著者 : 一肇
俺は、何かを忘れている。いや、誰かを忘れている。無二の“戦友”たる夜石の記憶と存在を封印されたナギ。最悪の怪物、「常夜石」のおぞましき企みを暴き、ナギはもう一度夜石を取り戻すことができるのかー。ナギと夜石、最後の異界探索が今、始まる!綾辻行人、栗山千明、辻真先、乙一、虚淵玄。五氏瞠目の才能・一肇が安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す極上の青春怪談小説、ついに大団円!!
生死の狭間も時空も超えた十年前の世界で、「己」の前に現れた黒いドレスの少女は囁く。「-七月三十一日に、みんなみんな死んでしまうんだよ」極上の青春怪談小説、急展開!特別収録=『最前線』にて限定公開され反響を集めた外伝“『Raven Notes』-「鴉の備忘録」あるいは「貪り尽くされる物語」”後編。
美鶴木夜石を、まともな女子高生にする。決意も新たに夜石との同棲生活を始めたナギだったが、心霊写真売りの女の子・七森赤音の“とっておき”の写真が、二人の暮らしに新たな怪異を呼び寄せるー!綾辻行人、栗山千明、辻真先、乙一、虚淵玄。五氏瞠目の才能・一肇が安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す極上の青春怪談小説・急展開!特別収録=『最前線』にて限定公開され反響を集めた外伝“『Raven Notes』-「鴉の備忘録」あるいは「貪り尽くされる物語」”前編
あり得ない場所に、あり得ないものが突如落下してくる武蔵野怪雨現象の最中、再びナギの前に現れた闇色の瞳の美少女・美鶴木夜石。“血の雨が降る時計塔”の背後で蠢く皇鳴学園の歪みの果てに、学園から“消失”した少女・篁亜矢名の影が立ち上がる。「人は、悪意の塊さ」-亜矢名の言葉に瞳を妖しく輝かせ、そして夜石は、“失踪”したー。極上の青春怪談小説、“ファフロツキーズ”編、一挙収録!
夜石に出逢ったやつは七日後に死ぬ。夜石は生きた人間じゃない。夜石が参加したオフ会は恐ろしい結末を迎えるー。知る人ぞ知るオカルトサイト、『異界ヶ淵』であたかも都市伝説のごとく語られる美少女“美鶴木夜石”に出逢ってしまった「俺」こと“ナギ”。それこそが、“知るべきではない物語”のはじまりだった!極上の青春怪談小説、ここに開幕!
俺は、何かを忘れている。いや、誰かを忘れている。無二の“戦友”たる夜石の記憶と存在を封印されたナギ。人から人へと憑き渡り、計算し尽くされた純粋な悪意によって人の負の感情を増幅する最悪の怪物、「常夜石」のおぞましき企みを暴き、ナギはもう一度夜石を取り戻すことはできるのかー!?今、ナギと夜石の最後の異界探索が始まる!一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、極上の青春怪談小説、ついに大団円!
生と死の狭間をすり抜け、時空を超え、生きていた時代からちょうど十年前の過去の世界に住む幸せな一家の次女・Mと出会った「己」の前に現れた不気味な黒いドレスの少女は囁く。「あの家族は、このまま幸せに八月を迎えることはできないんだ。今から二週間ほど後ー七月三十一日に、みんなみんな死んでしまうんだよ」-後に表向き『首吊り館一家惨殺事件』と呼ばれることになる奇妙な事件の裏側に潜む「真犯人」を、「己」は見つけ出すことはできるのか!?一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、極上の青春怪談小説、急展開!
ー美鶴木夜石を、まともな女子高生にする。そんな決意も新たに夜石との同棲生活を始めたナギだったが、ふとした弾みで出会った心霊写真売りの小学生の女の子・七森赤音から売りつけられた“とっておき”の写真が、二人の暮らしに新たな怪異を呼び寄せるー!一筆×安倍吉俊のタッグが描き出す、ありとあらゆる怪異を詰め込んだ極上の青春怪談小説、急展開!
