著者 : 鷹見一幸
「一航戦、赤城、出ます!」「加賀、続く!」本日も出撃、演習、遠征に明け暮れる鎮守府の艦娘たち。赤城率いる第一艦隊が西方打通作戦の先陣を切る一方、北方海域より鬼級、姫級を含む深海棲艦の大部隊が侵攻を開始する。急いで鎮守府へと帰還しようとする第一艦隊だったが、潜水艦による待ち伏せ攻撃に遭い、赤城と加賀が大破してしまう!絶体絶命の状況の中、提督が打ち出した作戦とはー!?艦娘総動員の大決戦が幕を開ける!!
日夜、出撃・遠征・演習に力をつくす艦娘たち。でも、拠点である鎮守府に帰れば、彼女たちもフツー(?)の女の子。観艦式や、身体測定、赤城対加賀の練習試合など、艦娘たちのゆるふわな日常の第2弾です!
ふたたび帝国軍に捕らわれてしまった翔馬は皇帝と相対していた。翔馬の目的を聞き出そうとする皇帝に、臆することなく言葉で立ち向かう翔馬だったがー。一方、翔馬を取り戻すため、獅子奮迅の戦いを続ける瀬里奈は魔法で鉄を打ち破るための仮説にたどりつく。そして、巨大蒸気戦車に魔力を注ぎ始めるとー。「私の想いは勝つ!これは想いの勝負よ!」瀬里奈の魔法と翔馬の現代知識で、戦争に終止符を打てるか!?堂々の完結巻!!
本日も出撃、演習、遠征に明け暮れる鎮守府の艦娘たち。南方海域の優勢を維持するため、提督は南の海に出張所を作ることを決断する。続々と出現する深海棲艦に対し、攻防を繰り広げる艦娘たちだったがーー。
日夜、出撃・遠征・演習に力をつくす艦娘たち。でも、拠点である鎮守府に帰れば、彼女たちもフツー(?)の女の子。というわけで、いつもなにかで騒がしい、艦娘たちのゆるふわな日常をお届けします!
筆頭政務官の泉野晴凛が王宮からさらわれる!美しい少女に成長したが中身はやんちゃなミーネは、シャールと共に、このはかりごとを決行したのだ。目的は晴凛と結婚するため!いよいよ、嫁と妻、どちらを選ぶかが決まる!!初夜を共にするのは、さぁどっち!?南域の乱の首謀者として、帝国が血眼になって捜す、仮面の軍師崇鳳。彼はしっかり生きていたームルトの従者となって。記憶喪失になった崇鳳はムルトをご主人様と勘違いし慕っていた。ムルトの故郷を取り戻すため、崇鳳は帝国を席捲した知略を振るい始めるのだが!?彼らのその後がわかる完結編!!
天下分け目の決戦を制した晴凛。ついに皇帝を奉じて、帝都へと凱旋するのだった。晴凛は筆頭執政官に、伏龍は政務総監に大抜擢され、これで一件落着!とはいかないのが、王宮の計り知れぬところ。海千山千の帝国官僚たちの利権争いに足を引っ張られ、今までの戦とは違う苦労に翻弄されてしまう。王宮政治のよどみを探る伏龍は、その病巣に行きつく。それは帝国に巣食う毒蜘蛛とも言うものでー。改革に時間が残されていないと痛感した伏龍は、ある決断をするのだが!?大人気シリーズ、クライマックスの第12弾。
南域の反乱軍と晴凛率いる北域国軍がついに激突する。数では反乱軍に分があるものの、皇帝を擁することに成功した北域国軍と帝国軍の士気は高い。合戦のすう勢は予断を許さないものだった。 軍師の知恵比べが戦況を左右する。片や型破りの破天荒な天才軍師、伏龍。片や帝都で英才としてならした天才軍師、崇鳳。二人の先の読み合いは熾烈を極める。激しく交わる軍旗をかすかに眺める帝都の民は、祈ることしかできなかった。 帝都を目前とする反乱軍の兵は血気に逸り、その勢いは留まらない。文字通りの人海戦術に、晴凛やシャール、ミーネも、ある決意を固めるのだが!?
北域行幸に仕掛けられた周到な罠。菰野一派は邪魔者である皇帝を排し、その罪を晴凛に着せようというのだ。だが、悪巧みに関しては天才的な伏龍が、その悪事に気付かぬはずがない。さらに裏をかく皇帝救出計画を立てるのだった。かくして晴凛、シャール、そして勝手についてきたミーネたちが、帝国の悪党たちと対決することに!? 大人気シリーズ、第10弾!
