2025年3月20日発売
============== 愛され続けて6万部突破! ロングセラー『月とコーヒー』 6年ぶりとなる待望の第2集! ============== 2019目の刊行以来、単行本で愛され続け、 異例のロングセラーとなっている 『月とコーヒー』。 人気作家が腕によりをかけて紡いだ とっておきの小さな物語たち。 待望の第2集ができあがりました。 ◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡 ◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険 ◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ ◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋 ◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭 ◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート ◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒 今夜は少し遠いところへ 出かけてみませんか。 世界の片隅に生きる ささやかで優しい 誰かと誰かのお話を あなたにお届けします。
シリーズ第4巻「赤いくつ」は、表題作のほか、「旅なかま」「ひこうかばん」「幸福のうわおいぐつ」「家じゅうの人たちの言ったこと」「いたずらっ子」「アンネ・リスベット」「イーダちゃんのお花」の8篇を収載している。「赤いくつ」は、「人魚姫」「マッチ売りの少女」「裸の王様」と並んで、世界中で愛されているアンデルセン童話のひとつ。赤いくつに魅せられた少女のたどる不思議な運命とは…。「旅なかま」は、病で父を亡くした孝行息子・ヨハンネスが一人旅に出る。ある時、見知らぬ男と意気投合し、一緒に旅をしていく。果たして、その男とは…。ほかにも短い物語が多く、アンデルセンの不思議で幻想的な世界が楽しめる一冊となっている。 赤いくつ 旅なかま ひこうかばん 幸福のうわおいぐつ 家じゅうの人たちの言ったこと いたずらっ子 アンネ・リスベット イーダちゃんのお花