著者 : 中西鼎
小学生の時からの幼馴染・藤代瑠音(ふじしろ るいん)は、誰だって自然と振り返ってしまうような美人だ。突き抜けるように快活で、いつでもオシャレで、みんなの注目のギャル。そしてーー自他ともに認めるビッチだ。常にセフレがいて、昨日も駅前でイケメンとイチャついているのを目撃した。 一方の俺こと宮澤恆(みやざわ わたる)といえば学校の日陰者で、今や瑠音とは全然縁もなくなっていたのだが……。 「ねえワタ。私たち、付き合わない?」 俺と君が? いやいや、それ絶対に裏があるじゃん。そう思いつつ、かつての初恋相手である瑠音からの告白をつい受け入れてしまいーー。 性に奔放な彼女と過ごす、青くてちょっぴり危険なラブストーリー。
不純な恋に溺れる幹隆に、訪れる修羅場。 高校生としての初めての夏休み。 凪夏と付き合い始めた幹隆は、カラダを使って幹隆の心を繋ぎ止めようとする凪夏と、会うたびにカラオケ店で、マンガ喫茶で、非常階段でひたすらに性行為に耽る、乱れた日々を送っていた。 一方の眞耶は、幹隆と一度だけキスを交わした時のことを、繰り返し日記に書き綴っていた。幹隆への想いを整理するために。 そんなある日の真辺家での夕食後のこと。 流南が思わず口を滑らしたことがきっかけに、以前のお泊まり会で寝ている幹隆にキスをした犯人が伊緒であったことが、いとこ全員に知れ渡ってしまう。 おまけに眞耶とあやねえも幹隆と一度はキスをしていることが全員に暴露され、その場は微妙な空気に。 「彼氏とうまくいっていないの」 幹隆にキスした理由をそう語る伊緒。 彼女は最近できた彼氏との仲が上手くいっておらず、憂鬱な気分に当てられて、つい幹隆にキスをしてしまったと言う。 そして翌日、伊緒はこれから彼氏と別れ話をしに行くのに、「近くまでついてきて欲しい」と幹隆に頼む。 戸惑いながらも承諾する幹隆だったが、このあと震えるほどに凄惨な修羅場が自分の身に降りかかることを、この時の彼は知る由もなかった……。
姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。 この町の高校に通う中川栞は、いじめを受けて不登校になっていた。 ある日、栞の家に同居人として佐藤冥がやって来る。 誰にも心を開かない冥は、この町へ来た目的を栞だけに告げた。 「姉を死に追いやった七人の人間を皆殺しにしてやりたいの」 三年前、冥の姉・明里は、この町で凄惨ないじめに遭い自ら命を絶っていた。 その復讐のために、冥はここへ戻ってきたのだ。 冥は阿加田神社に伝わる血塗られた祭儀『オカカシツツミ』を行い、巨大な蛇の神『オカカシサマ』を自らの身に宿らせることで、七人の人間を殺していく計画を立てていた。 夏至の夜、冥は儀式を成功させる。 それから一日に一人ずつ、冥は神様の力を借りて、栞と共に姉の死に関わった人間を殺していく。 復讐と逃避行の日々の中、いつしか二人は互いに恋愛感情を持つようになる。 だが冥は栞に、一つの隠し事をしていた。それは『オカカシツツミ』を行った人間は、最後には自らの魂を神様に捧げなければならない、つまりは〈冥の死〉が避けられないことを。 「ジャンプ+」でも人気爆発中の、今一番キテる作家が送る、残酷青春ラブロマンス!!
四人の従姉妹、正体不明のキスとその真実。 四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に事件は起きたーー。 皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスをされたのだ。だが暗闇の中ということもあって、誰にキスをされたのかはわからなかった。ただひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を一つ一つ思い出していくーー。 テスト勉強でファミレスに通っているうちに次第に仲良くなっていったミステリアスな女子中学生のこと。バッティングセンターで凪夏にコーチしてあげたこと。新たにやって来た従妹のこと。あやねえの愛車で出かけた小旅行。そしてその日の夜のこと……。やがて事態は、幹隆の想像を遥かに超えたものへと展開していく。 初キスの相手は四つ年上の従姉だった。--従姉に初恋したことから始まる、悲喜こもごもの青春模様。波乱を迎える第二幕が上がる。
初めてキスをしたのは幹隆が小学六年生の時、相手は四つ年上の従姉「あやねえ」こと、中堂絢音だったー。高校進学を機に大富豪の祖父が遺した都内のマンションで一人暮らしを始めた幹隆は、同い年の従姉妹・真辺伊緒と眞耶と再会する。彼女たちもマンションの一室を相続したことで、故郷の三重から越してきたのだ。互いの部屋を行き来してのお泊り会など、不本意ながらも従妹との賑やかな日常が始まる。そんなある日、欧隆はあやねえと再会する。彼女もまた同じマンションの住人だった…。初恋の相手は従姉ー甘くて苦い恋物語。
「好き。だから付き合って」小学校からの幼馴染である村瀬扶由花による突然の告白。どこか戸惑いを感じながらも、高校二年生の大澤悠明は初恋の相手でもある扶由花と付き合うことにする。デート、文化祭実行委員、海岸での花火…順調に仲を深めていく二人だったが、ある日扶由花はいきなり悠明の前から姿を消す。そこには彼女が過去に患っていた大きな病と、切なすぎる秘密が関係していたー。これは、11年越しの告白から始まる、君と僕の未来を探す恋物語。
早朝、特殊性癖教室で胡桃沢宵美が絶頂しすぎて、意識不明の重体となっていた。だが現場は密室。伊藤と胡桃沢朝日は宵美を絶頂させた犯人を探し始める。彼女は一人でお楽しみの上に絶頂したのか。あるいは性癖を活かした密室トリックか。事件の謎が解かれた時、ついに清楚系委員長である恭野の特殊性癖が明かされる。「人間はみな、特殊性癖を持っているんですよ」本性を明かした彼女を伊藤は「教育」出来るのか?最終巻でもエロ大盛り!水着シーンもあるよ。
「出来る限り全ての生徒に対して、家庭訪問を行ってください」学級委員長・恭野文香から伝えられた今回の宿題ーその中でも胡桃沢朝日の家はヤバかった。ビ●チを超えた未知との遭遇。圧倒されてしまう伊藤。そんな中、朝日は不出来につき、転校させると告げられ…!?大物議の末、1巻が重版に至った超問題作。過激でHな性癖エロコメディ第2巻!!
新卒教師、伊藤が受け持ったクラスは特殊だったー白ギャルビ○チに盗撮魔、ヘンタイ発明家に露出女子、性癖はナイショの清楚系委員長など、20人の特殊性癖の持ち主が集まっていた。伊藤の役目は生徒を正しい道へと導くことーではなく、生徒の性癖を伸ばすこと!?アブノーマルな日常にも慣れてきたある日、掃除ロッカーから亀甲縛りの女の子がー第22回“秋”スニーカー大賞話題作。問題児たちが贈る性癖エロコメディ!