著者 : 天津向
「俺ガイル」アンソロジー4冊刊行! 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のアンソロジー小説、2か月連続、計4冊刊行! 青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結! 9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジーを3月、4月に2冊ずつ、計4冊を連続刊行。 本作「雪乃side」は、「雪ノ下雪乃」にまつわる短編とイラストを収録。 うかみ、春日 歩、切符、ももこといった大人気イラストレーター、石川博品、さがら 総、天津 向、水沢 夢、裕時悠示といった超豪華作家陣が参加!! 夢のコラボが実現しました。 そしてさらに、ぽんかん(8)と渡 航による、本作にあてた完全かき下ろし作品も収録! ここでしか読めない、珠玉の物語集! 【編集担当からのおすすめ情報】 豪華執筆陣は以下の先生方。(敬称略、五十音順。カッコ内は代表作) イラスト:うかみ(「ガヴリールドロップアウト」「クズと天使の二週目生活」など)、春日歩(「城下町のダンデライオン」「俺、ツインテールになります。」など)、切符(「のうりん」「ヴァンパイア・サマータイム」など)、ももこ(「ラストエンブリオ」「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?」など) 小説:石川博品(「先生とそのお布団」「海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと 」など)、さがら 総(「変態王子と笑わない猫。」「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?」など)、天津 向(「芸人ディスティネーション」「クズと天使の二週目生活」など)、水沢 夢(「俺、ツインテールになります。」「ふぉーくーるあふたー」など)、裕時悠示(「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」「29とJK」など)
「俺ガイル」アンソロジー4冊刊行! 青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結! 9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジー4冊を2か月連続刊行。 本作は、俺ガイルに登場する個性豊かなキャラクターに焦点を当てた短編とイラストを収録。比企谷小町、平塚静、戸塚彩加、材木座義輝、葉山隼人たちの物語がオンパレード! しらび、戸部淑、紅緒、うかみといった大人気イラストレーター、白鳥士郎、伊達康、田中ロミオ、天津向、丸戸史明といった超豪華作家陣が参加!! 夢のコラボが実現しました。 そしてさらに、ぽんかん(8)と渡 航による、本作にあてた完全かき下ろし作品も収録! ここでしか読めない、珠玉の物語! 【編集担当からのおすすめ情報】 豪華執筆陣は以下の先生方。(敬称略、五十音順。カッコ内は代表作) イラスト:うかみ(「ガヴリールドロップアウト」「クズと天使の二週目生活」など)、しらび(「異世界修学旅行」「りゅうおうのおしごと!」など)、戸部淑(「人類は衰退しました」「魔法使いで引きこもり?」など)、紅緒(「友人キャラは大変ですか?」「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」など) 小説:白鳥士郎(「のうりん」「りゅうおうのおしごと!」など)、伊達康(「瑠璃色にボケた日常」「友人キャラは大変ですか?」など)、田中ロミオ(「人類は衰退しました」など)天津 向(「芸人ディスティネーション」「クズと天使の二週目生活」など)、丸戸史明(「冴えない彼女の育てかた」など)
元カノ、極悪スポンサー、かつてない試練! 最終回を迎えた『わかばラジオ』につづいて、その同じスタッフが作る新番組『あおばラジオ』。ついに放送が始まったのだが、何やら雲行きが怪しい……。 その原因は、新人ADとして入った瀧上由佳の存在があった。やる気が空回りしてミスを連発する彼女に、ディレクターの佐々貫凛はイライラを募らせる。そんな由佳に対して何かとフォローを入れてやる桃也だったが、凛はそんな彼にもイライラ……。 じつは、この瀧上由佳は桃也の一周目の人生での元カノだったのだ。かつて別れた相手とはいえ、一緒に過ごした思い出や情もある。 始まったばかりで波乱つづきの『あおばラジオ』だったが、本当の驚異は別にあった。番組のスポンサーである玩具メーカーから派遣されてきた男、九部。スポンサーの立場を利用してとんでもないことを言い始めた……。 一方、天使のエリィの姿が見えない。天界からやって来た妹のリノの話によると、天界から呼び出しを受けてしばらく下界に戻って来られないらしい。 「まさか、無許可で時間遡行をしていることが、天界にバレたのか!?」 タイムリープで勝ち組を目指せ! 風雲急を告げるシリーズ第5巻!
