著者 : 鏡貴也
一瀬グレンは罪を犯した。決して許されない禁忌ーー人間の蘇生。死んでしまった仲間を、家族を生き返らせるために発動された実験ーー<終わりのセラフ>により、人類の繁栄は一度、終焉を迎えた。生き残るのは鬼と、子供だけ。人口は十分の一以下になり、化け物が跋扈し、吸血鬼による人間狩りが行われる世界で、それでも、生き残った人間たちは、希望を胸に世界の再生を目指す。グレンもまた、許されざる罪を胸に抱きながらーー! 一瀬グレンは罪を犯した。決して許されない禁忌ーー人間の蘇生。死んでしまった仲間を、家族を生き返らせるために発動された実験ーー<終わりのセラフ>により、人類の繁栄は一度、終焉を迎えた。生き残るのは鬼と、子供だけ。人口は十分の一以下になり、化け物が跋扈し、吸血鬼による人間狩りが行われる世界で、それでも、生き残った人間たちは、希望を胸に世界の再生を目指す。許されざる罪を胸に抱きながら、そしてそれを誰にも悟られぬようにしながら一瀬グレンもまた一歩を踏み出すのだがーー! 大人気の「終わりのセラフ」新シリーズが登場!
『未来眼』の力で視た未来は、すべて十年後に世界が滅亡する絶望の結末だった。その未来を唯一狂わせる方法。それはライナが渇望しながら目を背け続けていたことー自分が愛されてよい存在だと信じることだった。そしてライナは決意する。誰よりも長くそばにいて、共に旅をし、背中を預けて闘い、いくつもの窮地を乗り越えてきたフェリスに告白することを。「俺はおまえが欲しい。俺は独りじゃもう、無理なんだ」ライナの人生を賭けた言葉に、フェリスの答えは!?愛を手に入れ残酷な世界に抗う、ファンタジー・イノヴェーション!
『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』世界が滅亡する、その直前。一瀬グレンとその仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないように、できるかぎり抗ってみようとーー。その決意のもと、真昼の誘いに乗り『帝の鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から『帝の鬼』の軍勢が襲いかかってくる。グレンたちは抗う。世界を破滅へと導く流れにーー! 大人気学園呪術ファンタジー第7巻! 『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』 世界が滅亡する、その直前の時。一瀬グレンと、その仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないように、できるかぎり抗ってみよう、とーー。その決意のもとで、真昼の誘いに乗り『帝の鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から、『帝の鬼』の軍勢が襲いかかってくる。かつての仲間、クラスメイトたちを手にかけながら、グレンたちは抗う。世界を破滅へと導く流れにーー。一方その頃、「運命の子」が百夜孤児院へと連れられていた。そして世界は、破滅へと導かれるーー! 大人気学園呪術ファンタジー第7巻! ついに、破滅の唄が、鳴り響くーー!!
大人気『終わりのセラフ』の世界の根幹に迫る小説シリーズ第2弾! 人類の敵「吸血鬼」に隠された謎とは? 13世紀十字軍遠征の時代から紐解かれる、クローリーとフェリドの知られざる物語!
世界が滅亡する直前まで、抗い続けた、物語ー。「真昼を殺せなければ、お前の父親を殺す」柊家に父・一瀬栄を人質に取られ、真昼を探していたグレンだがあと一歩のところで吸血鬼たちに真昼をさらわれ取り逃してしまう。そして時間は無情にも過ぎていき、一瀬栄は…!自らの力不足を改めて痛烈に感じながらも、前に進みはじめたグレン。一方吸血鬼にとらわれた真昼は、吸血鬼の女王クルル・ツェペシに交渉を持ちかけー。鏡貴也×山本ヤマトの最強コンビで贈る大人気学園呪術ファンタジー、遂に世界が滅亡に瀕する第6巻!
レムルスの結界によって、残り七ヶ月の猶予があったはずが、突如戻ってきた神からの干渉。再び黒い勇者に堕とされんとするシオンを救うために、“寂しがりの悪魔”がライナに突きつけたのは四つの非情な選択肢だった。シオン、ルシル、ミルク、あるいは自分の命。誰かの犠牲がしいられる状況のなか、別の道を求めるライナは『未来眼』を酷使して幾百、幾千通りもの未来を見続ける。命を削り、その果てに、ライナは大きな決断をするがー。辿り着いたひとつの結末は、新たな希望に繋がっていくのか?ファンタジー・イノヴェーション、最終局面に突入!!
