2024年発売
現代社会に警鐘を鳴らす著者初の長編SF 「当社は現代科学の及ぶ範囲の事なら何でも致します。契約が成立しさえすれば、その日からあなたはやり直しの権利を持つのです。今すぐドリーム保険に入りましょう!」 合理主義一辺倒の会社に嫌気がさし、恋人も失ったシロタは、その胡散臭い広告の文句に全財産を賭けることにした。だが、それはエリダヌ人が仕掛けた罠で、彼は人体実験の対象にされてしまう。高度な科学力に圧倒されるシロタだが、やがてエリダヌ星も地球も滅亡の瀬戸際にいることを知り……。 豊かな精神性よりも、合理性や効率、利益を求める現代社会に疑問符を突き付ける、著者初の長編SF。
幕府船初の太平洋往復を成功に導いた男 --咸臨丸は蒸気を焚いて、午後三時三十分、浦賀を出航した。……しばらく木村も勝も甲板に立っていたが、風と揺れに耐えられなくなり、船室に降りていった。……友五郎と浜口が羅針盤をのぞいて針路を確認しあっているところへ、万次郎と福沢諭吉がやってきた。-- 数学や測量に造詣の深い笠間藩士の四男・小野友五郎は、開明的な旗本の子・小栗忠順と出会ったことをきっかけに、幕府の海軍伝習所に入所。やがて遣米使節団を乗せるポーハタン号に咸臨丸が随行することになった際は、その航海長として、幕府船初の太平洋往復を成功に導く。 勝海舟、福沢諭吉などの陰に隠れてスポットライトを浴びることのなかったテクノクラートに光を当てた大作の前編。
志々目春香と藤堂遥。 ふたりのハルカが 日本の闇を撃つ TVドラマ化『密告はうたう』の気鋭が放つ 一気読み必至のシン・警察小説! 外国人殺しの裏に潜む悪の正体とは⁉ 警視庁捜査一課殺人犯捜査第二係に所属する女性刑事・志々目(ししめ)春香と後輩の男性刑事・藤堂遥の〈ハルカ〉コンビ。2023年冬、新宿・大久保のマンションで若いベトナム人女性「リンダ」の死体が発見された。彼女の足取りを追うため、二人のハルカは四国・松山へ向かうが、そこには外国人技能実習制度の深い闇が…。不法滞在者に労働をあっせんする謎の人物・Q、そして彼女を殺した真犯人は、一体誰なのか、たどり着いた驚きの真相とは⁉
名探偵は、いつも遅れて現れるーー!? ユーモアミステリの永久定番〈鯉ケ窪学園〉シリーズに新たなバディ登場! 理事長の娘・朝比奈麗華は大のミステリ好き。密室盗難事件、プールサイド昏倒事件…etc、今日も学園で起きる事件を解決しようと現場に出向く。相棒であるミステリ研究会の石橋くんは、昼行灯のような捜査ぶりだが、あるとき突然推理が冴えわたりはじめ……。 『放課後はミステリーとともに』『君に読ませたいミステリがあるんだ』の〈鯉ケ窪学園〉シリーズが20周年を迎えた東川篤哉の、真骨頂にして新境地! 爆笑必至の本格ユーモアミステリ。 目次 第一話 名探偵、密室に現る 第二話 殺人が未遂だった話 第三話 生徒会役員室の攻防 第四話 天使はプールサイドに浮かぶ 第五話 茶室に消えた少女
本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とはーー。 幸福度最高値の傑作小説! <STORY> ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始めーー。 そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。 銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。 そして「王子」は人魚と再会できるのか。 そもそも人魚はいるのか、いないのか……。
異世界の貴族の三男に転生し、手に入れた植物魔法のスキルでゆるゆる生活を楽しんでいるハク。 貧しかった村も活気づいてきたある日、新たなお客・暁の賢者と呼ばれるエルフのアルじーじが屋敷にやってきた。 アルじーじはハクの植物園に興味津々。庭に離れを建てて住み着いてしまう。 グリちゃんやポコちゃんに加えて、姿を現した管理人・モフモフ黒羊の執事メエメエさんやひねくれ研究員のラビラビさんも加わって、植物園はますますにぎやかにーー。 相変わらずちびっ子のままのハクだけど、植物魔法のスキルは尽きることなし!! あったか家族とかわいい小人精霊さんたちに囲まれ、気ままなハクのほのぼのスローライフは続く。
自分が拓いたキャンプサイトに「ミコトの郷」と命名して、ついに郷長となったソウジロウ。醤油などの調味料を作って日本食を再現したり、新しくやってきた天使族も交えて稲刈りを楽しんだり、郷ではのんびりとした暮らしが続いています。 しかし、近くの町には侯爵令嬢が訪れたり、怪しい諜報員が現れたりと何やら騒動が起きそうで……!? チートな元社畜の、等身大の異世界生活、第四弾!
