ラノベむすび | 著者 : かれい

著者 : かれい

月とライカと吸血姫(5)月とライカと吸血姫(5)

出版社

小学館

発売日

2019年8月21日 発売

ジャンル

誰がために、月を目指すのか 共和国の宇宙開発が停滞するなか、それまで後手に喫していた連合王国は資金力と組織力を武器に目覚ましい成果を上げ続けていた。一方、焦りを募らせる共和国政府上層部は、人命を軽視した無理難題を現場に押し付ける。 〈ライカ44〉の訓練センターの副長官に昇進したレフは、同じく教官を務めるイリナと後進の育成に励みつつ、自らも月への飛行のため訓練を続けていた。 そんな中、レフの同期であるミハイルとローザが結婚するというニュースが飛び込む。しかしそれは、停滞気味の宇宙開発を隠蔽したい政府によって仕組まれた強制結婚。憤るレフとイリナだが、さらなる理不尽が彼らを待ち受けていて……。 宇宙飛行士は、技術者は「人類の夢」のため、いつだって命がけだ。しかし、国家の威信という名の下に、政府の駒であり続けるのは本当に正しいことなのだろうか。 これは、世界が東西に二分され、月を目指し争っていた時代の物語。その光と陰、表と裏の歴史に、宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。 宙と青春のコスモノーツグラフィティ、新章「月面着陸計画編」ここに始動! 【編集担当からのおすすめ情報】 「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)にて2年連続ランクインを達成!美少女吸血鬼YouTuberの赤月ゆに様やクリエイター集団「H△G」とのコラボも果たし、ますます勢いに乗る「宇宙×青春」の物語! 今巻からいよいよ「月面着陸計画編」が始動。彼らを待ち受ける、史上初の悲劇とは……?

月とライカと吸血姫(4)月とライカと吸血姫(4)

出版社

小学館

発売日

2018年9月19日 発売

ジャンル

そして、宙を夢見る彼らは出会う。 『フライ・ユー・トゥ・ザ・ムーン』の合い言葉が宇宙ブームを盛り上げ、UFO騒ぎにまで発展する一方、月面着陸計画は行き詰まりを見せていた。そんななか連合王国では、『宇宙時代の人類』がテーマの万国博覧会が開幕。『アーナック・ワン』の広報を務めるバートとカイエは『宇宙の平和利用に関するカンファレンス』への参加を要請される。ロケット開発主任のクラウス博士や、若き女王サンダンシアなど、錚々たる面々の参加が決まるなか、あの共和国の英雄二人も急遽登壇することに。 例の行進以来、すっかり仲を深めたバートとカイエ。二十一世紀の未来や宇宙旅行の疑似体験など、仕事を忘れ万博を楽しむ。そして、待ちに待った英雄との対面。二人は未来に思いを馳せ、同じ夢を見る。 ーーーしかし。 「もはや核戦争は避けられません……ならば、先にしかけるべきです」 東西超大国のいがみ合いが、世界に未曾有の危機をもたらす。夢が消えかけるなか、二大国の若者たちは何を想い語るのか。 いまだ宇宙に行くことが奇跡だと思われていた時代……これは、宙に焦がれた人と吸血鬼が目指す、三十八万キロという途方もない旅への序章。宙と青春の物語、待望の第四幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 「このライトノベルがすごい!2018」(宝島社刊)文庫部門総合4位、新作部門3位獲得の話題作!物語は新たな局面に向かいます。また 「コミックDAYS」にてコミカライズも大好評連載中です!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP