著者 : 新井輝
上司のパワハラで絶望した奈美は、ある日古ぼけた店を見つける。そこは未練のある本が集まる、鬼の店主が経営する地獄の本屋だった。店主からのプロポーズは置いといて、奈美は様々なお客さんを相手に奮闘するが!?
「気付けば彼のことを私はヒーローだと感じていた」忘却社。12階建てのビルの13階にあると噂の探偵事務所には、本当に助けを求めている依頼者だけがたどり着けるという。ヒーローに憧れる女子高生・三倉咲夜は、クラスメイトのストーカー被害を調査するため、誘われるようにここへ迷い込んだ。そこで出会ったのは、社長代行を名乗る青年・岬翼。彼は他人の自己意識の世界“固有世界”に侵入し、問題を解決する“忘却探偵”だったー。忘れがたい者たちが集う新宿歌舞伎町を舞台に、現実と記憶を駆け巡るニューヒーローの物語が今始まる。
「わすれもん」-とある地方の方言で、忘れられた存在を指す。世間から「わすれもん」扱いの作家・真金井光。彼が庭先の祠を掃除していると、中に置かれた猫の人形が動き、突然喋り出した。自分も「わすれもん」となった土地神だという猫は、同じような存在を助けようと光に持ちかける。「きっと普段得難い経験が出来る。作家の君にとってうぃんうぃんだろう?」肉球とガッチリ?握手で約束を交わす光だが、実は彼にも忘れている過去があってー。2人一緒なら百人力のコンビが皆のために駆け巡る友情物語。
「ユウは練馬さんの特別な人間じゃなくなるかもしれないんだよ?」マナミさんの心配通りカスガは声優として活躍を始め、俺から遠ざかっていく。行き違いから凹む俺に清澄は、学級委員の麻布さんが俺に興味を持ってると告げる。それを聞いてすぐ麻布さんは電話で俺を夏休み中の学校へ呼び出す。「まさか告白?」とやって来た俺を待ち構えていたのは好意ではなく、殺意の刃だった…。ただの人間のための青春ストーリー、感動の完結!
教室の一番後ろの席は『涼宮ハルヒ』の席。登校して来ないマナミさんの件で、俺は生徒指導室に呼び出され、その帰り、生徒会長のカグヤ先輩に突然、呼び止められる「君には心当たりがあるだろう?」-先輩は『涼宮ハルヒ』のことを聞きたがっていた!一方、声優を目指すカスガはオーディションに。でも、そこにはマナミさんも参加していて、二人の対決は避けられないことだった…。話題の青春ストーリー、胸に迫る第2弾!
「今日も『涼宮ハルヒ』は来ないみたいだな」教室の一番後ろの席はずっと空席。全く登校してこない謎の美少女がいるって噂だ。俺は前の席に座ってるが、謎も何もない。俺には物語みたいなことが起こるはずはないー。なのに幼なじみのカスガは声優への道を歩み始め、送った帰り道、俺は偶然アニメ脚本家のマコトさんに食事に誘われ、気づけば色々な業界の人達に囲まれていた!?とてもミラクルで苦くて、少しだけ甘い青春の物語、開幕。
「唐突ですが、君にはハヤテになってもらいます」綾崎ハヤテは、三千院ナギに仕える執事(兼高校生)である。本書の読者であるキミは、ハヤテとなっていくつもの世界を旅し、自分だけの物語の結末を見つけ出さなくてはなりません!待ち受けるのは天使?悪魔?それとも…!?『週刊少年サンデー』好評連載中&アニメでも話題の執事コメディーノベライズ最新作は、豪華作家陣競演のおもしろ企画本!ショートストーリー&イラスト、コミックなど、読みかたによって物語のエンドが変わる!!キミも「ハヤテ」の世界を救え。