春から高校生になる予定だった少年・佐久平啓介は、ある日突然異世界に召喚される。 女王に勇者として魔王を討伐するよう告げられた啓介は、ラノベで見たことがある展開にワクワクしながら、自分だけの【聖武具】を召喚する儀式に応じるが……。 「え? なにこれ……【カバン】……?」 啓介に勇者として与えられた神器は、春から通う予定だった高校の通学カバンで!? カバンなんて使えないからという理由で、召喚主である女王から追放処分をうけてしまう啓介。その後、最難関ダンジョンに放り出された彼はそのまま死ぬと思われたが……。 「【モンスターの攻撃】を収納しますか?」「え?」 襲ってきたモンスターを収納!? 地球から何でも取り寄せ放題!? さらには他の勇者の能力まで……!? ダンジョンで出会った食いしん坊な伝説の魔獣・スペルヴィアとともに、魔王討伐という任務から解放された啓介は、チートカバンを手に異世界をのんびり旅することに! カバン一つで異世界を旅するとんでもジャーニー物語、開幕!
「……おかしいだろ、勇者。何が、これからはずっと一緒だ、だ」 ゲーム【アポカリプス】の最推しヒロイン・セルヴィアを幸せにするために何度もプレイするも、勇者のハーレムエンドを構成する一員にしかならないことに憤る俺。そんな俺が転生したのは、その【アポカリプス】の世界、しかも勇者の当て馬とネタキャラにされる悪役貴族「カイン」だった。このままシナリオが進むと3年後に勇者に殺されるという事実に愕然とするのだが、目の前のセルヴィアを見て、決意する。 「俺がこの手で、セルヴィアを幸せにしてやればいいんだ!」 俺は前世のゲーマーとしての知識を駆使しながら自らを鍛えていく、セルヴィアとのハッピーエンドをつかみ取るために! 当て馬でしかない悪役貴族になって、解釈違いなシナリオをぶっ壊す! 最強「当て馬」転生ファンタジー!
古民家の裏山も紅く色づき、豊穣の秋が訪れる。 ダンジョン産のハチミツを使ったジャムや焼き菓子をはじめ、美沙たちは栗拾いや焼き芋など秋の味覚を満喫していた。 さらに、フリーマーケットで手作りのアクセサリーを販売したり、ハロウィンの仮装大会で地域との交流を深めたり、海が広がる新たな階層のダンジョンを探索したりとやりたいことがいっぱいでーー 現実もダンジョンも幸せいっぱいの古民家スローライフ、第3弾! 書き下ろし短編「ノアさんの一日」と「フードフォトグラファー五十嵐の美味しい日々」も収録!! 第一章 豊穣の秋です 第二章 七階層探索 第三章 ハンドメイドイベント 第四章 ブランのドロップ 第五章 八階層探索 第六章 秋の味覚を味わおう 第七章 秋祭り 第八章 回復魔法 第九章 九階層探索 第十章 ハロウィンの夜に 書き下ろし ノアさんの一日 書き下ろし フードフォトグラファー五十嵐の美味しい日々
直木賞作家・千早茜が紡ぐ、10の夜の物語。 人気イラストレーター・西淑による美しい挿絵とともに味わう、「眠れない夜」をテーマにした短編集。 「眠らなくてはと、まぶたを閉じる。けれど、目の奥にすこんとした空洞がある」。家族が寝静まった深夜、ひとり台所に佇む時間──第一夜「空洞」 「夜にあるのは、見えない恐ろしさではなく、見ようとしてしまう恐ろしさ」。美しい刺繡を生業とする「わたし」の暮らす土地に、ある日旅人が訪れて──第八夜「繡(うつく)しい夜」 「夜の底の黄金よ、君の寝顔は本当に変わらないから、こんな静かな晩は永遠に続く夜に閉じ込められてしまったような心持ちになるのだ」。眠り続ける「君」の呼吸に、傍らで耳をすます──第九夜「寝息」 ……ほか、夜の世界へと誘う10篇を所収。 【著者略歴】 千早茜 (ちはや・あかね) 1979年北海道生まれ。幼少期をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神(いおがみ)』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。翌年、同作にて第37回泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。『ひきなみ』『赤い月の香り』『マリエ』『グリフィスの傷』『雷と走る』、食エッセイ『わるい食べもの』シリーズなど著書多数。 絵=西淑 (にし・しゅく) 福岡県生まれ。雑誌、広告、パッケージ、書籍の装幀などのイラストレーションを手がける。京都を拠点に活動中。
獣人や魔族を奴隷として売買しているサレンツァ王国。そのオークション会場に行ったリーンがとった行動とは!?