『わかばラジオ』--いよいよ最終回へ。 クリスマスイブの夜ーー凛の自宅からの帰り道に桃也は、真琴と萌香がいっしょにいる姿を目撃した。まさか二人は付き合っているのか? 後日、二人にクリスマスのことをそれとなく訊いてみるも、一緒にいたことを話題に出さない。一方、凛と桃也のあいだには微妙な距離感が出来てしまっていた……。いろいろなもやもやを抱えたまま新年を迎えた桃也は、『わかばラジオ』のメンバーたちと初詣へと出向く。この2008年は、萌香が準主役の座を掴んだテレビアニメ『紫の空にうたう』の放送がスタートする年であり、またその一方で、放送期限の一年を迎えた「わかばラジオ」が最終回を迎える年でもあった。「恋」をきっかけに萌香が声優界を去る世界線。その恋の相手が真琴なのだとしたら、桃也はどうするべきなのか? どんなに考えても答えの出ない桃也は、意を決して萌香のマネージャーである柊調に相談を持ちかけることに。それがとんでもない事態を招いてしまうとも知らずに……。 「新作ラノベ総選挙2018」で第7位にランクイン! 今後の展開からますます目が離せない! タイムリープで勝ち組を目指す人生やり直しコメディ第4弾!
人生二周目男と、恋愛禁止のクリスマス 『わかばラジオ』の未来を懸けた『東都放送 声の大文化祭』は、音ノ葉紅羽の勝利に終わったが、彼女に気に入られた桃也は、紅羽がパーソナリティを務める人気番組『もみじサウンド』の構成作家に抜擢されることに。さっそく、『もみじサウンド』の収録に参加した桃也だったが、嵐のような企画のダメ出しに早くも心が折れそうになる。一方で、『わかばラジオ』のパーソナリティ・神楽屋萌香は、TVアニメ『紫の空でうたう』の声優オーディションに合格。ついに、準主役の座を射止める。萌香に新しく付いた新人マネージャーの名前は柊調。この後、敏腕マネージャーとして名を馳せる彼女が、10年後には業界の権力者になっている未来を知っている桃也は、今のうちから彼女に取り入っておくために行動を起こすが……。皆それぞれが仕事に励むなか、暦は12月に入り、世間はクリスマスムード一色に。けれど、二周目の人生を送る桃也は天界ルールで「恋愛禁止」が鉄則。一周目の人生の時と同様にひとり寂しくイブを過ごすはずだった桃也の身に、天使すらも予想しなかった思わぬ事態が発生する! ますます好調、タイムリープで勝ち組を目指す人生やり直しコメディ第3弾!
悪魔のような幼天使との人生を懸けた戦い 『わかばラジオ』初の公開録音は大成功! だが、天使エリィが天界からもたらされた情報によると、神楽屋萌香が声優業界にいない世界線が生まれてしまったらしい。一体それはなぜ? 原因を探ろうとする桃也だったが、そもそもその方法からして見当もつかない。そんな時、エリィの妹の幼い天使・リノエルが下界へとやって来る。彼女の目的は、姉のエリィを天界へと連れ戻すこと。桃也を構成作家として大成させるまでエリィが天界に帰れないことを知ったリノは、桃也に構成作家の道を諦めさせるべく隠密行動を開始する。 その一方で、『わかばラジオ』に願ってもないチャンスが訪れる。パーソナリティ大スター声優の音ノ葉紅羽から、ラジオイベントのコラボ相手に指名されたのだ。ディレクターの凛も、構成作家の真琴も二つ返事で受けようとするが、桃也は一人だけそれに反対する。二周目の人生を生きている彼は、このオファーに受けたことをきっかけにして『わかばラジオ』が崩壊する未来を知っているからだった。そんな事情など知る由もないメンバーたちは、頑なな桃也の態度に不信感を抱き始める……。タイムリープで勝ち組を目指す人生やり直しコメディ第2弾!
タイムリープで勝ち組人生を目指せ! --俺の人生は捨て回だ。 雪枝桃也(ゆきえだ・とうや)。三十歳。 仕事はラジオがメインの構成作家。しかし、まったくもって売れておらず、先輩作家や知り合いから振ってもらった仕事で食いつなぐ日々。 かつて同じ番組で仕事をしていた人気声優・神楽屋萌香(かぐらや・もえか)からは忘れられ、家では妹からも冷たくされる桃也だったが、とある飲み会の帰りに工事現場の落下事故に巻き込まれ、鉄骨の下敷きになって命を落としてしまう。 気がつくと何もない空間にいた桃也は、そこで天使のエリィエルと出会い、自らの死が手違いだったことを知る。 「俺は死ぬはずじゃなかったってことなのか?」 「まー、そうなりますね」 「何ヘラヘラしてんだよ! どうしてくれるんだよ!」 「生き返らせます」 「死ぬってのは人間にとって簡単なことじゃ……生き返らせる!?」 救済措置によって過去に戻れることを知った桃也は、渋るエリィエルを丸め込んで10年前に戻してもらうが、過去改変は想像以上の難易度で……。 『芸人ディスティネーション』天津 向×『ガヴリールドロップアウト』うかみのタッグでおくる、勝ち組への再起を懸けた人生やり直しコメディ!!
