2011年4月4日発売
停学中だった不良生徒・高杉が銀魂高校に帰ってきた!復帰早々、春雨高や吉原商と喧嘩上等で火花を散らす高杉一派に、夜兎工番長・神威が殴り込み!ガチンコ学園抗争が勃発する!?これギャグコメディ小説じゃなかったっけ…?せっかく帰ってきたのに、どうなる3Z-。
年上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた…男子校に通う高1の遠藤は、女子校に通う高3の彼女と、年下であることを隠してつきあっている。二人の、SMならぬSSというおかしな関係の行方は?恋もギターもSEXも、ぜーんぶ“エアー”な男子の“純愛”を描く、各紙誌絶賛の青春小説。
社会人五年目で友人なし。恋人は三ヶ月前に出て行ったばかり。そんな私の前に四年間行方知れずだった弟・風太がリーゼントの緑くんと共に現れた。突如始まった、弟との奇妙な共同生活。そんな風太は毎夜、なぜか私の「観察日記」を付け始めたのだが…。短篇「松かさ拾い」に加え磯崎憲一郎氏との特別対談を併録。『ひとり日和』に続く、芥川賞受賞第一作。
「西のはて」の都市国家エトラは、周囲の諸都市と戦を繰り返していた。幼い頃、姉と共に生まれた土地からさらわれ、エトラの館で奴隷として育った少年ガヴィアには、たぐいまれな記憶力と、不思議な幻を見る力が備わっていた。一家に忠誠心を抱いて成長したガヴィアであったが、ある日を境にすべてが変わっていくー。「西のはて」のファンタジー・シリーズ第三作。ネビュラ賞受賞作。
悲惨な事件によって愛する人を失ったガヴィアは、エトラを離れて放浪する。逃亡奴隷の集落「森の心臓」や、生まれ故郷である「水郷」をめぐりながら、旅の途中で出会った人々に助けられ、ガヴィアは自分のふたつの力を見つめ直してゆくー。「西のはて」のファンタジー・シリーズがついに完結。ネビュラ賞受賞、ル=グウィンがたどりついた物語の極地。
乃里子はボリュームのあるバストとはちきれんばかりの肉体の若妻。夫にナイショで、通販で秘密の買物をしている。買物の中身がバイブレーターであることを、ふとしたことで宅配便の運転手の青年・健也に知られてしまう。秘密を知り、興味をそそられた健也は乃里子をデートに誘う。乃里子は年下の男の誘惑をまんざらでもなげに受け入れ、二人は急接近し、背徳の性愛に溺れてゆく。-年下の男との淫らな性愛の原風景がうかがえる会心作。