著者 : カミツキレイニー
魔女たちは〈オズの国〉で殺し合う。 〈花咲く島国オズ〉--そこでは、島を統治する《エメラルド家》と、それに反発する南部の貴族たちによって組織された〈南部戦線〉による激しい内戦が繰り広げられていた。 オズの国を訪れたハルカリ、ネルたちは、〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触。時を同じくして、オズ島の要所である人口湖〈王のせき止め〉の砦を占拠した〈南部戦線〉と、《エメラルド家》の傘下となった他の家の軍勢との戦闘が勃発した。ハルカリたちもその戦火に巻き込まれる。 さらに、空からは《エメラルド家》の気球部隊が来襲。その中には、九使徒であるパルミジャーノとプルチネッラの姿もあった。それを追うようにして、テレサリサ、ロロ、ジャックたちも〈王のせき止め〉に到着。魔女と魔術師たちが入り乱れ、オズの国の歴史に刻む最大の戦争の幕が切って落とされた。
魔女たちは〈オズの国〉へと集結する。 〈花咲く島国オズ〉--異世界からやって来た男がもたらしたアイデアとテクノロジーにより大いに発展した島国。その異世界人は“オズ王”として人々から崇められ、彼から最も恩恵を受けた《エメラルド家》はやがて、オズ島を支配するほどの権力を持つに至った。 銃器を求めてオズ島へと上陸したハルカリたち海賊団が目にしたのは、島を統治する《エメラルド家》と、それに反発する南部の貴族たちによって組織された〈南部戦線〉による激しい内戦の光景だった。〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーから招待を受けたハルカリたちは、彼女のもとへと向かう。 一方その頃、ロロとテレサリサたちも最凶最悪の魔女と呼び名の高い“西の魔女”を仲間にするため、オズ島へとやって来ていた。エメラルド宮殿を訪れた一行は、二代目オズ王の“カカシの王”と謁見を果たす。だが、彼らはそこで“西の魔女”はすでに討伐され死亡しているという事実を聞かされる。 『魔女と猟犬』コミックス1巻&2巻同時発売! 待望の原作5巻は、いよいよ風雲怒涛の「オズ編」へ突入する。
4年前に処刑された”お菓子の魔女”争奪戦 “首飾りの森”近くの村エイドルホルンで、魔女災害が発生。 4年前にこの村で捕らえられ処刑された“お菓子の魔女”が復活したのだという。その真偽を調査すべく王国アメリアより異端尋問官のカルル、アビゲイル、ザミオ、そして見習い尋問官のエイミーと、その冒険譚を記録すべく宮廷詩人のリオ・ロンドが村へと派遣される。 だが村ではすでに、魔女集めを行っているという“キャンパスフェローの猟犬”と、“鏡の魔女“と思しき人物の姿が目撃されていた。その情報が本当なら、彼らに先を越されて”お菓子の魔女“を奪われることはなんとしても避けねばならないと躍起になるカルルたち異端尋問官。 そんな彼らをよそに、宮廷詩人のリオは見習い異端尋問間のエイミーとともに、村人たちの証言から独自に“お菓子の魔女”へと迫っていく。やがて二人は驚くべき真実に行き当たる……。 そして異端尋問官たち一行は、魔女の潜むという“お菓子の家”がある森へと足を踏み入れる。この先に、彼らの想像を絶する驚愕の事態が待ち受けるとも知らずにーー。
“海の魔女”とイナテラ海の女海賊 “鏡の魔女”テレサリサと“雪の魔女”ファンネルは、キャンパスフェローの女騎士ヴィクトリアと共に船に乗り、大陸を南下していた。 そして、彼女たちの傍らには、九使徒の一人・召喚師ココルコとの死闘で酷い重傷を負ったままファンネルの魔法で凍らせた黒犬ロロの身体ーー。 一行が向かっているのは共和国イナテラの<港町サウロ>。大陸最南端の町だ。 そこには、とある人魚のおとぎ話が伝わっている。大切なものと引き換えに、どんな願いも叶えてくれる“海の魔女”が登場するのはその物語だ。 “海の魔女”には、死にかけた男を蘇らせたという逸話もあった。 肉体に何らかの変化を作用させる魔法の使い手なら、ロロの重傷を癒し、瀕死の状態から復活させることができるかもしれない。 だが、“海の魔女”は、イナテラ海で名を馳せる海賊の一人だ。 海を行き来する貿易商人や探検家たちにとって彼女はまさに海の厄災。話が通じるかどうかもわからない相手だった……。 一方、王国アメリアもまた“鏡の魔女”たちが船で南下中との報告を受け、九使徒たちが行動を開始していた。 「このライトノベルがすごい!2022」にもランクインした、超人気ダークファンタジー第3弾!
