著者 : magako
「もう、記念日はいいや。リュートと一緒にいられる毎日が、あたしにとっては特別な記念日だって気がついたから」。“二ヶ月の壁”を乗り越えたころ、月愛はまた、走り始めた。どんどん大人になって、魅力的になっていく。そんな月愛に置いていかれないように、龍斗もまた、自分の気持ちを新たにするのであった。激動の夏休みが終わり、待っていたのは愛しくも退屈な日常…ではなく、もっともっと刺激的な二学期でした。走り出す月愛。その手をしっかり握り止める龍斗。凸凹カップルとその仲間たちによるラブストーリー、お待たせしました第3巻。今回はあの人が幸せになって、あの人は振られちゃいます。
クラスのぼっちギャルを拾った。一人暮らし中の高校生・明護晃はある雨の日、近所の公園でずぶ濡れになっている金髪ギャルのクラスメイト、五月女葵を見かける。「…私、帰る家がないの」どう見てもワケアリの葵を放っておけず、自宅に連れ帰るのだがー「お風呂、ありがとう」「お、おう…」葵の抱える複雑な事情を聞いた晃は人助けだと思い、転校までの間、そのまま一緒に生活をすることに。はじめて尽くしの同居生活に戸惑いながらも、二人はゆっくりと心の距離を近づけていきーこれは、出会いと別れを繰り返す二人の恋物語。
月村響、高校2年生。彼は、カーストトップに君臨する超絶リア充である。彼の周りには同じく飛び抜けた存在である友人達がいつも側にいた。雑誌の専属モデルを務め、常に響に寄り添う牧田奏。スタイル抜群で男子に抜群の人気を誇る千代田静玖。誰しもが認める衝撃的な美少女、薬師寺ココ。そんな彼女達と学生生活を満喫していた響だったが、カーストにまつわる問題を解決するため、クラスのオタク女子・桐谷羽鳥を「プロデュース」することになり……?他者の物差しでランク付けされ、時に理不尽な問題を引き起こす「カースト」。そんなカーストに反旗を翻したリア充による青春ラブコメ、ここに開幕!
紆余曲折を経て、やっと小森翔太と友達になることができた元カノ・夏川雫。さらに関係を発展させるべく、小森の今カノ・高嶺繭香に宣戦布告をする。一方の高嶺も夏川への対抗意識から小森と付き合っていたが、意外にも頼もしい小森にマジ惚れ。偽装の恋人から本物の彼女となる決意を固めていた。しかし、ふたりの「本物の恋人」作戦は問題ありまくりでー!?夏川は実弟・砂川健吾を偽装の彼氏として、酷い仕打ちをさせ、同情→愛情→恋人の策を練る。高嶺は仮想のストーカーを仕立てて、小森からの庇護愛を得ようとする。ふたりの思惑を絡めたダブルデートが始まり、ますます錯綜する恋愛模様!?
ウソだろ!?一学期の終わり、衝撃のニュースが学校を駆け巡った。そう、我らが陰キャ仲間・加島龍斗と、学校の花でも蝶でもなんでもいいんだけど、あの白河月愛さんがお付き合いを始めた、という。信じられない、信じたくない、ウソだと言ってくれ!それでもタイムラインは進み、夏休みに突入。あの凸凹カップルにも、あんなことやこんなことが…起こるんだろうなぁ。…もちろん起こります!まさかあの龍斗が?やっぱ白河さんて、そういう感じ!?うまくいかないよねぇ…という周囲を余所に、2人は信じ合っていました。ひと夏のすれ違いを、つながり続けていた心を描いた、必読の第2巻!!
“The普通”な高校生・小森翔太は、学園一の美少女にして孤高の存在・夏川雫から、男除けの偽装カップルを持ちかけられる。人の良い小森は承諾し、カップルを演じることに。だが今まで人を好きになったことがなく恋愛偏差値が小学生以下の夏川は、いつの間にか小森を本当に好きになってしまいー。「小森くん、私たちの関係は今日限りで終わりよ!」(訳:これからは本物の恋人同士になりましょう!)あまりにも言葉足らずな恋人終了宣言を受け、2人は元カレ元カノに。思惑違いの展開に焦る夏川を尻目に小森の幼馴染・高嶺繭香が小森に急接近。このすれ違いの恋心の行方は!?
「す、好きです!」「えっ?…ススキです!?」。陰キャ気味な高校生・加島龍斗は、スクールカースト最上位&憧れの白河月愛に罰ゲームきっかけで告白することになった。予想外の「え、だって今わたしフリーだし」という理由で付き合うことになった二人だが、龍斗はイケメンサッカー部員に告白される月愛の後をつけて盗み聞きしてみたり、月愛は付き合ったばかりの龍斗を当たり前のように自室に連れ込んでみたり…。付き合う友達も、遊びも、何もかも違う2人だが、日々そのギャップに驚き、受け入れ合い、そして…成長し、心を通わせ始める。読むときっとステキな気分になれるラブストーリー、始まります!
この小説はイチャ甘ラブコメー彼氏彼女の交際が始まった直後の二人の初々しい日々の記録だ。例えばこれはある日の放課後、那乃の友人・幾乃原美々華に戒理を紹介するとき。「桑折は俺にとって、とても…とても大切な人だ。命を賭けて、全力で守りたいと思っているし、必ず守る」「…」「桑折?どうした急に黙って」「…あの…うれしーんですけど…イ、イクちゃんの前だとはずかしーとゆーか…」「-すまんまた俺は…」今回も、戒理の無自覚デレに那乃が赤面しまくるだけのお話ーかと思いきや、ちょっとしたトラブルや関係の進展もあり…?那乃と戒理がひたすら可愛い尊死必至なラブコメ第二弾。
この小説はイチャ甘ラブコメー彼氏彼女の交際が始まった直後の二人の初々しい日々の記録だ。彼氏は渡世戒理。17歳、高校一年生(二留)。二年の眠りから目覚めたばかりのワケありの少年。彼女の名は桑折那乃。16歳、高校一年生。オシャレと面白いことが好きなちょいウザ美少女。そんな二人の毎日は…大体こんな感じ。「せーんぱい♪今日のあたし、トクベツ可愛くないっすか〜?ほらほら、褒めてくれてもー」「そうだな、確かに可愛いな」「〜〜っ」「桑折?」「…そーゆうとこっすよ、先輩!!」これは少しズレた先輩の無自覚デレに後輩彼女が赤面しまくるだけのお話。ヒロインレースも破局の危機もない、尊死必至なラブコメ。