著者 : 神奈月昇
神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン <クリムゾンシリーズ5>神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン <クリムゾンシリーズ5>
月の輝く夜。孤児院の屋根の上で二人は出会った。比類無く強き精霊ーコーティカルテ・アパ・ラグランジェス。そして孤独な少年ーフォロン。「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。それはーダメか?」精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だがそれは少年にとって一夜の夢のような出来事だった。そして時は流れ、舞台はトルバス神曲学院に移り、ある事件をきっかけに二人の絆が再び動き出す…。神曲奏界ポリフォニカクリムゾンシリーズ『はじまりの物語』!
ゴブリンスレイヤー3ゴブリンスレイヤー3
秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蝪僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。そしてゴブリンスレイヤーもまた“日常”を過ごしていたのだが…。依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!?「素人め、教育してやる」蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!
神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン <クリムゾンシリーズ4>神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン <クリムゾンシリーズ4>
精霊病院を退院こそしたものの、コーティカルテは『力』が漏れ続けていく不安定な大人体型のまま、刻一刻と衰えていくばかりだった。そんなコーティと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、フォロンはあらためてお互いの存在を意識し合う。出会ってから初めてとも言える、それはゆったりとした時間だった。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。だが、待ち受けていたのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二柱。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める…。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る!