丸智志 「いつかまた必ずお会いできると信じて、ずうっと待っていたの。もう一度あなたに会える日を…」夏の空ー中嶋千代 人気登場人物たちの”その後”が読める短編集。それぞれの物語に号泣!
高校2年の里帆には幼馴染で同級生の颯大と瑞己がいる。颯大は中学時代、名の知れた投手だったのだが、中3の夏に起きた“あること”をきっかけに野球を辞めていた。一方の瑞己は高校進学後も野球を続け実力を上げ活躍していた。里帆は颯大にもう一度野球をして欲しかった。そして、3人で誓った甲子園に行く夢を叶えたかった。しかしそんな時、里帆が病気で余命わずかなことが発覚。颯大は里帆のため、そして過去の自分から脱却するため、再び野球をはじめ、甲子園を目指す。野球×純愛、号泣必至の青春ストーリー。