『電脳コイル』磯光雄監督の新作を小説化 『電脳コイル」』から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンはーー「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。 大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。 絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのかーー。 『電脳コイル』の磯光雄監督、15年ぶりのオリジナルアニメ『地球外少年少女』を、『魔女と猟犬』のカミツキレイニーが、前後編構成で完全ノベライズ!
『電脳コイル』磯光雄監督の新作を小説化 『電脳コイル」』から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンはーー「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。 大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。 絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのかーー。 『電脳コイル』の磯光雄監督、15年ぶりのオリジナルアニメ『地球外少年少女』を、『魔女と猟犬』のカミツキレイニーが、前後編構成で完全ノベライズ!
静寂に包まれた“氷の城”で巻き起こる殺戮 “鏡の魔女”テレサリサと共にレーヴェを脱出したロロは、魔力の影響で眠り続けるデリリウムを連れてキャンパスフェローへと戻ってくる。だが、王国アメリアによって陥落された故郷は、流血と破壊に蹂躙され見る影もなかった……。 ロロとテレサリサは城下町に作られた隠れ処にて、城から逃げ延びた者たちと合流する。領主バド・グレースの留守を預かる宰相ブラッセリーと、<鉄火の騎士団>の副団長であり、ハートランドの妻であるヴィクトリアをはじめとする九十二名の者たち。 彼らは隠れ処を捨て、<北の国>へ向かうことを決断する。そこには、バドが生前に同盟を結んだ雪王ホーリオが治める<入り江の集落ギオ>がある。きっと助けになってくれるはずとの目算からだった。そして、ロロには<北の国>へ行くもうひとつの目的があった。それは、氷の城に住むという“雪の魔女”を味方につけることーー。 その頃、王国アメリアの王都にあるルーシー教の総本山“ティンクル大聖堂”には、魔術師の最高位を冠する九人の者ーー“九使徒”が集められていた。 衝撃的な展開で刊行と同時に大きな話題を呼んだ本格ダークファンタジー『魔女と猟犬』。その待望の続刊がついに登場。
使命は、厄災の魔女たちを味方につけること 農園と鍛冶で栄える小国キャンパスフェロー。そこに暮らす人々は貧しくとも心豊かに暮らしていた。だが、その小国に侵略の戦火が迫りつつあった。闘争と魔法の王国アメリアは、女王アメリアの指揮のもと、多くの魔術師を独占し超常の力をもって領土を拡大し続けていたのだ。 このままではキャンパスフェローは滅びてしまう。そこで領主のバド・グレースは起死回生の奇策に出る。それは、大陸全土に散らばる凶悪な魔女たちを集め、王国アメリアに対抗するというものだったーー。 時を同じくして、キャンパスフェローの隣国である騎士の国レーヴェにて“鏡の魔女”が拘束されたとの報せが入る。レーヴェの王を誘惑し、王妃の座に就こうとしていた魔女が婚礼の日にその正体を暴かれ、参列者たちを虐殺したのだという。 領主のバドは “鏡の魔女”の身柄を譲り受けるべく、従者たちを引き連れてレーヴェへと旅立つ。その一行の中に、ロロはいた。通称“黒犬”と呼ばれる彼は、ありとあらゆる殺しの技術を叩き込まれ、キャンパスフェローの暗殺者として育てられた少年だった……。 まだ誰も見たことのない、壮大かつ凶悪なダークファンタジーがその幕を開ける。
俺・辰巳千樫は、クラスメートの市ヶ谷すずが好きだ。ラブコメに憧れる、引っ込み思案な不思議系女子。 そんなかわいい彼女との、待ちに待ったデート当日ーーこの関係は始まった。 突然ビルは崩れ、降り注ぐ銃弾の中で、無傷のままの少女。 「……怖がらせてごめんね。私は、異能兵器だよ」 すずを狙ったテロに巻き込まれ死んだ俺は、復興庁終末局によって生き返り、“異能兵器(カノジョ)”が願う“ラブコメのような学園生活”を演出する《お友だち係》に任命され!? たとえ何度死んでも、世界を敵に回してもーー大好きなこの子とデートする。 新世代学園アクションラブコメ、開幕!!
