著者 : ツカサ
突如出現した謎の海洋勢力「セイレーン」に対抗するため、人類は軍事連合「アズールレーン」を結成し、反抗を開始した世界ー。アズールレーン形成国家のうちのひとつ、ユニオンの新兵ケイは、建造した駆逐艦の少女・ラフィーとともに、指揮官見習いとしてルルイエ基地に配属された。ケイとラフィーは、ここで教練を受け、試験に合格することで、はじめて一人前の指揮官とその“船”として認められるのだ。ユニオン陣営の個性豊かな“船”の少女たちとともに日々を過ごす中で、ケイとラフィーはどのように絆を深め、一人前と認められるようになっていくのか…!?大人気ゲーム、オリジナル指揮官の視点から描いたスピンオフ小説、待望の刊行!
振り返るのはーこれまでの道。思い描くのはーこれからの道。たとえば、たくさんの眩しい輝きに彩られた、少女たちの日常。たとえば、数々の出会いから幕を開けた、はじまりに至る記憶。そして今、クリスマスパーティーの最中に起こったとある事件。けして色あせることのない、今に続く道の上で紡がれた日々の光景。きっとそれは、守りたいと願った、かけがえのない“今”でー。アンリミテッド学園バトルアクション、これまで様々な媒体で発表されてきたエピソードに、書き下ろし新作を加えた珠玉の短編集!
「うえーん!お兄ちゃーん!」俺はなぜか異世界でも妹の面倒をみることになった。二人でよく遊んだフルダイブゲーム『カオティック・フレイム』に似たこの異世界で。二週間前に失踪した妹、ルリからのメール。指示に従いゲーム内でイベントをこなすと気づけばゲームと同様の異世界へと辿り着いていた!さらにそこには本物のルリがいた!?けれどこの世界では、ルリは過酷な運命を背負わされているようで…。仕方ない、可愛い妹のためにお兄ちゃんが頑張るか。ここならゲーム時代のチームも使えるようだしな。「ここがあたしとお兄ちゃんの愛の巣だよ!ここで思いっきりいちゃいちゃしようね!」可愛い妹のために兄が陰ながら頑張る兄妹ファンタジー!
全ての生命を否定し、他世界そのものを喰らう闇と化した怪物ーアンゴルモア。悠たちの前に現れたその姿は、リヴァイアサン、バジリスク、フレスベルグといった、これまで彼らが倒してきた敵を取り込んだものだった。学園長シャルロットの鼓舞による全人類からの支えを受けて、アンゴルモアを迎え撃つイリスたちブリュンヒルデ教室のメンバー。死の化身たる巨竜に挑む少女たちの姿は、まるで神話の戦乙女のごとく、何よりも凛々しく、そして美しくー。「絶対に…おかえりを言わせてね、モノノベ」穏やかな日々にたどり着くために、今、この時を駆け抜けてー!アンリミテッド学園バトルアクション、堂々の本編クライマックス!
世界を闇に呑み込まんとする第九災厄ー“終焉”のアンゴルモア。悠たちはノインの光で対抗するが、あと一歩のところでイリスが倒れてしまう。ヴリトラによれば、その力は星の寿命を縮めるほどのものであり、光源たるイリスは消滅してしまうかもしれない。悠たちは世界中の人々に呼びかけることで、彼女の負担軽減をはかる。そして決戦前夜。イリスの提案で、皆で遊ぶことにする悠たち。「こういう毎日がこの先もずっと続いていくんだって…そう信じたいの。皆にも信じて欲しかったの。だからいつもみたいに…」生まれる笑顔。それはきっと、たくさんの輝きに彩られた、虹色の欠片たちでー。アンリミテッド学園バトルアクション第十四弾!
イリスに弓を引き、偽物の篠宮都とともに去っていった深月。自らを犠牲にしようとする彼女を止めるため、悠たちは彼女を追う。向かうのは、かつてアトランティス大陸があった場所に残る、最後の不可知領域。だが、そこはサード・ドラゴンー“真滅”のラグナロックの霧に包まれていた。その中に姿を消した深月と都を追って、悠はリーザたちとともに突入するが、そこで彼らが見たものは…!?「もうっ…深月さんは本当にーいつも一人で勝手に悩んで、突っ走るんですから…危なっかしくて仕方がありませんわよ!」冷たい闇の中で、叫んだ言葉を光に変える。霧の彼方に消えた彼女に届くようにー。アンリミテッド学園バトルアクション第十三弾!
二柱の神祖が降臨する中、突如もたらされた“第八特区”設立の報。蓮路率いる“覆いを外す者たち”の残党は、旧横浜に「人間たちだけの理想郷」を樹立させた。混迷を極めるアヴァロンにおいて、湊と照日は“未来”を掴み取るために苦闘する。そんな彼らを嘲笑うかのように、人と神それぞれの思惑は巨大な渦となり、かつてない“災厄”としてアヴァロンを襲う。龍の血を継ぐ少年と復讐に生きる男、激闘の果てに待ち受けるものとは?そして、湊たちが願う「人神共存の理想郷」の行く末はー?遥か遠き異郷幻想譚、ここに終幕!!
