小説むすび | 2025年5月16日発売

2025年5月16日発売

チュートリアルが始まる前に5 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事チュートリアルが始まる前に5 ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事

『ダンマギ』屈指の最強キャラ・黒騎士との激闘の末、新たなパーティーメンバーとして彼を迎え入れた凶一郎。 黒騎士を迎え入れたことで焚きつけられた遥たちの士気も上がり、ついに最終層の攻略へと本格的に動き出す。 凶一郎のこの世界における唯一にして絶対の目的──死ぬことが運命づけられた姉・文香を救う【万能快癒薬(エリクサー】を手に入れるため。 ダンジョン『常闇』最終階層に君臨する最強のボスモンスター、“邪龍”アジ・ダハーカ。 クソッタレな運命(シナリオ)を覆すべく、チュートリアルのただの中ボス、否──『ダンマギ』を愛する転生者は、最強のパーティーメンバーとともに最大の正史叛逆に挑む──! 「キョウくん、必ず無事に帰ってきてくださいね」 「あぁ、姉さん────約束だ」 そして過去最大の大幅加筆により、WEB版でも明かされていないシリーズ最大の“謎”もついに明かされる──! このラノ&つぎラノW上位ランクインで話題沸騰! 過去最大ボリュームで贈る圧倒的カタルシス! ゲーム転生ファンタジー・第5弾!

地方勤務の聖騎士 〜王都勤務から農村に飛ばされたので畑を耕したり動物の世話をしながらのんびり仕事します〜(1)地方勤務の聖騎士 〜王都勤務から農村に飛ばされたので畑を耕したり動物の世話をしながらのんびり仕事します〜(1)

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KADOKAWA

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2025年5月16日 発売

幼い頃から聖騎士になることに憧れ、不断の努力で夢をかなえたジャスティン。だが彼を妬むライバル・ハンクによって横領の濡れ衣を着せられ、地方へと左遷させられてしまう。  のどかな農村で聖騎士としての仕事などあるのか?と不安になるものの、群れからはぐれた魔狼の討伐に始まり、領主の護衛、さらにドラゴンまでもが襲来したり、意外と忙しい日々に追われることに。さらにジャスティンを追って自ら地方勤務を志願した後輩女騎士・エリナとひとつ屋根の下で暮らすことになりーー?  自分を温かく迎えてくれた領主や住民のために剣を振るい、鍛錬の合間に農作業の手伝い……「地方勤務も悪くないかも?」とジャスティンの気持ちが傾きかける一方、騎士団ではジャスティンの事件が何者かの陰謀ではないかと捜査が進められていたのだった。

カバンの勇者の異世界のんびり旅2 〜実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした〜カバンの勇者の異世界のんびり旅2 〜実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした〜

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高慢の魔王・スペルヴィアと神眼の大勇者・ミサカの協力を得て、ダンジョンからの脱出を果たしたカバンの勇者・佐久平啓介。 まずは自分を捜しているというOTK商会へ向かうことにしたのだけど、道中でトラブルに巻き込まれてしまう。そんな啓介の前に現れたのは…… 「その……オタク……さん? なの……?」 「ケースケ殿ぉぉおおおお!」 啓介がずっと捜していたOTK商会のギルマスにして弓の勇者・飯田オタクだった! 見た目がすっかりイケメンとなったオタクさんとの束の間の交流を経て、ひとつのやりたいことを達成した啓介は、次なるやりたいこと「ミサカの解放」のために、旅を再開する。 カバンの更なるレベルアップに必要な経験値を得るため強力な魔物が住む【妖精郷】へと向かうのだが、帝国軍人の少女ディートリヒとその部下ヘルメスが旅に同行することになり……!? チートなカバン片手に、異世界を旅するとんでもジャーニー物語、第2弾!

ダンジョン付き古民家シェアハウス4ダンジョン付き古民家シェアハウス4

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冬を迎え、古民家から見える景色も一面の銀世界へと様変わりする。 炬燵で伸びる猫のノアさんや庭を駆け回るブランを横目に、美沙たちはクリスマスパーティの準備に勤しんでいた。 大切な人たちとご馳走を食べながら美味しいお酒を飲む。そんな当たり前で、でも特別な日常。 古民家でのシェア生活も、もうすぐ一年になろうとしていた。 のんびりとした田舎でのスローライフと、刺激に満ちたダンジョンライフ。 楽しい日々はあっという間に過ぎて、そしてこれからも続いていくーー 幸せいっぱいの古民家スローライフ、第4弾! 書き下ろし短編「シェアハウスのホワイトデー」と「ノアさんの後日談」も収録!! 第一章 冬のはじまり 第二章 十階層探索 第三章 カモ肉とダウン 第四章 十一階層探索 第五章 南の海で遊ぼう 第六章 シェアハウスのクリスマス 第七章 年越しダンジョン 第八章 十二階層探索 第九章 黄金のリンゴ 第十章 冬の終わり 閑話 シェアハウスのホワイトデー 書き下ろし ノアさんの後日談

