小説むすび | 2024年9月17日発売

2024年9月17日発売

悪の皇女はもう誰も殺さない(1)悪の皇女はもう誰も殺さない(1)

「お父様に認められたい一心で、わたくしは邪魔者を皆殺しにしたのに…」『悪の皇女』-ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルド。皇帝である父親・ヴァロンタンに愛されるために、気に入らないものをすべて排除していた残虐非道な彼女は、十六歳の頃、突如現れた異母妹のルイーズにすべてを奪われ、悲しみと絶望を抱きながら父に首を斬られてしまうー。しかし、なぜか次に目覚めると、五歳の頃の自分に戻っていて!?この頃にはワガママの限りを尽くし、既に周囲から恐れられ嫌われ始めていたキャンディスは、このままではまた処刑されてしまう。だが、まだどのような行動を取ればいいかわからないキャンディスは…。(そうだ、わたくしは今までと正反対のことをすればいいのね!そうすれば絶対に死ぬことはないはずよ!)前世とはすべての行動を真逆にする“真逆作戦”を実行!?そんなキャンディスの変化に次第に皇帝たちも気づき始めて…!?目指すは誰も殺さない、『いい皇女さま』!?真逆の行動で未来を変える、王宮溺愛ファンタジー!

医療過誤弁護士 銀子医療過誤弁護士 銀子

ステージ1の直腸がんの手術で、術後3日目の大出血により死亡した夫。手術ミスを確信する妻は、銀子に医療訴訟の弁護を依頼する。その病院は、14年前、20代の健康な女性が気胸の手術で命を落とした事件で、銀子が、師匠と仰ぐ弁護士のもとではじめて医療訴訟を戦った病院だった。2つの医療過誤事件を扱うこの小説の登場人物はすべてフィクションだが、実際にあった複数の事件を再構成した内容となっている。 本書は、医療と裁判の両方の現場を知り、医者と弁護士のダブルライセンスをもつ著者にしか書けない内容である。患者側弁護士として医療裁判を戦ってきた著者が、圧倒的に患者側が不利な今の日本の医療裁判のリアルを伝えたいとの思いを、この小説に託している。 2つの事件を経て、「銀子」自身が成長する物語にもなっている。 1 病院で殺された 2 密室での心得 3 長引いた手術 4 ICUにて 5 苦い過去 6 ビデオの衝撃 7 ウソの代償 8 真っ赤なスーツ 9 女の闘い 10 母の無念 11 涙の法廷を終えて 12 被害者はだれか 13 新たな戦い 14 黒づくめの男たち 15 ビデオは語る 16 10分の戦場 17 迫る証人尋問の日 18 父、裁判に出る 19 外科医のプライド 20 違和感の正体 21 戦いは続く

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