2025年8月18日発売
桜丘高校を卒業してから、思い描いた夢に向かって頑張る夏樹たち。 結婚式の準備をする蒼太とあかり、新しい家族を迎える優と夏樹、長いすれ違いの距離を埋める春輝と美桜。 新たに巡り繋がる“春”が訪れるーー。
笑って学べる、健康のススメ 居酒屋「寄ってよね」に集う、ちょっと不器用で愛おしい人たち。 病気のこと、心のこと、地域のことーー 明日を元気に生きるヒントが詰まった温かな物語集。 あなどるな糖尿病 あーあタバコ 孤独になるな タバコ顛末記 遺伝だもん 太って何故悪いのさ 備えあればこわくない もしかして認知症? あとがき
新銀河と地球を結ぶ究極のエネルギーが、いま覚醒するーー 幼い頃から夢の中で銀河の声を聞き、星々のビジョンを感じ取っていた少女・レイア。ある夜、金色の光を纏う存在「アラシオン」との邂逅を経て、彼女の中に眠る力が共振しはじめる。 混沌と調和、破壊と再生が交差する、壮大な宇宙叙事詩。 プロローグ 宇宙の目覚め 第1章 覚醒への旅立ち 第2章 約束の地へ 第3章 未来の扉 第4章 銀河探索 第5章 転換点 第6章 進化の絶頂とその先 第7章 無限と永遠の宇宙 エピローグ 宇宙の新たな詩
残された最後の時間を、誰と、どこで、どう生きる? 「延命措置は望みません。自宅での療養と看取りを望みます」 それでも入院治療を勧める病院の方針に納得がいかない老夫婦は、 前代未聞の脱走計画を企てる! 本当に幸せな最期とは? 生と死の狭間で5人の主人公たちが選んだ それぞれの「旅立ち」のかたちを描く連作短編 「1日でも長く生きていてほしいと延命を願う家族もいれば、 延命よりも自由に死にたい、死なせてやりたいと願う患者や家族もいるんだよ。」(本文より) 医療の発展とともに複雑化する、「終わり」の選択。 自分らしい生き方を最期まで貫くことはできるのか。 命と尊厳に向き合う人々の姿を温かく描いた珠玉の一冊 第1話 尊厳死協会会員 渡瀬訓太郎物語 第2話 戦場カメラマン 蔵谷 奏物語 番外編1 金木医師の微風物語 第3話 『私の本』を書き綴る 風間秀子物語 番外編2 研修会帰りの居酒屋物語 第4話 雑誌編集者 藤本達也物語 第5話 小説家 渡瀬佳代物語
人は生まれ変わりを繰り返し過去世での罪を引き継いで生まれてくる。 それをカルマという。 カルマは同じ罪をお互いが体験し合うことで解消されるらしい。 簡単に言えば過去世で他者の命を奪った者は今世で他者に命を奪われるということだ。 天使はその人間のカルマを破壊することで、今世で過去のカルマと干渉し合わないようにして人間を救っていた。 その美しい天使の女性は天界の中で破壊天使カムナと呼ばれていた。
ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだがーー。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。 2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。 怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。 ……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、ある瞬間、きみの涙は 純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、 いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」 ー本文よりー 涙をめぐる、あたたかな希望のものがたり。
過労でこの世を去ったOL・細野真奈美。ところが次に目を覚ますとーーそこは、前世でハマっていた小説『光を求めて』の世界!? 悲運な王族の少年・ノエルのバッドエンドに納得できず、未練を残して死んだ真奈美だったが、なんと転生先は物語でノエルを冷遇する“悪役実母”レイラだった。 ノエルのバッドエンドを救うため、前世の記憶と推しへの愛をフル活用して今世では“激甘ママ”を目指します! 人が変わったように息子を溺愛するレイラに“冷酷王”と呼ばれる夫もなんだか態度が変わってきて……? 息子のためなら、運命すらねじ曲げてみせる! 推しの未来を全力で守る、母性炸裂・異世界ファンタジー、開幕!