2024年7月18日発売
『全ての色彩を重ね合わせると白になる。ぼくが作るのは、全ての種族をひとつにまとめた「白き国」だ』。異なる種族同士が争いをつづける葡萄海。少年が見た夢は無惨に踏みにじられ、ガトランド王国は滅亡する。黒薔薇騎士団による包囲を突破したガトランド王家の主従七人は小さな飛行艇に乗り、サルペドン子爵の庇護を求めて蛮族が割拠する無法の地、タイタス原野を目指す。しかし目的も性格も異なる七人の旅路は混迷を極め、突如として現れた姫騎士率いる騎兵隊に捕捉され…。唯一無二の王道ファンタジー群像劇、第二弾!
異世界へと逃れたオフィム帝国最後の皇族であるサラを抹殺するため、一人の暗殺者が岐阜の地へと送り込まれる。しかしその刺客ー三人目の異世界人アルバは、自分が捨て石だと見抜いており任務を遂行する気がなかった。彼女は暗殺者として培った技術を生かし、岐阜の地で自由に生きようと目論む。一方、鏑矢探偵事務所では高校生となった永縄友奈が見習いとして働き始める。惣助が舌を巻くほどの才能を現した友奈は、ひょんなことから女子高生探偵として名を上げることになりー。ますます予測不能の群像喜劇、第七弾登場!
「…部長さんって、大人なんですね」ツワブキ高校新1年、白玉リコ。小抜先生の紹介でやってきた、あざとく可愛い後輩女子。そう、俺たちはこの可憐な見た目に見事に騙されていたのである。廃部の危機を救ってくれる天使かと思いきや、まさかトラブルを起こして停学中の超問題児だったとは…。結婚式場への潜入ミッションこと「白玉リコ・リベンジ大作戦」に巻き込まれた文芸部の明日はどっちだ!?負けヒロイン特盛ラブコメ、後輩旋風ふきあれる第7弾!
「僕らの青春は奪われたんだ!」二〇二三年七月、緊急事態宣言も明け日常を取り戻しつつあった僕らは、受験勉強が本格化する前の思い出づくりとして深夜の旧校舎に忍び込んだ。好奇心と背徳感に胸を高鳴らせ、物置部屋の古びた扉を開ける。するとそこには、宇宙服を着た白骨死体が鎮座していた!果たしてその死体は本物なのか?なぜ宇宙服を着ているのか?僕ら幼馴染四人は、その死体を“チャーリー”と名付け、高校最後の夏をかけて奇妙な謎の真相に挑む。第18回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。