2025年6月16日発売
無気力探偵2無気力探偵2
刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴は、究極の無気力にしてどんな無理難題も解決できる天才。たぐいまれな推理力により、刑事からも一目置かれ、様々な事件にアドバイスをしていた。そんな彼のもとに次々と事件が舞い込む。ちぐはぐな交換殺人、豪邸に届いた怪盗からの予告状、作家の謎の自殺、さらには赤い紐を使った連続殺人……。 しぶしぶ事件に挑む智鶴だが、彼を嫌うエリート刑事・上諏訪と対立。どちらが先に解決するのか勝負にーー! 気鋭のミステリ作家のデビューシリーズ2巻が、加筆修正、さらに書下ろしの番外編も追加した完全版として再誕! ・目次 プロローグ 第一章 世にも奇妙な交換殺人 第二章 怪盗が常に華麗とは限らない 第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵 第四章 あてにならないミッシングリンク 番外編 あまりにも不毛な推理合戦 単行本版のためのあとがき プロローグ 第一章 世にも奇妙な交換殺人 第二章 怪盗が常に華麗とは限らない 第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵 第四章 あてにならないミッシングリンク 番外編 あまりにも不毛な推理合戦 単行本版のためのあとがき
高塔幻視高塔幻視
風景を喚起、記憶を生動させる「陸標(ランドマーク)小説」集‼ーー去り行く世紀を幻視させる旧海軍無線塔、断頭台に似て輝かしくも血なまぐさい北京天安門、元素的に耀(かがよ)う象徴の庭=エアーズロック、シアトルに現れた新世紀モノリスーー「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語。 《目次から》高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージングーー新世紀アメリカの風景 高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージングーー新世紀アメリカの風景
PREV1NEXT