子作りの仕方をミーネに教えると安請け合いをしてしまったミリン。背に腹はかえられず、泥酔する光凛の下半身を頬を赤らめながらミリンが眺めていた頃。混沌とする帝国の情勢を探るため、伏龍はアイリーンとともに帝都に潜入していた。ツテ、金と使えるものは何でも使い伏龍は華麗に暗躍。さらには「北域国の力で南域の乱を討つ」という世論を作るべく、建白書まで書き始めるのだった。だが、それが思わぬ激震を帝国中央にもたらすことになり!?北域から、帝国中央へ。晴凛たちが始めた小さな国作りは、大きなうねりとなる。大人気シリーズ、第9弾。
帝国軍をのけ、本当に北域に王国を作ってしまった晴凛たち。犂山の強い勧めもあって、晴凛は「北域王」を名乗ることになるのであった。引きこもりの放蕩息子が玉座につく、まさかの展開である。伏龍の宣伝工作もあり、「北域の独眼竜」の触れ込みの晴凛の許に続々と人が集まり始める。まずは国作りということで内政にいそしむ反乱軍の面々。ミーネとシャールがまた女の誇りを賭けて勝負するという、平和だが騒がしい日々を過ごす一方でー。南域でも北に呼応するかのように、怪しい動きが出始めるのであった。帝国はついに激動の時代に突入し!?大人気シリーズ、第7弾。
ありえない奇策の連続で、まさかの勝利をもぎ取った晴凛たち。すぐ消える弱小反乱軍のはずが、北域を席巻する大勢力へと変貌をとげていく。近隣の太守たちも、侘瑠徒の王と言われる晴凛に興味津々となる。だが、北域に名を轟かす晴凛はというと。ミーネとシャールに迫られて右往左往していた。どっちが嫁か争いに翻弄されている姿には、相変わらず王の威厳はないようで。そして、ついに県都延声を落とす日がやってくる。勝てば、名実ともに北域の覇者となるのだが!?大人気シリーズ、第6弾。
ついに侘瑠徒防衛戦が始まった。伏龍の嫌がらせで帝国軍の足並みが乱れるも、劣勢は覆せず追い込まれていく。晴凛の超絶した弓技により、かろうじて敵の攻城兵器を食い止めているが、敵は三万の大軍。落城は時間の問題だった。一方、孤立無援の侘瑠徒にヤキモキしている少女が一人。タッケイ族のシャールである。「未来の旦那様が一大事」とばかりに、一人でも出陣すると息巻いていた。援軍はまかりならぬというお触れと強情な妹との間に挟まれ、族長のスンタタは脂汗を流すしかなくー。強運に恵まれてきた晴凛たちだが、さすがに今度ばかりは!?大人気シリーズ、第5弾。
どういう訳か侘瑠徒の王ということになってしまった晴凛。晴凛を婿にするというミーネの策略(?)もあり、シャン族の族長イシルに挨拶に行くことに。折しも、シムールは全ての部族の長が集まる大族長会議の真っ最中。そこで、ミーネは晴凛を婿にすると宣言する。それに反応したのはタッケイ族の族長スンタタだった。スンタタは娶るならシャールにしろと言う。かくして晴凛を巡り女の戦いが勃発。ミーネとシャールはどちらが嫁にふさわしいか料理勝負をすることに。「晴凛はわしのもの」「晴凛様はわたしのもの」と火花を散らす二人の戦いの行方は!?
タッケイ、ユルム族連合三万! 侘瑠徒の街はシムールの大軍に包囲される。なぜか余裕のミーネを抜かし、みんな生きた心地がしない。 戦いは意外にも穏やかに始まった。互いに一番の遣い手が腕を競い合う弓勝負。タッケイ族の天才少女シャールに、晴凛は圧倒的な腕の冴えで勝つ。シャールに見染められた晴凛は求婚され、ミーネがプンスカ怒るという一幕があるものの、戦いの流れは総攻撃へと移っていく。このままでは数に劣る自分たちは助からない……。正攻法では勝てないと踏んだ伏龍が馬鹿馬鹿しい奇策を編み出すのだが!? 待望の第2弾が登場!!
エリート一家で唯一の落ちこぼれ晴凛。彼がやっとの思いでありついた仕事は異国の姫君の家庭教師だった……。シムールの一支族の末姫、ミーネ。まだ13歳のあどけない、おしとやかな姫様──なんかではなかった。わがままで気に入らないと暴れまくる超問題児。振り回されまくる晴凛だったが、なぜかミーネ姫に気に入られてしまう。 ミーネ姫に翻弄されつつも、なんとか教師が板についてきた晴凛。だが、和平を結んでいたはずのシムールが帝国に宣戦布告をしてくる。板挟みな晴凛だったが、これが英雄への第一歩で!?
重傷を負いながらも、大宮から危機一髪で脱出した慎吾。慎吾たちは熊谷コミュニティに身を寄せることになる。大宮を落とした西東京協和国は慎吾を追うように進軍を始める。次々と各コミュニティを吸収し、大勢力となった協和国は関東の大きな脅威となりつつあった。熊谷は他のコミュニティに援軍を求めるが、協和国を恐れる指導者たちは傍観を決め込む。熊谷単独で戦うことを覚悟せざるをえない状況。慎吾は敵の情報を得るため、矢上と二人で協和国陣地の奥深くへと潜入するのだが!?鷹見一幸が贈る「リセットされた世界の物語」待望の第2弾。
あの大崩壊から5年。世界は一変した。大人は死に絶え子供だけの世界。立川辺りが西東京協和国を名乗っていたり…。そんな東京を目指して歩く人がいた。見た目は平凡だが時折鋭い目配りをする少年、園山慎吾。彼が見た西東京協和国はカルチャーショックに値するものだった。大統領を名乗る男がいて入国には許可がいるー国家ごっこ。だが活気に満ち、そこには確かに人の営みがあった。慎吾はこの街で矢上と名乗る美しい少女と出会う。慎吾の印象に反し、彼女はこの国はまやかしだという。そして明らかになる真実。その暗部を知った慎吾たちは国から脱出しようとするのだが。
約束どおり、セリカスタン三人娘が日本にやって来た。 念願の龍也の部屋を見ることができたリューカ姫はご満悦。 そんなリューカ姫一行と時を同じくして、日本に入国した一人の男がいた。 彼には任務があった。 日本を混乱の渦に巻き込むという──。 冷酷かつプロフェッショナルなテロリストの存在に、龍也たちは気づく。 彼らは自分たちの力だけでテロリストに立ち向かう決意をするのだが……。 はたして龍也は日本の救世主になれるのか!?