ラノベむすび | 著者 : 葉月文

著者 : 葉月文

天使の胸に、さよならの花束を II天使の胸に、さよならの花束を II

出版社

小学館

発売日

2025年3月18日 発売予定

ジャンル

ーーさあ、あの日の約束を果たしにいこう。 さあ、旅(おわり)を再開しよう。 たくさんの出会いと別れで彩られた旅(ひび)を、もう一度。 『死者と再会させてくれるという美少女がいる』 いつか耳にした噂の正体を、あなたは余命が尽きた今になって知ることになる。 優しくて泣き虫な天使の少女・アイと、ひねくれものの相棒・悪魔のディア。 そんな凸凹コンビに導かれた先で肉体を失った魂(あなた)を待っていたのは、大好きな人たちと交わしたもう叶えられないはずの約束で。 翼をなくした天使は微笑む。 ーー余命マイナス1日となった今日、死んだって忘れられなかった想いを伝えにいこう、と。 恋を教えてくれた男の子に、プレゼントを渡しにいった。相棒に二人の夢を託した。祖母が残した家を守り、親友たちと思いっきり遊んだ。 そして愛した人と見上げた空には、生涯忘れられないであろう美しい光景が広がっていた。 「ねえ、これからもずうっと二人でいようね。二人で一緒に、これからもこの世界の美しいものをたくさん見にいこう」 出会って、別れて、再会して。 今日も世界のどこかで、さよならの花が咲く。新しい約束が紡がれる。 これはあなたの出会いと別れに寄り添う、ちょっぴり変わった天使と悪魔の物語。

天使の胸に、さよならの花束を天使の胸に、さよならの花束を

出版社

小学館

発売日

2024年8月20日 発売

ジャンル

もしもあと1日だけ、時間をもらえたらーー もしも、この世界からいなくなる前に1日だけ猶予をもらえるとしたら、あなたは何をしますか? 『死者と再会させてくれるという美少女がいる』 余命が尽き、どころかマイナスとなってしまったあなたの前へ、そんな噂と共に現れたのは、アイと名乗る天使の少女。 彼女の役目は、肉体を失った魂の最期の願いを叶えることらしい。 そのために、アイは憎まれ口を忘れないひねくれものの相棒・悪魔のディアと一緒に、人の世界に降りてくる。 「--ねえ、あなたの未練はなんですか?」 ひどく美しい姿をした天使は、ひとりぼっちになった魂へ問いかけていく。 その優しい声は、死んでも諦めきれなかったたった一つの想いをそれぞれの胸に浮かび上がらせていって。 いつか交わした約束を守ること。好きなあの子を笑顔にすること。愛する人にありがとうとごめんなさいを伝えること。ずっとしてみたかったデートをすること。大切な人の晴れの日を祝うこと。 「どうか、あなたが大好きな人に笑顔で『さよなら』って言えますように」 これはあなたの最期のために心を尽くす、優しくてちょっぴり泣き虫な天使との出会いと別れの物語。

さんかくのアステリズム 俺を置いて大人になった幼馴染の代わりに、隣にいるのは同い年になった妹分(1)さんかくのアステリズム 俺を置いて大人になった幼馴染の代わりに、隣にいるのは同い年になった妹分(1)

著者

U35 / 葉月文

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年11月10日 発売

ジャンル

とある病により、身体の成長が止まったまま眠り続けることになった高校生・東雲結弦。  七年経ってようやく目を覚ました彼が直面したのは、自身を置いて成長した周囲の姿だった。    両片思いだった幼馴染・天河千惺は七歳年上の教師へ。  子供だと思っていた妹分・天河希空は同い年のクラスメイトに。    七年という長い時間は結弦と千惺を遠く隔て、叶わぬ初恋を胸に抱き二人を見ていることしかできなかった希空にチャンスを与え…… 「わたしは兄さんのことが世界で一番好きです」  美しく成長した希空の告白をきっかけに、止まっていた三人の関係が形を変えて再び動き出す。 「たとえ、先生になってでも、あなたと一緒に高校生活を最後まで過ごしてみたかった。今度は一緒に卒業しましょう。ね、ユヅくん」 「兄さん、今はわたしがあなたと同い年の女の子なんだよ。姉さんを見るそのまなざしと同じ温度で、今のわたしをちゃんと見てよ」 これは、三角の形をした星のような恋の話。 プロローグ あの星に、わたしの指は届かない。 第一話 兄さんが好きなの、と彼女は言った。 第二話 遠くの惺と近くの空と 第三話 私の絶望でこのまま世界が壊れてしまえばいいのに 第四話 今、恋をしている。 エピローグ 始まりを告げる鐘の音

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