世界が滅亡する、まさにその直前の、物語ーー。終わりの天使計画ーー真昼が残した手紙に記載されたそれは、≪百夜教≫によって行われている、忌まわしい実験の記録。『帝の鬼』ですらつかんでいないその実験は、世界を破滅へと向かわせるものだった。その情報をグレンに渡した真昼の意図は、そして「あなたと心中はしてあげられない。私はあなたに、未来を託すから」と心中しようとしたグレンに、真昼が言った言葉の意味はーー? 世界が滅亡する、まさにその直前の、物語ーー。 終わりの天使計画ーー真昼が残した手紙に記載されたそれは、≪百夜教≫によって行われている、忌まわしい実験の記録。『帝の鬼』ですらつかんでいないその実験は、世界を破滅へと向かわせるものだった。その情報をグレンに渡した真昼の意図は、そして「あなたと心中はしてあげられない。私はあなたに、未来を託すから」と心中しようとしたグレンに、真昼が言った言葉の意味はーー? 鏡貴也×山本ヤマトが描く大人気学園呪術ファンタジー第5弾!
「美十を救う。五士を救う。小百合を救う。時雨を救う」真昼との逢瀬を経て、グレンの決意は固まった。ついに≪百夜教≫と≪帝ノ鬼≫の戦争が始まり、第一渋谷高校にも敵が押し寄せ、壊滅状態に陥ってしまった。仲間を、従者を、そして世界を破滅から救うため、グレンは≪鬼呪≫を手にする。圧倒的な力を手に入れ、≪鬼≫の誘惑に耐えながら力をふるい敵を倒していくグレン。彼は仲間を救い、運命の歯車から抜け出せるのかーー? 「美十を救う。五士を救う。小百合を救う。時雨を救う」 真昼との逢瀬を経て、グレンの決意は固まった。そんな中、ついに≪百夜教≫と≪帝ノ鬼≫の戦争が始まり、グレンの通う第一渋谷高校にも敵が押し寄せ、壊滅状態に陥ってしまった。仲間を、従者を、そして世界を破滅から救うため、グレンは≪鬼呪≫を手にする。圧倒的な力を手に入れ、≪鬼≫の誘惑に耐えながら力をふるい敵を倒していくグレン。彼は仲間を救い、運命の歯車から抜け出せるのかーー? 鏡貴也×山本ヤマトが描く大人気学園呪術ファンタジー第4弾!
愛する妹たちを守るため「悪魔」となったルシルと、そんな兄を心配していたフェリス。二人を長年にわたるわだかまりから解放したライナは、父が残した研究を継ぎ、この世界を滅びの運命から回避させるべく「がんばる」ことを決意する。だが、そんな彼の姿を嘲笑うかのように、メノリスーすなわちこの大陸の意志と接触したフロワードが、フェリスを狙って突然の襲撃を仕掛けてくる!倒れるフェリス、さらに襲撃の手はミルクやキファなど、ライナにとって大切な人々にも伸びていき…。神とニンゲンが相剋するファンタジー・イノヴェーション。
「なんせ俺らは世界を救った仲間だろ?ほら手を取れよ。友達になって下さいって言え」「うぜぇ〜」朝日桃花を殺し、世界を救ってから1か月。迷宮から生還した真之介たちは、本人たちの仲の悪さとは裏腹に、いつしか「英雄チーム」と呼ばれる存在になっていた。だが、彼らの本拠たる吉祥寺で“迷宮病”が発生する。発症者は、真之介のよく知る「あの少女」!?しかも、関西から少女殺害のため、精鋭魔術師「勇者チーム」が現れて…。一瞬刹那で魔法を使う、少年少女迷宮突破型ファンタジー!絶望に満ちた迷宮の果てに、真之介を待つのはー!?
世界が破滅に向かうそのさなかの、物語ー。身分の低い分家出身で、侮蔑の対象であったはずの一瀬グレン。だが、柊家の、さらには『帝ノ鬼』の次期当主候補でもある柊暮人に強制的に部下にさせられた結果、周囲の扱いが大きく変わったことに戸惑っていた。そんな中、グレンと深夜は、上野公園で対峙したキメラーヨハネの四騎士についての情報を得るべく、“百夜教”との接触を決断する。極秘であったはずの会談の場に現れたのはー!さらに翌日、暮人に呼び出されたグレンが見たものは、幼い少女のー!?鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く大人気学園呪術ファンタジー、世界の終わりが加速する、運命の第3巻!
さあみなさん、少女を殺して世界を救いましょう!世界は壊れてしまった。それは少女だけがかかる、最悪の病気“迷宮病”のせいで。だから生徒たちは授業を受ける。少女を殺すための授業を。魔法を覚え、迷宮のマップを把握し、チームを結成し、少女の弱点を学び…。タイムリミットは六時間。それまでに少女を殺せなければ、世界は破滅するーのだが。「世界とかまるで興味ないんで勘弁してください。正直暑苦しいですよ」そう言い放つ史上最悪の主人公とともに疾走する魔法と青春。迷宮突破型学園ファンタジー、ここに開幕!
