著者 : 雲雀湯
年下幼馴染と、不純な関係を持ってしまった 河合祐真には、ひとつ年下の幼馴染がいた。倉本涼香ーー親友・晃成の妹だ。祐真にとっても妹のような存在で、高校生になろうと変わらない。そう、思っていた・・・・・・。ある日、晃成がバイト先の先輩に恋をした。「バッカみたい」そう呟く涼香は、恋愛感情が分からないという。そして祐真も、恋愛にトラウマがあった。でも、“そういう”ことには興味がある。「キスって、気持ちいいらしいね?」いけないと分かりつつ、一線を越えてしまった。二人は、ひとつ約束を結ぶ。この不純な関係は『本当に好きな人』ができるまでの期限付き。 【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ化が決定した『転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』(スニーカー文庫刊)著者・雲雀湯先生の最新作! 不純だけど純愛な青春模様、ぜひお楽しみください!!
姫子を好きな気持ちに臆病な一輝、そんな一輝のことが好きで姫子や沙紀に恋愛相談する愛梨、大好きな父との不和に悩むみなも。 皆それぞれ悶々とした思いを抱えながら、いよいよ文化祭がスタートした。 吸血姫を演じる春希のステージは大盛り上がり! 休憩の合間を縫って隼人と春希は祭りの空気を大満喫した。 そんな文化祭のラストイベント・後夜祭。 キャンプファイヤーを囲んでお祭りの高揚感に浸る生徒たちは、恒例となっている公開告白大会に盛り上がっていく。 恋愛一色の空気にあてられ、秘めた思いが不意に溢れ出してーー。 伝えたい。変わりたい。好きになったこの気持ち。 文化祭編クライマックス!
義妹の英梨花からの「挨拶」のキス、幼馴染の美桜からの「お礼」のキス。翔太は家族2人からのキスを妙に意識してしまいそうになる日々だ。面倒見の良い翔太とお節介で世話焼きの美桜、そして勉強はできるが引っ込み思案の英梨花の3人暮らしは家族のように心地よい。そんな中、英梨花は一念発起してお好み焼き屋でバイトを始めることに。人見知りを克服しながら一生命懸成長する英梨花を間近で見ていると、美桜は世話焼きな自分の居場所がなくなってしまうような気がしてきて…。「恋人」以上にあったかくて「家族」以上にドキドキする。3人だから心地よい、トライアングル同居ラブコメディ。
段々季節も秋めいてきて、制服も衣替えするころ。隼人と春希たちが通う高校では文化祭シーズンが到来した。「吸血姫ブリギットたんを称えたい」という春希の思い付きでコンセプトカフェを開くことになった隼人のクラスも準備に忙しくなり始める。忙しない準備を手際よくこなし、面倒見も良い隼人は髪を切ってイメチェンしたこともあって急に女子たちの注目が集まってー「霧島くんって隠れた優良物件だよねー」「…ぇ」クラスメイトの前でぽろっと擬態が剥がれた春希は動揺を顔に出してしまう。一方恋を自覚した一輝は姫子からのメールに一喜一憂して…。恋模様も乱れ咲く文化祭編スタート!
離婚していた両親の復縁で7年ぶりに再会した義理の妹の英梨花。 気の置けない男友達みたいな幼馴染の美桜。 葛城翔太はそんな2人と一緒に、一つ屋根の下で暮らすことになった。 「……兄妹ってこんな感じなのかな」 「兄妹なら、そうする?」 かつて家族のことで寂しい思いをした者同士の3人暮らしは、 他人のはずなのに家族以上に心地よい。 しかし共に進学した高校での恋愛トラブルを避けるため、 美桜と翔太が偽のカップルを演じることになったことから、 お互いが不意に“異性”を意識してしまいーー!? 血の繋がらない3人の男女が家族になる方法を模索して、 家族以上の気持ちに揺れ動く同居ラブコメディ。
妹の親友を「女の子」だと意識してしまった。隼人に可愛く見られたいとはにかむ沙紀は、蛹が蝶へと羽化するように日々綺麗になっていく。変化していく友達を横目に、春希は変わらない「相棒」の顔でいつものように隼人を揶揄って笑いかけた。そんなある日、一輝の姉が人気モデルのMOMOだとバレてしまう。過去の経験から、隼人たちと距離を置こうとする一輝を引き留めたのは、姫子の飾らない素直な言葉だった。秋祭りの夜、揺れ始めた一つの天秤が、他の天秤をも否応なく変化させてー「…沙紀ちゃんに負けたくないな」春希の中で無意識に封じていた感情も解かれ始める。青春ラブコメディ、秋祭り編!