世界各地で同時に出現した、すべてを包み込もうとする漆黒の闇。そして、その中から現れたモノは、はるか昔、地球にやってきた五番目の災厄ー“恒生”のバハムートの姿をしていた。バジリスクの権能を受け継いだイリスなら、バハムートを倒せるかもしれない。その希望を胸に、悠たちは戦艦マルドゥークを完成させ、バハムートのもとへ向かう。一方で深月は、悠の彼女への想いが本物なのか、それとも世界を救うための本能に過ぎないのかの間で揺れ動きー。「要するに私はー皆さんの敵だということですよ」ずっと救いを求めて、けれど見つけられなくて、たどりついたのは悲しい決意でー。アンリミテッド学園バトルアクション第十二弾!
ミッドガルへの侵攻を乗り切り、新しい生活を迎えた悠たち。そして学園に、キーリ、ヴリトラ、紫音、ジャンヌが転入してくる。新たな仲間を加えた学園生活は、ゲーム対決や浴衣でお祭りなど、とても賑やかなものになりそうだった。だが、平穏な日常は長くは続かない。様子のおかしいヴリトラ。彼女と深月の間に漂う不穏な空気。そして悠は深月からとある告白をされる。甘い余韻の中、悠が出した答えはー。「汝は既にこの“闇”と出会っているはずだ」それは終わりではなく始まり。加速していく終末への時計。もしもこの想いが偽物でも、このまま闇に呑まれたとしても、その手だけは離さないー。アンリミテッド学園バトルアクション第十一弾!
神祖“源仙”との一件で学んだことを糧に、「人と神の共存」を模索していく湊たち。久方ぶりの平穏もつかの間、第七特区ではある奇妙な病気が蔓延し始めていた。調査に乗り出した湊たちは、神祖“天元”の治める第一特区“天穣の楽園”からもたらされる果実の存在を知る。そんな中で、“天元”の血族であるガブリエルが第七特区へと来訪。湊は、ガブリエルやミカエルとのやりとりを経て、“天元”の真の思惑に至る。本当の“理想郷”とは何なのか。そして、ミカエルの隠された過去とは?遙か遠き異郷幻想譚、楽園に惑う第四幕!
ニブルによるミッドガルへの侵攻。その先鋒たる離反したアリエラ。迫り来るそれらの軍勢を、悠はイリスや深月たちとともに、学園長シャルロットを守るべく迎え撃つ。そして死闘の末、悠の前に立ちはだかったのは、彼の元上官にして、新たなる“英雄”-ロキ少佐だった。ぶつかり合う二人の信念。明かされる廃棄権能の正体。赤い霧の中、因果の果てに待ち受けるのは、全ての可能性を一色に塗り潰す必然か、それとも大切な存在を守れる強さかー。「-私は既に君たちを殺している。運命はもう、定まっているのだよ」背中合わせの誓いを胸に、希望という名の翼を広げ、定められた運命を切り裂いてー。アンリミテッド学園バトルアクション第十弾!
神祖“源仙”の誘いを受け、第四特区にやってきた湊たち。“断界の聖域”と呼ばれるその都では、“源仙”の庇護の下に“人と神の共存”が実現していた。人間が、修練によって幻類と対等の力を得るシステム。それはアヴァロンの理想を体現したものに思われた。しかし、ひょんなことから街の外周区に出た湊と咲良は、そこで力の有無による新たな格差を目撃する。…人間らしさとは、真の共存とはいったい何なのか。そして、咲良の失われた記憶に宿る、大切な“友達”とはー?遥か遠き異郷幻想譚、桃源に舞う第三幕1
イリスだけでなく深月たちクラスメイトの竜紋も変色させてしまった悠は、他の“D”との接触を禁じられ、学園内で隔離されていた。悠のつがいになるか否か、それぞれの選択を迫られる少女たち。そしてついに、ニブルのロキ少佐が動き出す。“灰”のヴァンパイアーミッドガル学園長シャルロットを討つために。差し向けられたのは、かつて悠とジャンヌが所属していたロキ直轄の特殊部隊スレイプニル。そして、欠けた破片を埋めるのはー。「-届けて」止められない想いと、止まらない運命の歯車。終わりの前兆と、終わらせないために叫んだ声。たとえ今、伸ばしたこの手が届かなくても、きっとー。アンリミテッド学園バトルアクション第九弾!