両膝を怪我したわたしの聖女両膝を怪我したわたしの聖女

決 壊 す る 文 体 ーー圧倒的な感情がほとばしり、膨れ上がり自壊する言葉の群れが未熟な欲望を覆い尽くす。10歳の少女らを閉じ込めるひどく退屈な夏休み、早熟なふたりの過激で破滅的な友情。 スペイン最南カナリア諸島発、世界18カ国語に翻訳の問題作。  ◇ ◇ ◇ スペイン・カナリア諸島に暮らす、10歳の「わたし」と親友イソラ。 せっかくの夏休みは、憂鬱な曇天に覆われていた。薄暗い貧困の地区を抜け出して、陽光のふりそそぐサン・マルコス海岸に出かけたいのに、仕事に追われる大人たちは車を出してやる余裕がない。ふたりの少女は退屈しのぎのため、不潔にして乱暴、猥雑で危うい遊びにつぎつぎ手を染める。 親友というには過激すぎる、共依存的関係性。 「わたし」にとってイソラはまるで聖女のように絶対的な存在だった。イソラが両膝を怪我すれば、舌でその血をなめとった。イソラの飼い犬になりたかった。粗暴な物語に織り込まれた緻密な象徴の数々。子どもらしいイノセンスとは無縁の、深い悲しみに由来する頽廃と陶酔の日々。 イソラと共にある日常は永遠に続くかに思われた。しかしーー  ◇ ◇ ◇ Andrea Abreu, Panza de burro (2020) 装丁:コバヤシタケシ 装画:さめほし「夜明けの海」 あんなに大胆で、あんなに怖いもの知らずに ほんのちびっとだけ イソラ・カンデラリア・ゴンサレス=エレラ 松葉の下のキノコ これは雨になりそうだ クリームを、首にクリームを タイヤをきしませながら行くメタリックのビマー ヨソモンは臭い ウサギを嚙まずに丸ごと食べちゃう フアニータの叫び声は十字路の向こうまで響いた イソラを食べてしまう まだはつ明されてないような愛ぶをしてやるぜ イソラの足がアスファルトを踏む 猟犬みたいにやせっぽち こすりつける 両膝を怪我したわたしの聖女 イエス・キリストの小さな顔 その日はキャベツシチューしかなかった iso_pinki_10@hotmail.com ペペ・ベナベンテのBGM クロウタドリの羽みたいに黒い目 エドウィン・リベラ ジャガイモひとつごとに半キロ 胴体にナイフ イソラが存在しなかったときみたいに 女に残る最後のもの わたしたちはこんなふうに夜の蛾のように ひとりでこする 這い回るトカゲ 広場の上につるした色紙 訳者あとがき

雨雲の集まるとき雨雲の集まるとき

「ただ、自由な国に暮らすのがどういうことなのか、感じてみたいんです。そうしたら、僕の人生の邪悪なものが正されていくかも知れない」 アパルトヘイト時代、南アフリカ。政治犯として刑務所で二年間を過ごしたジャーナリストの青年マカヤは、国境近くに隠れて夜を待っていた。闇に紛れて国境フェンスを乗り越え、新たな人生へ踏み出すために。たどり着いたのは独立前夜の隣国ボツワナの村ホレマ・ミディ。農業開発に奮闘する英国人の青年ギルバートと出会い、初めて農業・牧畜に携わることになったマカヤ。しかし、非人間的なアパルトヘイト社会の南アフリカとはまるで違う、自由の国であるはずのボツワナにも抑圧者は存在した。マカヤはこの国の抱える人種主義や抑圧の問題、人間の善悪、そして干ばつの苦しみを目の当たりにする。深い心の闇を抱えたマカヤは、やがて村人との出会いで傷ついた自らの心を癒していくが……。 「人間がもっとも必要としているのは、他の生命との関わりあいだ。もしかすると、ユートピアもただの木々なのかもしれない。もしかすると」 南アフリカ出身の重要作家ベッシー・ヘッドが、亡命先ボツワナで発表した1968年の長編第一作、待望の邦訳。アパルトヘイトの抑圧から逃れ、自由を求めて国境を越えた青年マカヤは、ボツワナ農村の開発に関わりながら、差別や抑圧、人間の善悪を目の当たりにする。貧困、開発、宗教、民主主義、ジェンダー、部族主義と向き合い、鋭い筆致で人間の本質を描いたアフリカ文学の傑作。

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