隼人が転校してきてから、春希の日常は大きく変わった。良い子の“擬態”は少しずつ解き始めて、バイトに挑戦してみたり、園芸部で新しい友達もできた。それは幼いころと何も変わらない穏やかな空気でいつも隣にいてくれる「相棒」の隼人がいるからこそ。夏休み明け、また春希の日常が変わり始めていたー月野瀬から転校してきた、沙紀の存在によって。隼人が妹でもトモダチでもなく「女の子」として扱うひと。「隼人ってさ、ボクのこと女の子として見てないでしょ?」変わらない関係と、変わりたい心。「相棒」と「女の子」の間で揺れ始めた2人の天秤はー青春ラブコメディ、第5弾!
隼人と姫子と共に、春希は久しぶりに月野瀬へと帰省した。虫捕りに水遊び、バーベキュー。田舎でしか楽しめない遊びを目一杯満喫しながら、もう1人の幼馴染・沙紀とどんどん距離を縮めていく。陰日向なく働き、損得なく誰かのために一生懸命になれる少女。きっと今の「隼人」がいるのは、沙紀が傍にいたからだ。彼女の中に秘められた純粋な気持ちを知れば知るほど、春希の胸は痛いくらいに跳ねて…。「ボクが男の子だったら好きになってたんだろうなぁ。なら隼人も…」春希の大切な「相棒」を好きな、特別な「友達」。でも心の奥では隠し切れない気持ちが育っていく、青春ラブコメ第4巻!
合カギを渡してからというもの、春希の距離がおかしい。朝、家まで起こしに来たり、わざわざ隼人の部屋で無防備に着替えたり。その上、学校でもいつものように下の名前で呼んでほしいと言ってきた。彼女が自分にとって「特別」な女の子と自覚した隼人は急に近くなった距離に戸惑って落ち着かない。一方、幼馴染4人で始めたチャットに春希は心かき乱されてーもう1人の幼馴染・沙紀は隼人のことが「好き」なんだ。なのに友達の想いを素直に応援できないこの感情って…。春希が自分の気持ちに戸惑ううちに、待望の夏休みが到来!プールにアルバイト、悩む間もなく忙しい夏休み編スタート!!
7年ぶりに再会した男友達ー現・清楚可憐な美少女の春希。少しずつ“良い子の擬態”を解き始めた彼女は、前よりも親しみやすくなったと一層人気者に。隼人も男友達が出来て、幼馴染であることを隠している2人は別々にお昼を過ごすことが増えていた。離れて過ごす昼休みは、いつもより時間の進みが遅く感じられて落ち着かない。春希は、園芸部員の少女・みなもと親し気に話す隼人の姿を見て、苛立ちのような独占欲のような何かを感じてしまって…。「ボクはね、隼人の本当の特別になりたい」“男友達”でも幼馴染でも物足りなくて、もっと相手に近づきたいー。想いが揺れる青春ラブコメ、第2弾!
『おれたちはずっとともだちだから!』幼かった時の夏の終わり、大切な男友達と約束を交わした。7年後、都会の高校に転入した隼人が再会した幼馴染は…清楚可憐な美少女になっていた!高嶺の花と呼ばれる春希は、隼人と2人きりになるとガキ大将の顔で無邪気に笑いかけてきて、誰もいない空き教室で弁当をトレードしたり、家で一緒にゲームしたり…なのに揶揄って女の子扱いすると真っ赤になって、そんなところは急に可愛い。田舎と都会、少年と少女、成長した心と身体。離れていた間に変化したものがあれば、変わらない想いと約束があって…。元“男友達”な幼馴染と紡ぐ、青春ラブコメディ開幕!