突如、第七特区の空を覆った巨大な浮遊城。それは七柱の一たる“始魔”の居城だった。神祖みずからの来臨に緊張感を増す湊たち。だが、“始魔”の特使として現れたのは人間の少女シーナだった。シーナが湊に“求婚”したことで、事態はさらに混迷を極めるが…。一方、“覆いを外す者たち”も眈々と襲撃の機を伺っていた。蓮路と合流した終奏者、ライオット・レイヤードは厳かに告げる。「私は“始魔”を滅ぼすーこの第七特区と共に」最後に嗤うのは魔女か人か、それとも…?遥か遠き異郷幻想譚、縁がつなぐ第二幕!
無力化された深月。変色してゆくクラスメイトたちの竜紋。そしてヴリトラにより明かされた、ヒトという種の根源に関わる情報ー。それらに揺れる悠たちを、ニブルが竜紋変色者の処分のため襲った。なんとか退けた悠たちの前に、いったんは封じたはずの、篠宮都とクラーケンの子ークラーケン・ツヴァイがふたたび現れる。悠はジャンヌたちとともに戦いをおさめようとするが、説得はうまくいかない。さらに、戦いの中で、イリスに新たな変化が生じて…!?「モノノベはーあたしがどんな風になっても、嫌いにならない?」たとえ何が起きたとしても、きっとこの想いは変わらない。その手だけは離さないー。アンリミテッド学園バトルアクション第八弾!
学園への帰還までの間、悠と深月の故郷に行くことになったブリュンヒルデ教室のメンバー。自らの秘密ー記憶の喪失のことを深月に告白した悠は、“緑”のユグドラシルの支配権を得たティアの力により、ついに記憶を取り戻した。だが、そんな悠たちを、目覚めた二つの厄災が襲う。それは再臨した最初の竜災たる“黒”ヴリトラと、もう一つ、ヒトとドラゴンの新たな世代を紡ぐ存在で…!?記憶のヴェールは取り払われ、よみがえる想いがあふれ出す。ふたりが初めて出逢った、あの場所でー。アンリミテッド学園バドルアクション第七弾!
強まる“緑”のユグドラシルによる悠への干渉。これ以上の侵食を防ぐため、悠たちは東京にあるアスガルの研究所に向かう。そしてレンの父親でもある宮沢所長は、本体を破壊するだけでは倒せないユグドラシルに対し、悠が継承したフレスベルグの能力ー“霊顕粒子”での攻撃を提案した。そのためには悠と高い上位元素生成能力を持つレンとの協力が必要になるが、ふたりの連携はなかなかうまくいかない。そこで、悠たちはみんなで遊園地に行くことになり…!?失われたコミュニケーション。たった一つの欲しかった答え。天才少女の心を開く鍵はー。アニメ化決定のアンリミテッド学園バトルアクション第六弾!
フレスベルグ戦から帰還した悠たちは、学園祭を開くことになった。盛り上がるクラスの中、リーザはどこか浮かない様子。どうやら両親に婚約者を決めさせられるのが憂鬱らしい。そして、悠はリーザの両親の前で恋人役を演じることになる。だがそこに、悠の記憶の鍵を握るドラゴン、“緑”のユグドラシル消滅の情報が入りー!?「…止めませんわ。止めたところで、あなたは行くのでしょう?」「ああーもちろんだ。よく分かったな」「当然です。本日限定とはいえ、わたくしはあなたの恋人ですから」きらめく刹那の祭りの中で、つなぎあった指先だけが、揺れる二つの心を結んでー。アンリミテッド学園バトルアクション第五弾!
“赤”のバジリスクがいよいよ動き出した。視線により海を塩化させて侵攻するバジリスクに対して、無人の火山島を遮蔽物とした遠距離攻撃で撃退をはかる深月たち竜伐隊のメンバー。だが、かつて深月が“紫”のクラーケンとともにその手で討った少女・篠宮都の存在をめぐり、深月とリーザの間にわずかな空隙が生じる。対立、協調ーそして温泉(!)。揺れ動く心を抱えながらも、彼女たちはミッドガルを護るために戦うが…!?「私が兄さんを守るんです!」「いいや、俺が守る」もう二度と届かないもの。今ここで育まれゆくもの。紅に染まった終末を越えて、それぞれの想いはどこへ向かうのかー。アンリミテッド学園バトルアクション第三弾!
“白”のリヴァイアサン撃退から約二週間。悠はうっかり妹の深月の裸を見てしまったりしつつ、クラスメイトたちとつかの間の日常を過ごしていた。そんな中、悠たちのもとに、新たなドラゴンー“赤”のバジリスクが動き出したという情報が入る。一方、時を同じくして、学園に二人の少女が転入してきた。そのうちの一人・ティアは、頭に二本の角を持ち、自らを人間ではなくドラゴンだと主張する。さらに彼女は悠の“お嫁さん”になると言い出して…!?「-わたしは、なあに?」「君はー可愛い、女の子、だよ」暗闇に居場所を探し続けた少女は、光に焦がれ、自らの存在の意味を見つけてゆくー。アンリミテッド学園バトルアクション第二弾!