小説むすび | 2025年11月発売

2025年11月発売

死亡フラグの超越者:俺 ハーレムルートはヒロイン全員が死ぬので俺は貞操を死守する(1)死亡フラグの超越者:俺 ハーレムルートはヒロイン全員が死ぬので俺は貞操を死守する(1)

ヒロイン全員を救う唯一の道、それはーー誰とも××××をしないことだ!!  大人の美少女ゲーム『1/8』。選んだヒロイン以外全員が死ぬこのゲームには、誰も見たことのない幻のCGがあった。  元上蓮人はその鍵が友情エンドだと考え一万時間以上プレイするが、「最後の一枚」には一向に到達できない。いつしか昂る欲情も消滅し、少女達への慈愛だけが残った頃、一つのテキストが表示される。 【彼女達を、救いに行きますか?】  迷わず「はい」を選択し、気づいた時には『1/8』の主人公に転生していた。直後、強力な魔物に襲われるも前世の知識を駆使して瞬殺。そして自らに驚愕の眼差しを向ける、養父であり、ゲームの裏ボスであるダンゾウに言う。 「俺をあんたより強くしてくれ」  こうしてヒロイン達からの誘惑に何とか耐えながら、彼は覇道を歩み始める。  全ては、ただ一人の少女だけでなく、八人全員を救うために。

ラプソディー・イン・ギャツビーラプソディー・イン・ギャツビー

発売日

2025年11月14日 発売

ジャンル

小説の音を聴け 100年にわたって読み継がれる フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』に鳴り響く、 「世界のジャズ史」≒ガーシュイン『ラプソディー・イン・ブルー」! ジャズに通暁したアメリカ文学者だから読み解ける ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽。 あの音はまだ鳴り響いている! ==== 1 『グレート・ギャツビー』と 『ラプソディー・イン・ブルー』 『グレート・ギャツビー』出版一〇〇周年の年に 2「世界のジャズ史」が引き起こした衝撃 万華鏡的音楽/ どんな突飛なことも起こりうる時代/文学的サウンドトラック/捉えどころのない音楽/『トリマルキオ』版では/大きなセンセーション/不協和音を受け入れる/パーティー・エイジの本質/アメリカの鼓動/どの時代にも通用する弾力性 3 ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽 トスサラダ的色彩/黄色とブルー/捉えどころのない人物と捉えがたい韻律/アメリカの歌/灰の谷とT・J・エクルバーグ博士の看板/一九二二年/ホール=ミルズ事件 4 ジャズとブルースと『グレート・ギャツビー』 消えゆくものを残す/午前三時という境界線/夜に育まれる想像力/ギャツビーの夢の神髄とビート/アメリカの歴史物語/助手席の視点/デイジーの声/ジャズ・エイジとブルース/ブルースのメロディーを感じ取る 5 「世界のジャズ史」から「ビール・ストリート・ブルース」へ アメリカン・スピリットの原典/ラグタイム/白い音楽と対峙する黒い音楽/ジャズと裏社会/文化的な「ずれ」/ジャズ・エイジの「ずれ」の正体/ニックの感じた「ずれ」/社会的な「ずれ」と個人的な「ずれ」/ 「世界のジャズ史」から「ビール・ストリート・ブルース」へ 6 『ラプソディー・イン・ブルー』という有機的統一体 アメリカそのものの音楽『ラプソディー・イン・ブルー』/ 音楽の力の可能性/ジャズ・エイジの到来を感じる/狂乱の時代/「高尚な文化(ハイ・ブラウ」と「通俗的文化(ロウ・ブラウ)」/メルティング・ポットの音楽/ロウブラウ文化はハイブラウには到達できない/アメリカの統一と統合 7 音符と文章で表されたジャズ・エイジ ルイジアナの沼地地域/ジャズにこめた理想的社会/ジャズの鼓動/ジャズ・エイジの言葉を聴く/オランダの船乗りたちの夢/アメリカの壮大な理念をとどめるために 8 あの音はまだ鳴り響いている!   人生の儚さと永遠の美/アメリカの記 参考文献 定点を持つということ --あとがきに代えてーー

夜明けと音楽夜明けと音楽

「結局のところ物を書くというのは、よく知っている単語の中に、自分の悲しみを見つけること」 なくなったものの痕跡をたどり、孤独とともに創作する詩人イ・ジェニが綴るエッセイ集。 夜の闇に流れる、長く静かな時間に立ち上がる静謐な26編。 ある夜明けには涙のようにあふれる音楽について語り、またある夜明けには悲しみに満ちたプレイリストを思い出しながら詩を読む。 旅先で遭った不慮の事故、長いあいだ不眠症に悩まされたこと、ロックバンドで音楽に心酔していた二十代の頃のこと。 孤独とともに創作する詩人が、母の最期に立ち会い、イヨネスコやボードレールなど文人たちの足跡をたどり生まれた、詩と散文の境界を行き来するような言葉の記録。 ロングセラーエッセイ『詩と散策』(ハン・ジョンウォン)と並ぶ、“言葉の流れ”シリーズの代表作。 1 音楽もしくは孤独、あるいは愛と呼んでいた瞬間 チェチェクー花の別称 涙のようにあふれ出る音楽 誰かがあなたのために祈りを捧げる 文章は上から下へ降り注ぐ 跳躍する曲線があるから、私たちは メタリカフォーエバー その光が私のもとへやってくる 夢はどこから流れてきて、どこへ流れていくのか 事物に慣れた目だけが事物の不在を見る 回復期の歌 私の部屋の旅行ー天井と床のあいだで一週間 麻田ー繰り返し広がる 夜釣りのためのプレイリスト 眠れない夜のためのプレイリスト   2 再び明るむ夜明けのリズムから 未知の書き物 夢から来た手紙ー天上の音を歌うあなたへ 直前の軌跡 夜明けに詩を読むあなたに 暗闇の中から暗闇に向かって イメージは言語を必要とする 言葉が魂へ流れたら 紙の魂 白紙は削除された文章を抱いている 墓地を散策する人の手紙 瞬間の中から、瞬間に向かって 朝の木から夜明けの海まで 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき

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