「人間の上でもなく、下でもなく。私たちのすぐそばにいるもの。それが沖縄の神々さ」 怪異を祓うため神々の住む島・白結木島を訪れた春秋の前に現れたのは、地元の少女、空。天真爛漫で島想い、どこまでもフリーダムな彼女に呆れる春秋だったが、空は神様との縁を切ることで怪異を祓う“花人”の後継者ーー春秋が島を訪れた理由そのものだった。未熟ながらも、島の人々とともに怪異解決に挑む少年少女の、沖縄青春ファンタジー! ★イラストシリーズ『蒼囲空』×カミツキレイニーの沖縄タッグが贈る、青春活劇!
六花のマガツカミを巡る戦いの終結! 「何度言ったらわかるの? わたしは六花じゃないーー!」 大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違う一方で、"六花のマガツカミ"を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。 祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。 すべての六花のマガツカミを集め、紙燭龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だったーー。 運命と策謀に導かれ、ついにラティメリアたち「六花のマガツカミ」は集結する。 マガツカミにその身をすべて喰われ、それでも六花が望んだこととは。そして、六花が最後に生んだマガツカミ、ラティメリアの想いは。そして七日はーー。 「決めた。私は、人間を喰うわ」 七日とラティメリアーー人間と喰い神。彼らの戦いは終わり、雪はすべての者に等しく降り続く。 シリーズここに完結!
人喰う神を乗せて、列車は走り続ける 超高級蒸気機関車『カムパネルラ』に乗り込んだ七日とラティメリア。煌びやかな車内装飾に、豪華な食堂車、そして上流階級の乗客たち。そんな浮き世離れした世界とは異にする車両があった。祈祷士たちが強固に警備にあたる物々しい雰囲気……。 この高級列車は、祈祷士協会によって捕らえられた“六花のマガツカミ”の一人である“掴み神”を秘密裏に移送するためにカモフラージュされたものだった。列車に潜入した七日の目的はただひとつ“掴み神”ヘリアンサスを斬ること。タイムリミットは目的地到着予定の深夜まで。そんななか、七日はかつて戦場でともに戦った元六花隊の一人と再会する。 “妖刀使い”獅童巳月ーー彼は“掴み神”ヘリアンサスの移送を監督する看守長となっていた。一方、初めての列車旅行に浮かれるラティメリアもまた、ある人物と出会っていたーー 「やあ、“喰い神”ラティメリア。君は本当に六花に似ているね」 マガツカミを殺す者と護る者、かつての戦友同士が繰り広げる熾烈な攻防戦! それぞれの思惑を乗せて列車は走り続ける。
明かされてゆく七日の凄絶なる過去 “六花のマガツカミ”の存在を報せる手紙を受け取った古川七日は、ラティメリアを連れて夏祭りで賑わうとある町を訪れる。手紙の差出人は、戦時中、ともに最前線で戦った女祈祷士の大坂雪生。七日との再会を喜ぶ雪生だったが、初めて見るラティメリアの容姿に驚愕するーー「六花さんにそっくり……」。戦場において七日と雪生は、七日の姉・六花を中心に編成された祈祷士部隊に属していた(のだトルツメ)。六花から生まれたマガツカミの脅威は七日もよく知っているはずなのに、なぜそれを側に置いておくのか? 雪生はラティメリアを斬るよう忠告するが、七日は取り合おうとしない。そんな折、祭りの最中に、古くから生き長らえる強大なマガツガミ・轢き神が現れる。轢き神の暴走を止めるため、その行く手に立ちふさがる七日だったが……。明らかになってゆく七日の過去と、その姉・六花の存在。そして、ラティメリアの誕生秘話。人間とマガツカミの異種コンビが魅せるダークファンタジー第2弾!
神を憎む男の相棒は、人喰う神の少女 夏の猛暑のさなか、行方不明となっていた少年が凍った死体となって発見された。警察は事件の異常性から“マガツガミ”によるものと判断した……。古来よりこの国には人間に害を為す禍々しい神々“マガツガミ”が存在する。そして、それらマガツガミを討伐する特殊な力を持った者たちを“祈祷士”と呼んだ。連携し独自に組織を作り上げた祈祷士たちは、マガツガミたちと長きにわたり戦いを続けてきたーー。そして現代、天才的な資質を持ちながら祈祷士としての道を捨てた男・古川七日と、可愛らしくも残酷な“喰い神”の少女ラティメリア。人間とマガツガミという許されざる異種間のコンビは、法や常識に縛られることなく、彼らなりの理由と方法でもって禍々しい神々を葬っていく。 カミツキレイニー待望の新作は、「冷徹な最強の男」×「人を喰う神の少女」の異種バディもの! 共闘もするが、たまに殺し合いもする……そんなコンビが見せるダークファンタジー!