お笑い芸人をやっている理由、それはーー 僕ーー鳴雲俊史は芸歴十年のお笑い芸人だ。 芸人の仕事だけでご飯にありつけている状態が続いていたけど、ついに大舞台に立てることが決まった。 ピン芸人No.1を決める大会「ピン1グランプリ」の決勝戦まで勝ち残ることができたのだ。 だけど、僕の心が歓喜で埋め尽くされることはなかった。妙な縁で同居生活をしている後輩・雫の言葉がどうしても頭から離れないからだ。 ーー「鳴雲さんって何のためにお笑いやっているんですか?」 その何気ない問いかけに答えられなかった自分に不甲斐なさを感じる。どうして答えられないのか自分でもわからない・・・・・・。自分自身が100%納得いく答えを導き出せない限り、僕に栄光が舞い込むはずがないのに。 「お笑い芸人」という職業の本気がここに! テレビなどでも活躍中のお笑いコンビ『天津』の向が綴るリアル芸人物語の第4巻!
ピン芸人No.1を決める大会に挑む! 僕ーー鳴雲俊史はお笑い芸人をやっている。 人を笑わせることでお金をもらう職業であり、テレビやネットの露出が増えれば大スターになれるお仕事。しかしそれはほんの一握りであり、実際は売れずに食べていけないために芸人を辞める人が後を絶たない。食べていくだけで大変な仕事である。 そして僕はというと、売れてはいないが、食えているのは食えているという層である。なんて中途半端だ! と思うけど、それが十年芸人をやってきた僕が今いる場所だ。 だが、それを変えなければならない。いや変えてみせる。 尊敬する先輩のアドバイス、袂を分かつ形になった元相方、そしてうちに転がり込んでいる芸人の卵、彼らにそう気づかせてもらえた。だから僕はピン芸人でNo.1を目指す! ・・・・と思った矢先、大人気芸人が僕の前に立ちはだかるのであったーー。 テレビなどでも活躍中のお笑いコンビ『天津』の向が綴るリアル芸人物語の第3巻。
芸人の世界に必要なのものって何だと思う? 僕ーー鳴雲俊史は悩んでいた。 投げかけられた質問には、いったいどう答えるのが正解なのだろうか。 「あのーー」 「なんだい? 何も思いつきませんでしたという敗北宣言を高らかに発してくれるのかい? それならそれでこちらは違う形とはいえ大爆笑するよ。だって君はこんな質問に関してまで逃げ出すということになるわけだからね。桂小五郎は逃げの小五郎なんて言われていたけど、それは喧嘩をする場面じゃないと判断した時逃げるということだよ。君のそれとは全く趣旨が違うって事を判断してて欲しいんだけどね」 この先輩、なんでこんな一瞬で悪口が頭に思い浮かぶんだろう…… 間違いなくこれも才能だ。やはり頭の回転がとんでもなく早い。 これが売れている芸人の思考か。 「もう一度聞くよ。君はこの世界に必要な唯一のものって何だと思う?」 先輩は無邪気な子供のような笑顔を見せた。今日の会話の中でとびきり純粋な。しかし僕にとってはそれは無慈悲で残酷な表情。 「それがわからないなら、芸人を辞めてもらうよ」 売れている芸人と売れていない芸人の違いはなんなのかーー。 テレビなどでも活躍中のお笑いコンビ『天津』の向が綴るリアル芸人物語の第二巻。
お笑い芸人のリアルがここに!? 僕……鳴雲俊史は芸人をやっている。芸歴十年の元漫才師。俗に言う、お笑い芸人だ。ずっとコンビで漫才をやっていたのだが、まあいろいろあって解散。今はピン芸人。営業でのMCなどをメインに仕事をして、なんとかこのお笑いの世界で十年飯を食べている。 最近いろいろ言われるんだ。「もう十年やって売れてないんだぜ?」とかね。僕からすれば『たった』十年しかやってないお笑いの収入だけで生活出来ている芸人』だけど、世間からすれば『もう』十年やっているテレビに出 ていない芸人=売れていない芸人なのである。 「三十年やったとてまだまだ前座です」なんて、どこぞの師匠が言っていたのだが、それはやっぱりその師匠の求道者な部分が大きい訳で、実際は 十年もやると、新人の中の古参組になってしまう。そして十年やって自分はまだ売れてないと、ある事実を残酷なまでに見せつけられてしまうのだ。 ああ、僕は芸人として売れないんだ、と。 この世界は僕を十年求めなかったんだ、ということをーー。 よしもと所属のお笑いコンビ『天津』の向が綴る、芸歴10年の売れないお笑い芸人と芸人養成所1年生の美少女が巻き起こす、リアルなお笑い物 語が開演!