2025年7月11日発売
投獄先での自由気ままな楽園づくり、最終章! 前世の食知識×最強魔力で、収容所“最果て”の荒れた土地に野菜畑を増やしていく看守長のスペア。スペアが作る家庭料理も、村人たちの間で広まるように! しかし、近頃の“最果て”を怪しむ国の幹部が突然乗り込んできて…!?「二度と私は誰かの思い通りになどなりません」第二の人生でようやく手に入れた大切な居場所を守るため、スペアは立ち向かう!!
あざとく誘って…甘え上手。 高校1年生な橙田旭には大好きな幼なじみ・紫ノ宮和音がいる。和音が一番、和音が第一な生活を送る旭に塩対応する時もあるけど、実は和音も…。でもずっと一緒にいられるの? いやずっと一緒にいてみせる! 二人がハピネスな最終巻。
私は66歳。孫の世話に明け暮れているある日、幼なじみの中谷クンがボリビアに移住するというニュースが飛び込んできた。中谷クンは、2000年に自著を贈ってくれていた。もしや幻の名作かも。「かゆみ」に着目して、被爆者と子どもたちの出会いを描くというアプローチは、なかなか新鮮だった。私は初めて被爆者の人生を意識できたのかもしれない。
大人のエゴイズムをラフスケッチ風に描いた短編「青鷺の飛ぶ所」、現実の自分と想像の中の子供の自分を交互に描いた実験的手法の表題作「花いろの陰影のあいだに」、小津安二郎作品へのオマージュを込めた小説2作品 「子供、つまり遠い過去の私たちには、説明能力がないだけの鋭敏な観察力があったのではと思う。この実験的な〈想像〉の中に、今日的な問題である格差社会の不平等がテーマの一つとして潜んでいる」(「後記雑感」より) 青鷺の飛ぶ所 花いろの陰影のあいだに
少しずつ距離を縮める宇田と凛理。 その一方で、すれ違いを乗り越え、更に愛が深まった凪紗と茉白。 それぞれが想い合い、物語はフィナーレへと向かっていくー。 見事に百合が咲き誇る圧倒的濃厚百合世界、最終巻。
異世界から転移してきた魔法使い・ロゼ。 島民の女の子・紗菜と一緒に“佐渡ライフ”を満喫中。 佐渡に“秋”が訪れました。七輪でさざえを焼いたり、棚田で稲刈りを手伝ったり。 “食”を楽しみつつ、時にはロゼと月渚が模擬刀での決闘と“スポーツ”も楽しんだり!? 佐渡島での逆転移スローライフ、第5巻!
パンドラで1番かわいい(?)さくらや、麦の妹・小麦も登場し、ますますにぎやかに! またいつもと違うポジションに挑戦して成長しようとする麦や日菜乃に刺激を受けた恵理は…? パンも女の子も“ふっくらもちもち”な本格パン漫画、完結の第3巻!
ある日、異世界転移をしかけていた女子高生の身代わりとなり古代ローマ風の国へ転移してしまったユーリ。 元の世界に帰れないと知り、この世界で生きていくと決意するものの、ユーリが持っているスキルは役立たずだと思われている「雑学」ひとつだけ……。戦うことも、魔法を使うことも、高度な知識を持っているわけでもない彼女は、冒険者ギルドの倉庫係として倉庫整理に励むことに。しかしこの倉庫、とんでもなくゴチャゴチャカオスな状態で……!? 持ち前の明るさと前向きさで数々の困難を乗り越えていくユーリの異世界お仕事改革物語、開幕!
[商品について] ーお父さんを救ってくれたまひるさんのように、今度は私もー 中学卒業まで壮絶ないじめを受けていたものの、高校で出会った沢野まひるという少女に心を救われた矢島健一。そんな健一も、今や妻の京子と、そして不慮の事故により命を落としたまひるからその名をもらった娘のまひるを支える一家の父親となっていたーー。 やがて社会人になった矢島まひるは、学生時代にクラスメイトからのいじめが原因で学校を退学した広瀬守と再会する。当時、広瀬の力になれなかったことを密かに悔いていたまひるは、今もどこか心を閉ざしている様子の広瀬に声をかける。かつて父・健一を救った沢野まひるのように、彼女は広瀬の心を救うことができるのか……。 いじめが人の心に与える傷の深さと、その再生の軌跡を描いた愛と感動の連作シリーズ、ついに完結へ。 [目次] 1 始まりの日・終わりの日 2 かなわぬ夢 3 消えた光 4 フラッシュバック 5 再会と葛藤と 6 父の思い 7 それぞれのバレンタイン 8 時を動かすために 9 心近づきながら 10 二度目のデート 11 本当の気持ちと少しの勇気 12 はじめの一歩 次なる一歩 13 本当の家族へ 14 そしてすべてが繋がった 著者略歴 [担当からのコメント] かつて父・健一の心を救ってくれた沢野まひるはもうこの世にはいませんが、彼女の温かさを知っている矢島夫婦の娘として生まれてきたまひるには、彼女の心がたしかに息づいていると感じます。たとえ体がなくなっても、温かな心は人に受け継がれていく、そんなことを感じさせてくれる感動の力作です。 [著者略歴] 潮 史晶(うしお ふみあき) 本名:大竹裕久 会社員 61歳 著書に 『君との約束』(2015年、文芸社) 『夢かなえます──天使と始まりの赤子』(2024年、22世紀アート、電子書籍、POD書籍) 『君がいなくなってから──続・君との約束』(2024年、22世紀アート、電子書籍、POD書籍) がある