これは、世界が滅亡する直前の、物語ー。“百夜教”による大規模襲撃から、1ヵ月。グレンは呪術学校で、相変わらず野心を隠してクズを演じていた。美十や五士、そしてクラスメイトに無能だなんだと揶揄されながらも、のらりくらりと実力を隠すグレン。しかし平穏な時間は続かない。グレンの実力を訝しんだ真昼の兄ー柊暮人生徒会長が内務調査を始めたのだ。圧倒的な実力を持つ暮人の前で、グレンはついに、その力を見せることになる。人間、鬼、吸血鬼ーそれぞれの欲望が悲しいまでに絡み合いながら、やがて戦争が始まる。鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く大人気学園呪術ファンタジー第2弾!
「ねえグレン。大人になっても、私たち、ずっと一緒にいられるのかな…?」世界が滅亡し、地上が吸血鬼に支配される直前のー最後の春。一瀬グレン15歳が入学したのは、渋谷にある呪術師養成学校だった。学校にいるのは呪術世界では有名な家系のエリート子女ばかり。身分の低い分家出身のグレンは、胸に大きな野心を抱きながらも、クズだと嘲られながら過ごす。だがそんな中、遠い昔に約束を交わした少女の、婚約者を名乗るクラスメイトが現れてー。滅び行く世界で、少年は力を求め、少女もまた力を求めた。鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く学園呪術ファンタジー登場。
「俺は、王の器じゃなかった」-と、シオンは言った。レムルスが発動させた結界は、すべての神からの干渉を防ぎ、シオンに眠る『堕ちた黒い勇者』も完全に沈黙していた。玉座を更迭されたシオンは、暗い牢獄の中で、両の腕を鎖で拘束され、3時間後に開かれる審問会の時を待つ。一方、スフェルイエット民国に戻ったライナの元に、旧ゲイルフィックラントに侵攻した『蒼の公主』-ピア・ヴァーリエが殺害されたとの情報が入り!?世界を取り戻すために、人の世をもう一度始めようとする、ファンタジー・イノヴェーション。
「いま、世界が変わった」-レムルスとローランドの両軍が対峙する戦場で、“英雄王”シオン・アスタールは呟いた。不確かながらもそこにあった何かが、急に消えたことを感じたのだ。それは、ローランド、あるいはガスタークの他にも、この世界を塗り替えようとしている者がいることを示していた。同じ頃、“悪魔王”ライナ・リュートが姿を消した。動揺したフェリスとキファは、ライナの捜索を開始する。…そして、3人が去った後、スフェルイエット民国に現れたのは、ローランド帝国からの使者ミラン・フロワードだった。新しい世界の理がはじまる、ファンタジー・イノヴェーション。
王城の屋上からローランドの城下街を見下ろしてライナは思った。英雄王シオン・アスタールの統治より数年。この国は、確実に変わった。街は活気に満ち、人々は笑顔で、誰もが幸せそうにしている。もう、以前の狂ったローランド帝国ではないと。だが、一見平穏に見える世界は、崩壊への道をたどりはじめていた。他ならぬ英雄王自身の手によって…。理想の国家を目指していたはずなのに、誰もが笑って暮らせる国にしたかったはずなのに。どこで道を外れてしまったのか?何がシオンを変えてしまったのか?そんな親友を救うため、ライナは決意を込めて新たな道へと歩みだすー。序章は終わり、壮大な物語が真の姿を明らかにする。
ライナ・リュートは死んだ。何者かに胸を刺され、おびただしい血を流し、意識は薄れ、心臓は鼓動を止め、ライナ・リュートの生命の灯火が、消えた…衝撃的展開で加速するストーリー!アンチ・ヒロイック・サーガ、第十弾。
『殲滅眼』という魔眼を持つ男ティーアとともに、魔眼保持者たちが隠れ棲む村へ向かうため、フェリスやシオンに何も告げずローランドを出国したライナ。だが、その村はガスターク帝国の魔眼狩りによって滅ぼされてしまう。行き場を無くしたライナだったが、フェリスの説得によって再びローランドに帰ってきた。そこで彼を待っていたのは相棒の執拗なイジメと、親友が用意してくれた膨大な仕事の山。悪魔王シオンによって不眠不休で働かされ死にそうになりながらも、ライナはひとときの平和に浸る。しかし、水面下では様々な者たちの思惑が複雑に絡まり合い、ライナを時代の渦のなかに呑み込もうとしていた…。アンチ・ヒロイック・サーガ、第九弾。