小説むすび | 著者 : レベッカ・ウインターズ

著者 : レベッカ・ウインターズ

ウエディング・ストーリー2018 めぐり逢いウエディング・ストーリー2018 めぐり逢い

不慮の事故で夫とお腹の子を一度に失い、涙に暮れていたアビー。ある日、亡き夫の遺した店で働く彼女のもとに、最近雇った学生の父親で富豪のリックが現れ、娘の採用を取り消すよう圧力をかけてきた。彼の不機嫌な態度に戸惑う一方、忘れていた恋の疼きが…(『さよなら涙』)。リリーは幼い妹を抱え、ときには困窮して路上生活も経験した。8年前、恋人ミケーレの求婚を断ったのは、そんな自分が足手まといになると思ったから。それなのに今、ウェイトレスとして働く職場で、冷たい瞳の奥に情熱をたぎらせている彼と再会してしまうなんて!(『独りぼっちの薬指』)。ベリンダは双子の子供を連れて訪れたミラノで事故に巻き込まれ、救助に現れた医師を見て息をのんだーああ、マリオ!4年前、めくるめく一夜に純潔を捧げた相手。そして双子の父親。幸か不幸か、彼は子供たちをベリンダの親友の子と勘違いしており…(『秘密の双子』)。久々の再会を果たした品行方正な次期伯爵ランドールとワイルドな従兄弟のゲイブ。ひょんなことから、二人は立場を交換ーゲイブは伯爵領で屋敷を管理するフレディと一つ屋根の下で恋の火花を散らし、ランドールは従兄弟の妹分で孤児のクレアに惹かれていく。(『華麗なる義兄弟』)。

祝福のシンデレラ・キス祝福のシンデレラ・キス

15歳の頃から恋い慕う親友の兄アントニオ皇太子と婚約したクリスティーナ。しかし4年も無関心を決め込まれ放置されたことで、この婚約はきっと解消されると覚悟していた。周囲から密かに“醜いあひるの子”とあだ名されてきた私だから…。ところが、ようやく結婚式が盛大に挙げられることになったー彼の妹に降って湧いた醜聞から衆目をそらすためだけに。(『名目だけの花嫁』)。絶世の美男ジェレドと知り合い、強く惹かれたケイは純潔を捧げた。だが、一夜で新しい命を身ごもったことを、著名人の彼に知らせる術はなかった。やむなく独りで子を産み育て、6年が過ぎたある日、片時も忘れたことのなかったジェレドが現れ、ケイの心は愛と戸惑いのはざまで揺れるー我が子の存在を偶然知った彼が、息子を奪うつもりでいるとも知らずに。(『プレイボーイの真実』)。エミリーは結婚して3年経った今も大富豪の夫フィンに夢中。だが彼は前妻といまだに親しく、毎晩帰宅も遅いので、結婚生活は不安に満ちていた。今日は3度目の結婚記念日。腕によりをかけて作った食事は食べる人もないまま冷めてしまった…。とうとう彼女は思い余って夫の会社に乗り込んだ。そこには、一緒にシャンパンを飲む夫と前妻の睦まじい姿があった。(『悲しい嫉妬』)。

魔法のシンデレラ・アンソロジー魔法のシンデレラ・アンソロジー

名家の生まれながら、継母と継妹に虐げられながら暮らすバーサは、自分のバースデーパーティにもかかわらず悪趣味なドレスを着せられ立ちつくしていた。大勢の招待客が美しい継妹に興味を示し、平凡な容姿のバーサには誰も近寄ってこない。そんななか、ドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(『悲しきシンデレラ』)。教師のクリスティンは、両親を亡くしたショックで視力を失った姪を引き取って育てていた。クリスマス間近のある日、姪が広告のモデルに運ばれたのが縁で、北欧の美しい国フリージアの王宮に招待される。姪に同行し、王子のエリックに謁見したクリスティンは、叶わぬ恋と知りつつも一目で恋に落ちたー明日には帰らなければならないのに。(『幸せを呼ぶ王子』)。派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて…。(『恋に落ちた天使』)

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP