2024年8月9日発売
森の魔獣討伐にやってきたクリスは、バッカスと同じく魔剣技師を名乗るムーリーという男と出会う。ムーリーの存在はバッカスも認識していて、二人はムーリーが店主を務める店に様子を窺いに行くことに。歓待してくれたムーリーがふるまうスイーツにすっかり魅了される二人に、ムーリーも親しみを感じるようになる。そして後日、バッカスの工房にやってきたムーリーはバッカスにとある一件を持ち掛ける…。新たな仲間も加わって、ますます充実の異世界魔剣造り&スローライフ物語第2弾!
元Sランクの凄腕冒険者のラルクは周囲に惜しまれながらも、35歳で冒険者業を引退する。友人の紹介でのんびり余生を過ごせる“素敵な村”を紹介され行きついた先は…人が一人もいない廃村。ひょんなことから罠にかかり拘束されたブラックドラゴンを救ったラルク。翌日、彼の下に現れたのはー黒髪の美少女だった!「先日救っていただいた、ドラゴンのディアです!お礼をしにきましたので、よろしくお願いします!」静かに暮らしたいラルクは急にやってきたディアを追い返そうとするが、「命を救われた竜は、恩人に一生を尽くさねばならない」という掟に従わないと竜界から追放されるとディアに泣きつかれてしまい、最終的にラルクは渋々彼女を家に住まわせることに。そして始まる1人と1匹の生活。ディアの重力波で荒れ地を耕して畑を作れば、竜の魔力のせいで謎の作物やドリアードが生まれたり、ハイエルフの少女と出会い問題に巻き込まれたり…ラルクの想像していた余生とは違っていてー。これはうっかりブラックドラゴンを救ったばっかりに、ちょっぴり規格外で騒がしいスローライフを送ることになる、一人の冒険者の物語。
ブッダとイエスの本来の教えは、人間として生きる真の生き方を明示しているギーターの教えと、本質的に全く同じものである。ギーターのサンスクリット原典からの全訳とその要点を解説し、スッタニパータなどに残されているブッダの言葉と、福音書に残されているイエスの言葉に基づき、その共通点を明らかにする。
犠牲はあったものの帝国での事件も解決し、竜王国で伴侶のジェイドと穏やかな日々を送る森川瑠璃。そんな二人のもとに、異世界を旅している瑠璃の祖父ベリルから報せが届く。それは新たな愛し子が転移してきたかもしれないというものだった。情報を集めて警戒をする瑠璃たちだったが、獣王国の愛し子セレスティンと獣王の正妃パパラチアが竜王国に助けを求めてきたことで、すでに獣王国が陥落させられ、危機に陥っていると知ることになる。「急を要します。早く助けに行かないと、獣王様の命が危険です。他の獣王国の人達も」予想もしなかった事態に対応するため、瑠璃は一人で獣王国に向かうのだが…!?精霊と魔法の王道異世界ファンタジー第八弾!!
隣国ディノス王国の辺境伯アレンデールへと嫁いだパトレイア王国第四王女ヘレナ。これまで与えられなかった温かな愛情をアレンデールから注がれ、少しずつ人間らしさを取り戻したヘレナ。しかし、そんな彼女に“悪辣姫”と呼ばれるきっかけをつくったユルヨの影が忍び寄る。「枕元にあるその花は、パトレイア王国にいた頃…ユルヨが好んで私に持ってきていた花です」再び近づいてきた悪意にヘレナは立ち向かうことはできるのか…?噂に塗り固められた“悪辣姫”によるウェディング・ラブストーリー、完結編!