2022年10月3日発売
イレギュラーで発生した二つ目の“アルカナダンジョン”アレクたちSランクパーティー“終わりなき日々を”は、その調査のため、『夜のない街』レッドローグに向かう。ギルドマスターのローザから明かされた事実。それはー。-突如として多発した“迷宮病”。-出来上がった“アルカナダンジョン”擬き。-その原因に考えられる、“人造ダンジョンコア”の生成。そしてそれらが全て、レッドローグで三年に一度開催される、『炎夜祭』の時期に集中的に起きているということだった。祭りの刹那の中で、“終わりなき日々を”たちが目にするものはー。飼い殺し状態だった元宮廷魔法師の冒険譚、待望の第三弾!
辺境で魔物を倒す役目を負う「対魔貴族」として魔物を倒す日々を送っていたレインは、評価されないどころか唯一の特権すらも奪われ、さらに父からも疎まれてしまったことに疲れ、出奔し遠い遠い村にたどり着く。辺境伯領にあるその村で出会った5人の少女たちの指導役となったレイン。魔物を撃退したり、素材集めに繰り出したり、魔道具造りを教えたり。心安らぐ日常を過ごすレインだが、すさまじい能力を持つため、レインの何気ない行動やちょっとした作成物が、図らずも人の目を引きつけてしまうことにー!?レインのスローライフあやうし!?の開拓ファンタジー、第二弾!
“吸血鬼の国”ブラックオニキス王国へ!地獄炎VS.天獄炎。呪術師フレアの究極奥義が解き放たれ物語はいよいよクライマックスへ!!
“チート級”付与魔術を駆使し、伝説級の剣『燐光竜帝剣』を振るって一躍大陸中に名を馳せる有名冒険者へと成り上がったレイン・ガーランド。次代の勇者候補となったレインは、かつて世界の8割を滅ぼした最凶最悪の竜『光竜王』封印強化のため、偶然出会った伝説級の剣の所有者ヴィクターとともに、ウラリス王国に向かった。だが、時既に遅しー!!復活を遂げた光竜王の圧倒的な破壊力と、謎の美少女二人・ディータとシリルが操る正体不明の能力に対し、追い詰められるレイン、リリィ、マルチナー絶体絶命の危機に際し、ヴィクターが覚醒。そしてレインは究極にして最後の切り札「付与魔術第三術式」を放ったが…!?
「認められません。箱のままであろうとする婚約者も、社交の場に出てこない婚約者も」王国のご意見番と言われる国王の叔父・ニコラス翁が大勢の貴族が居合わせる場で、王子の結婚相手としてモカの『箱』にこもりきりの奇矯な有り様に苦言を呈した。モカ達がニコラスへの対応の練る中、密かに進行する新たなサイフォン王子暗殺計画。「箱入令嬢」モカは勇気を振り絞って、次々と立ちはだかる困難に立ち向かう。初恋の王子との幸せな結婚のためにー!
サラエボ要塞での四ヵ国同盟との決戦のさなか、転移者の猛攻により、壊滅的な攻撃を受けたハイセルク帝国リグリア大隊。転生者である帝国兵ウォルムは、敵軍の総攻撃により意識を失い、苦楽を共にした分隊員の亡骸ごと、墓標と化した曲輪に埋没していた。散った仲間への手向け、祖国への忠誠、仇敵への憎悪。灯る激情は名実ともにウォルムの瞳を濁らせ、冥府の送り火が内部より敵陣を蝕む。攻勢前夜に“鬼火”によって多数の人員と物資を喪失した四ヵ国同盟は、禁忌とされる魔領を焼き払い、人為的に魔物たちの大暴走を引き起こす。繰り返される死守命令。混沌の坩堝と化した最前線に迫る魔物の大波。そして長き眠りから目覚める“意思を持つ天災”-。ハイセルク帝国の存亡を懸けた「防衛戦」が始まる。「小説家になろう」が誇る戦記譚、第2集。
魔王×もふもふ×相撲!!フローチェが相撲で王国を救ってから2年後、皇太子となったリジーとともに、皇太子妃候補となったフローチェは友好国エルフの森共和国へ親善訪問に来ていた。しかし、その最終日にエルフの宰相は突然宣言する。「このたび、エルフの森共和国とアリアカ王国との友好条約は現時点をもって破棄させていただく!」宮殿を逃げ出し、祖国アリアカをめざすフローチェとリジー!(とアデラ)それを追うは、魔王率いる魔界の暗黒相撲の力士たち!燃えるエルフの森!荒野を駆ける相撲列車!そして、逃避行の最中に拾ったかわいい犬!まわしを掴まんとする魔王の魔の手から逃れ、フローチェは勝ち星を得ることができるのか!!回せ相撲魂!貫け相撲道!!今回の冒険は敵中横断三千里しながらの相撲団体戦だっ!!!!
王宮錬金術師カトレアの夢は、便利な魔導具を開発する「魔工師」になること。しかし彼女のアイディアは「女性だから」という理由で婚約者に横取りされてばかりで、しかも彼は出世のためにさっさと別の女性と結婚してしまった。遂にパワハラに耐えかねて王宮をクビになったカトレアだったが、そこに隣国の王子でプロ顔負けの料理人でもあるシャヒルが現れる。そしてシャヒル王子はカトレアを自国にスカウトすると言い出した!!婚約破棄されて仕事もクビになった元王宮錬金術師とお料理大好き王子様のモフモフで美味しいものづくりライフが幕を開ける!
アガサ・クリスティらと、1920〜30年代の“探偵小説の黄金期”を牽引した女性作家ドロシー・L・セイヤーズー探偵らしさと男らしさの狭間で存在の不安に揺れ動く男性探偵の危うさに焦点を当てた、“ピーター・ウィムジィ卿”シリーズの重要な転換期となる奇妙な探偵小説。