2023年7月25日発売
「大好き」が止まらない♥新たな美少女、登場!! 天文学的大ヒットを飛ばした天才高校生作家・上松勇太。その勇太への恋心に今さら気付いた幼馴染・みちる。覚悟を決めて告白をする事にしたが…。そして、勇太の最新作が出版前から超話題に!!?あっという間にアニメ化が決定し、勢いはチート級!!カバーのイラストレーター候補に挙がったのは…VTuberで超絶美少女!?超絶可愛い娘ばかり登場「神作家」争奪ラブコメ、第3幕。
女人禁制のヴタウィン王国の騎士団に臨時の隊長として就任したのは、エルフ女性のギルガ・マサムネさん! 代々仕える王家の末裔「我が君」を捜す彼女は、最強&クールだけど本当は乙女で一途な純真エルフさん。新人騎士のジョンスくんと共に騎士団とその日々を描く、異世界ライフ開幕!
余命宣告を受けたセラピストが、かつて「治療に失敗した」人物をセラピーグループへと迎え入れた。過去の因縁が絡まりあうなか、グループの参加者たちは死、愛憎、性、プライド、そして生の哲学について深く鋭い対話を繰り広げるーー。 本書は実存療法、集団療法の専門家として名高いヤーロムが、セラピー体験の本質を小説として描き出したものである。登場人物たちの告白に釘づけになる、驚きと感動の物語であり、グループセラピーの教科書としての活用も期待できる。
「モブ」に徹したいのに、なんでみんな僕に構うんだ!? 銀河大帝国ーー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。 「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、日々を穏やかに過ごそうとしていた。 ゆえに、イベントが起こりそうなフラグはいつでも全力回避! すると、いつも「なぜか」続々と自滅していく周囲の主人公キャラたち……! どんな依頼に際してもウーゾスは、変わらずモブを貫こうとするのだがーー。 「簡潔に申し上げます。私に乗り換えませんか?」 「私のチームにスタッフとして来てくれないか?」 モブに徹してきたことで培われた、迅速かつ的確な判断力と、些細なことに動じない精神力。 ある者からは畏怖を込め「土埃」と称される能鷹隠爪な彼を、虎視眈々と狙う者が現れはじめ……? 実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。 ここに開幕!
戦争勃発! 絶望的な防衛戦へ突入……でも奇策と新兵器で大戦果!? 名門貴族・ケーニッツ子爵の娘であるクラーラと結婚した領主ノエイン。 貴族社会での立場は盤石となり、辺境領地の運営も順調そのものであったがーー隣国ランセル王国との戦争が勃発し、ノエインにも出兵の王命が下される。 ノエインが任されたのは要塞地帯にある砦の防衛。 主戦場から遠く離れた場所に位置するため、容易な任務だったーーはずが、開戦早々に仲間の砦が陥落してしまい!? これにより上層部が敵の戦略を読み違えていたことが明らかになるも、時すでに遅し。 要塞地帯へ続々と投入される大量の敵兵を相手に、絶望的な防衛戦を強いられる。 そんな状況下でも、ノエインは卓越した傀儡魔法でゴーレムを操り奮戦。 自領で開発したクロスボウやバリスタなどの新兵器も投入し、戦場をコントロールしていく。 さらに戦況を覆す常識破りの奇策を講じて……!? ひねくれ領主の辺境開拓物語、第四幕!
贄となって食べられるはずが、花嫁として魔物の王に優しく愛されてーー!? 幼い頃から、生贄として魔物の王に身を捧げて死ぬことこそが“幸福”だと教えられてきた王国の第二王女・リーディア。 国王や王妃たちから見向きもされず、離れに一人ぼっちで閉じ込められながらも願うのは、せめて課せられた役目をまっとうすること。 ついに迎えた運命の日。 魔物の王・ルイの来訪に人々が怯えるなか、彼から告げられたのは……!? 「やっと見つけた、俺のーー花嫁さん」 生贄としてルイにおいしく食べてもらうため、張り切って自らを差し出すリーディア。 だがルイは彼女を花嫁として扱い、一向に食べようとしない。 さらには、人としての生き方を知らないリーディアに料理を教えたり、外の世界に連れ出したりしてくれる。 初めての温もりに戸惑いつつも、ルイに手を引かれながら優しい日々を重ねていくリーディア。 沢山の温かな感情を得ていくなか、やがて彼女は本当の“幸福”を知るーー。
夏を迎えた「何でも屋」に、聖女来訪!? 季節のお悩みも、仲間の困り事も全部解決してみせます! 魔王討伐の褒美として、自由に生きることを願った暁の魔女レイシー。 プリューム村で何でも屋「星さがし」をはじめるが、なかなか依頼の来ない日々が続いていた。 丘の上にある屋敷で悩んでいると、見かねたアレンに連れられ村に下りることに。 そこでは……夏の「暑さ」というお悩みが待っていた! 話を聞くと、暑い時期は食糧の保存に困っているという。 特に畑に出る村人に持たせる昼食が味気ないものになっているらしい。 その話を聞いたレイシーは依頼として引き受け、「保冷温バッグ」という魔道具を作りあげる! 冷気や暖気を閉じ込める鞄は、村人のお悩み解決はもちろん、商人の手で国中に広がっていきーー!? その頃、レイシーからの手紙を受け取った聖女ダナがプリューム村に向かっていた。 癒やしの力を使い活躍しているダナだが、自分では癒やせない、ある悩みを抱えているようで……? 臆病な最強魔女の『何でも屋』ライフ、第二幕!
導かれた先で待つは女神との邂逅!? ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。 側妃問題を乗り越えた二人は、アルヴィスの生誕祭を迎えていた。そこでエリナの懐妊も公表し、仲睦まじい二人の姿を見た周囲からもたくさんの祝福を受ける。 ーー生誕祭後、王太子妃の懐妊という吉報に王都はお祝いの空気に満ちていた。 しかし、国境からは隣国マラーナの荒廃した現状が知らされる。 同時に妙な胸騒ぎに悩まされるアルヴィス。 女神の眷属であるウォズからもその不安は正しいと告げられ、焦燥感は増すばかり……。 そこで近衛隊の遠征に同行し、女神ルシオラが眠る王家の墓所に足を運ぶことを決める。 国とエリナを守る意思を抱え、墓所に向かうアルヴィス。その先で待っていたものとはーー? これはとある王国のお話。 ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
メキシコ革命を兵士として生きた後、労働者として、変動するメキシコシティの地を這って生きるヘスサという女性は何者かージャーナリストの経験を活かし、一個人の証言を多声的な“女性”の物語へと昇華させた、セルバンテス賞受賞の女性作家によるルポルタージュ文学の傑作長編。本邦初訳。
レジャーと治療、自然のスペクタクル、社交と娯楽、投機と事業、源泉所有権をめぐる資本所有者たちのたくらみと諍い、恋愛と姦通ーー温泉リゾート「モン゠オリオル」を舞台に種々様々な人間たちの「感情」が絡み合う、モーパッサンが描く一大〈人間喜劇〉。