結婚式で父親を失ったマルティーヌは、わずか12歳で伯爵家の当主となる。しかし転生した彼女には、思い描いたものを何でも形にできる「成形魔法」というチート級の能力が備わっていた。この力を駆使して、人々の生活を豊かにしていこうと決意するマルティーヌ。 そんな彼女のもとに、後見人として公爵が現れる。マルティーヌの領地まで馬車で二日もかかる距離にもかかわらず、公爵はここでしか味わえない美味しい食事とお菓子を目的に訪れて…… 公爵をうまくかわしながら、成形魔法を駆使して領地を発展させる、転生少女(実はアラサー)の奮闘記。
「あの、旦那様? 歴史の表舞台に立たせようとするの止めてもらえませんか?」 異世界転生し、魔法を極めた少女は現代日本へ帰ることを決意する。 転移魔法で日本に戻ってきたと思ったらうっかり戦国時代。 さらには、齋藤道三の娘であり、将来信長の嫁になる帰蝶だと勘違いされてしまう。 ただ適当な性格だった少女は、そのまま齋藤道三の娘・帰蝶として過ごし、薬師としてけが人を救っていく。 魔法が使えることも分かり明智光秀を含めた家臣たちに回復魔法を伝授することに。 次第に帰蝶の高貴な行動(?)に斎藤道三、明智光秀をはじめとする、歴史上の主要人物たちが敬意を抱き自然と尊敬の念が集まっていった。 こうして斎藤家の一族として、楽しく過ごしていた帰蝶は、ついに信長と運命の出会いを果たすのだがーー
別荘を買ったケンたちは、せっかく買ったのだからとハンプールでもう少し過ごそうと決めた。 その間に草原エルフのリナライトと仲良くなり、後からやってきた夫のアルデア、息子のアーケルとも打ち解けていく。 するとアルデアから、リナライトが魔獣使いとして復帰できるように助けてほしいと頼まれてしまう。 同じ魔獣使いとして見過ごせないケンは、一緒にテイムしに行こうとリナライトを誘うが……!? そこで彼女が過去のトラウマで魔獣使いでありながらテイムができないことを知る
剣ではなく包丁を、盾ではなく鍋を手に、 魔法のごとき調理法(アイディア)で戦う一人の料理人と、酒場に集う冒険者たちの物語。 待望の第2巻! ヨイシが編み出した迷宮料理により、この街の食事事情は大きく改善。 酒場は腹を空かせた荒くれ冒険者が集い、連日連夜の大賑わいとなった。 ーーそんなある日。 噂を聞きつけ、酒場にふらりと奇妙な風体の男がやって来る。 「君が本物のヨイシだというのなら、これを食べられるようにしてみてくれたまえよ」 その男、吟遊詩人が取りだしたのは、なんと“透明な植物”だった。 投げかけられた無理難題。 しかしヨイシは現代知識を活用し、新たな迷宮料理へと昇華するーー!? 透明玉菜、爆発卵、王侯蜂蜜に昇天キノコ……。 今日も可愛い看板娘と、冒険者が持ち寄る素材で至高の料理を披露しよう。 ※電撃コミックレグルスにて、コミカライズも好評連載中!!
転生した先で優しい家族に引き取られ、四歳を迎えたカイル。 カイルの実母の親族が突然やって来て、一家は大忙し……!? さらにあらたな魔獣?シロが仲間に加わり、幼児の日常はますます賑やか。 「にいちゃん、もふもふだよ!」 「抱きしめたら温かいね」 弟のケインと一緒に雪遊びをしたり、お米を作ったり、新しい神様を誕生させてみたり。 保護者たちとモフモフ魔獣に愛されながら、すくすく成長中! 「家族って増えるものだから」 ちびっこ仲良し兄弟のほのぼの家族ファンタジー、第二弾! 愛され幼児の前途は多難!? ちびっこ仲良し兄弟のほのぼの家族ファンタジー、第二弾!
発売即重版の大人気闇医者ファンタジー! コミックス第4巻も同時発売!
伯爵家嫡子の少年アークは、父から受け継いだ剣聖の技と、自ら鍛えた悪魔的頭脳の持ち主だった。 しかし亡き父の過去のやらかしのせいで冤罪を着せられ、国に巣食う佞臣どもに爵位も領地も没収され、辺境に追放されてしまう! 男爵に降格され、御情けのように寒村の領主にされたアーク。 しかもその村の住人たちと来たら、どいつもこいつも王都を追放されてきた、超有能だが危険人物ばかりだった! ところがアークの考えはーー 「最高だ。何もない寒村かと思えば、人材だけはそろってるんだからな!」 アークは持ち前の深謀遠慮とカリスマで、一人また一人と配下に従えていく。ハーフエルフのメイド、鍛冶爵家の女貴族、猫人の拳法家、犬人の精霊使い、復讐に燃える元大商人に、果ては若き大魔術師も!? 「オレがこの追放村を世界の中心にまで発展させればーーすなわちオレが実質、覇権国家の王様ってことだろ?」