『金の卵を産むガチョウ』の読み手・萩原きいろを確保した兼亮たちだったが、“絵本”をばら撒いた元凶である“先生”が彼女の奪還に現れたことで事態は急転、直接対決へー。だが、幻覚を使う『ハーメルンの笛吹き男』の能力は圧倒的だった。村瀬一郎は戦闘不能となり、兼亮は『赤ずきん』のオオカミに取り憑かれるという壊滅的状況に。そして、一郎の壊されてしまった能力を目にした月夜は、“絵本”の作り手のひとり“エディター”の存在に思い至る…。最悪な結末が描かれた“絵本”と、その悪役たちの物語、ついて最終章!
『不思議の国のアリス』の読み手、如月シェリーを捕獲した月夜たちは、彼女を村瀬一郎の自宅へと連行する。しかし彼女を狙っていたのは、月夜たちだけではなかった。『天女の羽衣』の読み手、夏苅小雨による襲撃。また、新たな絵本回収者である作り手の一人“イラストレーター”の登場。村瀬家を舞台とした三つ巴の戦いの末、月夜たちは、戦力の要である一郎が敵側に寝返るという危機的局面を迎えていた…。謎多き男・村瀬一郎と、彼が捜し続ける絵本『桃太郎』。その因果関係が明らかになるとき、新たな悲劇の幕が上がる。
放課後の校舎に突如響き渡る女生徒の悲鳴。文芸部部室にいた兼亮と千鳥が駆けつけると、その女生徒の顔にはガラスを割ったような無数の亀裂が走っていた。これは明らかに“ワーストエンド”による攻撃。正体不明の読み手から出題される“注文”をこなしながら、追撃を開始した兼亮たちだったが、時を同じくして、凶悪な“フック船長”の能力を持つ『ピーター・パン』の読み手までもが動き出す…。学校内で暗躍する新たな読み手たちと、事件の黒幕“先生”の影。そしてついに、兼亮たちは月夜の過去と、“絵本”誕生の秘密を知ることになる。
「それは憂鬱な結末が描かれた、決して読んではいけない残酷な絵本なんだよ」『赤ずきん』の嘘つきオオカミ、『白雪姫』のいじわる王妃、『青髭』の殺人男爵、彼ら悪役たちは“絵本”を所有した人間に取り憑き、その醜い欲望を剥きだしにするー。消えた親友、女子中学生の連続失踪と、高校生・笠木兼亮の周囲で相次ぐ異変。そして、登校中に発生したバスジャックの最中、彼は“絵本”を回収しているという蒼い目の少女・帯刀月夜と出会う…。悪役に借り受けた異能力を使い罪を犯す者と、それを阻止する者たちとの壮絶な戦いの幕が上がる。
「鳥肌モノ」と麻枝准が賞賛した、青春小説 「他に好きな人ができたんだ」 「い、嫌だっ」 彼氏のアメくんにフラれて生きる希望を失った私は、衝動的に学校の屋上へと向かう。身を投げるために。 けれどそこで私は、「ライオン」「ブリキ」「カカシ」と『オズの魔法使い』になぞらえて呼び合う奇妙な3人と出会う。みんな私と同じように死にたいと思っていて、だけど3人は「復讐してから死ぬんだ、あなたもそうしませんか」なんてあっけらかんと言う。拍子抜けして、自殺する気がしぼむ私。そして、アメくんとの思い出に彩られていない唯一の場所である屋上へと、日々、私の足は向くことになるーー。 「独特の空気感を纏ったジュブナイル小説(あえてライトノベルとは呼びません)。オズの魔法使いに登場するキャラクター名で記号的に呼び合う仲間たちの物語なので、その空気が後半まで壊れない。そしてそれを壊す時=その隠されていた登場キャラクターの名前が一気に明かされるシーンは、鳥肌モノでした」と 『CLANNAD』『AngelBeats!』の麻枝准氏が賞賛した、第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ大賞受賞作。誰もが経験する恋愛の痛みを、こぼれ落ちそうな思春期の内面を描き切った、青春小説。