著者 : 水田陽
どんな銃弾でも、この大怪獣には勝てない。 やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。 元気してる? 俺は逮捕されたり偉い人に怒られたりしてるけど元気だよ。 それでは今回のあらすじを説明しよう。 俺の友人には有馬風香という、美しさだけで世の中わたってるような、俺も一目置くほどのとんでもない女子がいる。 今回のお話は、制服コンテストにモデルとして出ることとなった有馬風香が学園の陰謀に真っ向から立ち向かい、大怪獣としてすべてを滅茶苦茶にするまでを描いた学園青春エンタテインメント、ということになる。 あれ? 真打・久原京四郎の出番はって? いや、学園の制服コンテストに傭兵の出番とかあるわけないじゃないの。今回の俺はのんびり日常パートを担当……って、なんだと? 『制服コンテストの裏に国際テロリストの陰』? 『自宅・公道・水族館ーーあらゆる場所で繰り広げる大迫力の銃撃戦』? えー、どうやら無敵の傭兵こと久原京四郎は、風香ちゃんのために今回も八面六臂の大活躍だそうです。 大活躍なんていらないから、みんなで鍋パーティとかやろうよ。ダメ? ダメか……。 まあいい、荒事は俺に任せておけ。存分にやっていいぞ、風香。 銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、すべてをなぎ倒す第2巻!
※この青春には銃弾と爆薬が付属します※ やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみ、久原京四郎だ。 それでは本作のあらすじを説明しよう。 その、あれだ、天才だらけで倫理がやばい学園が舞台で、綺麗どころの女子がたくさん出て、ひょんなことから事件に巻き込まれて、色々爆発して、ぱかぱか銃を撃って、たまにピンチっぽい時もあるけど、実は世界中で活躍する無敵の傭兵こと俺がなんとかする学園青春アクションエンタテインメント作品です。 ……なに? 説明が雑? ええい黙らっしゃい。アクションものなんて主人公が活躍してなんぼなの! それでいつもめちゃくちゃ面白いだろうが、まったく……。 もっと説明が必要? あとは綺麗どころの女子が攫われたり、ところどころにエモい雰囲気のシーンが挟まったり、俺が痛快なアクションをかましたりする。 ……と、まあ、概ねそんな感じだ。 え? どこに「青春」があるのかって……? いやいや、あるって、あれだから。 ……具体的な内容については、もう買って読んだ方がはやいやつだから! 実際に読まないと伝わらない面白さとか、そういうのだから! じゃああの……俺、次の用事があるからそろそろいくね? ……あれ? ……「青春」? あるよな……? 【編集担当からのおすすめ情報】 第15回小学館ライトノベル大賞・優秀賞の水田陽がおくる、学園バトルアクションの新たなるスタンダード!
“植物を金属状に変えて操る”異能を持つ未那は、覆面のヒーロー「ビークヘッド」として活動していた。街は少しずつヒーローの存在を受け入れ始めており、未那はフェスでの握手会に訪れる。そこで出会ったのは、東に復讐を誓う少女・フォーツー。さらにその矢先、親友の操にビークヘッドの正体が未那だとバレてしまい…。降り注ぐ悪意と復讐の弾丸から愛する人を護るため、未那は最強のアコニーであるフォーツーを止めるべく奔走する。スタイリッシュなヒーロー誕生譚、堂々の完結!!
悪党たちが巣食う街、ロストマンズ・キャンプ。“植物を金属状に変えて操る”異能を持つ未那は、覆面のヒーロー「ビークヘッド」として活動しながら、十年前の事件について探っていた。“存在を感知されない”異能を持つ運び屋・東の手引きにより、マフィア組織「名誉ある橙」の相談役である前堂と取引する。ついに未那は、因縁の敵・ヴィトーの行方を突き止めるのだがー。映画のようにスタイリッシュな物語と、圧巻の描写に熱狂する。第15回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。