こんなわたしでも、あんな風に誰かの役に立てるとしたら、それはとっても嬉しいなってーちょっぴり気弱な女子中学生・鹿目まどかは完全無欠の“魔法少女”に変身することで、理想の自分になれると信じていたーその残酷な真実を知るまでは…。“魔法少女”ものの新境地を切り開いたTVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を、虚淵玄監修のもと一肇が公式ノベライズ!これは鹿目まどかの目線から語られる、奇跡と魔法の物語。
キュゥべえの恐るべき計画が明らかにされる時、少女たちは自らに課せられた運命の残酷さを知る…。“ワルプルギスの夜”を前に次々と命を散らしていく魔法少女たち。彼女らを救うべく、まどかが下した運命の決断とはー?監修虚淵玄×一肇のタッグで生まれた公式ノベライズ『魔法少女まどか☆マギカ』、ここに完結!
かつて皇鳴学園中に「読めば死ぬ」忌み語をまき散らし、学園から“消失”した“彼岸”と対峙する少女、篁亜矢名。彼女の存在に魅入られた五年前の日々を回想するオカルトサイト管理人・クリシュナさんが語る亜矢名の言葉ー人は、悪意の塊さーに、美鶴木夜石の闇色の目は妖しく輝く。それが、夜石の“失踪”事件の始まりだったー!一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、極上の青春怪談小説、「ファフロツキーズ」編、ついに完結。
「もう、美鶴木夜石とは関わらないこと」知る人ぞ知る本物のオカルトサイト、『異界ヶ淵』管理人のクリシュナさんの忠告もつかの間、再び俺の前に現れた闇色の瞳の美少女・夜石は呟く。「なぜ、あの時計はいつも遅れるのかしら」血の雨が降る皇鳴学園の時計塔、転生する猫、読めば死ぬ呪いの書…。あり得ない場所に、あり得ないものが突如落下してくる武蔵野怪雨現象の最中、皇鳴学園の歪みの果てに「もういるはずのない少女」の影が立ち上がる…!一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、ありとあらゆる怪異を詰め込んだ極上の青春怪談小説がここにある。
俊英・一肇による“ありとあらゆる怪異を詰め込んだ青春怪談小説”『フェノメノ』より、第一章にあたる『願いの叶う家』を朗読バージョンで完全リライト。栗山千明が“暗闇の恐怖”を演じ、朗読したピクチャーレーベルCDと、安倍吉俊+なまにくATKのタッグがおくるフルカラーハードカバーブックレットをパッケージ化した星海社朗読館シリーズ第六弾。
高校入学式の翌日、語木璃一は公園で一人の女の子に出会う。その少女は桜の木の枝に荒縄をくくりつけている。うーん、ひょっとしてこれは首吊りってやつですか?桜の花びらが降り、少女が宙に浮かぶ…と、同時にぶちんと音がして少女はそのまま落下!「げうー。もう百二十二回め!また首吊りに失敗!」-自殺を試みようとするたびに天変地異が巻き起こり絶対に死ねない少女・なゆた。そんな彼女に一目惚れしてストーキングする少年・璃一。桜の下で巡りあい“括る繰る”でクルクル回る不思議な恋物語のはじまり。
いるのかいないのか誰もが定義できない幽かな存在ー亡霊。皇鳴学園高等学校一年、渡崎トキオはヘタレなうえに霊体験皆無のオカルトマニア。そんな彼の呑気な日常は、奇人にして美貌の転校生・神野江ユイと出逢ったことから揺らぎ始める!神野江は言うー「すべてが、逆なのだわ」。赤く染められた部屋、口にすると憑かれる言葉…この世にひそむ“霊かなもの”を次々と暴く神野江ユイに圧倒されながら、トキオが最後に辿り着いた彼岸の真実とはー?新感覚学園オカルティックホラーここに登場。