2025年12月4日発売
師冬の野心を断ち切るべく、鬼心仏刀を炸裂させた時行。かつての郎党との一騎打ちは壮絶にして静かな終幕へ──。一方、失脚した直義派だったが、直冬らの奮闘で尊氏軍を退け、戦局は打出浜での決戦へ突入! そして、高一族討伐の好機を得た時行たち。混沌極まる大乱戦の行方は──!?
指吸とのデート中、謎の少女から襲撃を受けた叶羽。少女の正体が天邪鬼だと判明した矢先、暴走した亜人たちが日本各地に突如出現したことが告げられる──!! 一方、叶羽との交際を祖父へと打ち明けた渋谷君は、天邪鬼と出会った時の記憶が呼び起こされ…!? 愛と真実が交錯する、バトルラブコメディ最終巻!!
異星人の星で、順調に野球を広めていく高次だが、森で巨大な生物・ムウムウと遭遇し、危うく捕食される寸前に…。近づく危機を回避するため、ムウムウ狩りを決意したヤルルたち。しかし、戦いに不慣れな一行は、たちまちピンチに陥る。そこで高次は、準備した“ある作戦”の決行へ…! 全ては、愛しい彼女・にいなさんのために。高次の知恵が生み出す次のアイテムは…!?
猫が営むラーメン屋で今日もキビキビ働く珠子。ジュエル不在で迎える連休! “人の手”も借りたい状況で店員たちが魅せる熟練の技と賢さ・可愛さ・強かさ! ラーメン赤猫第13巻力を合わせて営業中!
「マンガで読む」究極の“ソロ”キャラクターブック!! 集英社のマンガ作品の登場人物一人ひとりにクローズアップしたスペシャルセレクションシリーズ! キャラクターの「核」に迫るエピソードだけを厳選してお届け! 奔放でチャランポラン、だけど己の中にある侍の魂は揺らがない──。やる時はやる男・坂田銀時の魅力の“核”に触れる話を、『銀魂』全704訓から厳選&再構成した特別編集版! ギャグからシリアスまで銀時の人生をイッキ読み!
オバケを見えなくするため目薬を点した三重さん。正体不明の空き瓶の味を再現したい許斐さん。病院で広まる黒い影の噂に逆らってみた城井さん。 いろんな恐怖の物語を心ゆくまでご堪能ください──。
繰り返す呪いの連鎖。断ち切る術はあるか── 「カラダ探し」の呪いを止める手掛かりを求め、陸人たちは指切島へと向かう。島で発見した建物を捜索していたところ、高広の前に「赤い石」が現れー!? 「カラダ」を探していく中で、少しずつ成長していく陸人たち。そんな中、高広の記憶に異変が起こり始める──。
時は1971年春、熱気あふれる『少年ビクトリー』編集部。かつて一世を風靡した人気漫画家・来見沢善彦は焦っていた。新作の構想を編集者に見せるも、色よい返事は返ってこない。行き詰まり苦悩だけが募る道すがら、漫画家志望の青年・畑と出会う。才能あふれる畑の漫画を見た来見沢は、ある禁断の手段に出る──。
「魔男」のお披露目パーティーに参加するイチは、クムギの姉である魔女候補生・スピカと対面する。スピカはデスカラス班の記録係をクムギから自分に変更するよう働きかける。姉に負い目を持ち本音を言い出せず下を向くクムギ。そんな中でイチが放った一言とは──!? 一方、魔女会議に出席した予言の魔女・ジキシローネ。魔女達を翻弄する彼女の元に謎の男が忍び寄るー!!
それは遠い憧れや深い愛が 現実へと還る歳月 一瞬のようで 15年ちかく経つかのようで 時も心も留まらない 線香花火みたいな眩い日々 褪せない記憶と かけがえのない友ならできた 私たちが得たその価値は きっと想像の20億倍!
急速に近代化が進む明治時代前期、小谷家の奉公人・種吉は不安定な身分ながらも、桑を刈り、蚕の成長を見守る日々に充実感を覚えていた。しかしある時、同郷の友人・壮介から学問の奥深さを見せつけられる。壮介の奉公先である深沢家は、民間の憲法私案である「五日市憲法」の起草に関わるなど、進歩的な家だった。種吉は壮介の影響により、学びに無関心な主人に内緒で知識を深めようと決意する。そんな折、家出したはずの小谷家の長男・直助が突然帰宅。種吉は東京帰りの直助から文字を習うようになる。一方、世間の景気は次第に陰りを見せはじめ、雇い止めされる奉公人も増えていた。不安が高まる種吉に対し、社会状況の悪化を「人為的な不況だ」と考える壮介は、新たな仲間と共に社会を変革しようと先鋭化し、危機的な状況が迫っていたー。
「キングがホラーの達人なら、リゴッティはホラーの化身だ。」(ニューヨーク・タイムズ)--祈りなのか、呪いなのか。アメリカのカルト作家による救済なき傑作群が、本邦初単行本化。 ・ 「そう、この世界の人々が、神ならぬ新たな神の存在に勘づいていることを漏らしてしまったのは、せいぜい一世紀前のことだった。」 ・ H・P・ラヴクラフトやフィリップ・K・ディックと並び称され、ブラム・ストーカー賞を4度受賞した、文学史上最も危険な作家が、ついに上陸! ・ ・ 【目次】 ・ 戯れ (若島正 訳) アリスの最後の冒険 (白石朗 訳) ヴァステイリアン (若島正 訳) 道化師の最後の祭り (宮脇孝雄 訳) ネセスキュリアル (若島正 訳) 魔力 (若島正 訳) 世界の底に潜む影 (若島正 訳) ツァラル (若島正 訳) 赤塔 (若島正 訳) ・ 編者あとがき 若島正
寒風の中、多摩川の橋上で面識もない5人の男達が怪しげに動き回っていた。突然、彼らのスマホが鳴り、男からの命令を受け、指定された家に侵入した。その直後に1人の男が姿を現し、仲間と共に彼らを逮捕した。この作戦は「仮装刑事」によるもので、刑事・澤村圭一郎は、逮捕はしたものの主犯の姿をつかめずに不満を抱えていた。翌日、澤村は警察庁外事情報部への異動を命じられた。任務は北韓へ潜入し拉致被害者を探索し、全員奪還せよ、との密命だった。過去には家族を失い、正義感から警察官を目指し、地方の警察で順調に昇進して来た澤村だが、この新たな任命ではハングルに堪能な語学力が評価されたようだった。澤村は北韓への潜入に成功し、協力者も得て、ある強制収容所に政府認定の拉致被害者男性が1名、民間団体が拉致嫌疑失踪者と呼んでいる男性2名、政府も民間もノーマークの男性が1名拉致されている事を突き止めた。それにより国内でも拉致被害者問題に焦点が当てられ、様々な困難や葛藤を背負いながらも、国家的な課題として立ち向かうことになる。澤村は「絶対に拉致被害者全員を奪還する」との強い決意を胸に、多くの困難を克服しつつ、日本の平和に影響を与える計画が展開されていく。硬直していた政治も動かざるを得なくなった。澤村を中心に希望を抱いて果敢な行動を続ける彼らの取り組みは新たな時代を迎えるための大きなうねりを形成していく。 第一章/闇バイト/警察庁外事情報部/紋次郎ジイ/第二章/脱北者/ヨドンク強制収容所/再会/第三章/咆哮せよ/帳を裂く夜