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怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトが創始し、人類史以前より地球へと飛来した邪神たちが齎す根源的な恐怖を描いた架空の神話大系〈クトゥルー神話〉。 その新訳コレクション第3集となる本書では、古代エジプトの影の中より現れた不吉な興行師の脅威を描く「ナイアルラトホテプ」、その異名を冠する表題作「這い寄る混沌」をはじめ、平原に蠢く邪神の恐怖にまつわる「イグの呪い」、邪神像の犇めく館で異形の神への礼拝が響く「蝋人形館の恐怖」、そして異端教派〈星の智慧派〉に深入りしてしまった怪奇作家の運命を描く「闇の跳梁者」と、ラヴクラフト自身が手がけた“原神話”から、彼の悪夢と筆から生まれた神々を巡る10篇を収録。 宇宙の深奥、冒涜的な笛と太鼓が響く中、無貌の神が嗤笑するーー! 〔収録作品〕 ・ナイアルラトホテプ Nyarlathotep ・這い寄る混沌 The Crawling Chaos ・壁の中の鼠 The Rats in the Walls ・最後のテスト The Last Test (元作品「科学の犠牲」併録) ・イグの呪い The Curse of Yig ・電気処刑器 The Electric Executioner(元作品「自動処刑器」併録) ・墳丘(雑誌掲載版) ・石の男 The Man of Stone ・蝋人形館の恐怖 The Horror in the Museum ・闇の跳梁者 The Haunter of the Dark
大学生の結維は、半妖の青年・小太郎と願いを叶えるため「九つの功徳」を積むことになった。 年明け、大学の友人と訪れた縁結びの神社で、結維は美しい姫神みやめを助ける。彼女の指先からのびた“縁の糸”がもつれ、鳥居の近くに絡んでいたところを手助けしたのだ。どことなく憂いをたたえたみやめ。実は彼女は結維の亡き曾祖父と面識がありーー。 同時期、小太郎を訪ねて現れた“あやかし”も、みやめの神社と縁があるようで……? しっかり者の大学生と狼青年の、現代ご縁結びお伽草子、第2弾!
ぼくの名前は愛之助。ご主人様は千尋。千尋は頑張り屋で、とっても可愛いメスなんだ。同居人のルーイ(ゴールデンレトリバー)もぼくも太鼓判ってやつを押すね。そんな千尋に最近気になるオスができたみたいでーー。
わたし、花住苑子は両親を亡くしてから、妹の絢乃と二人でつましく暮らしていた。けれど、まだ19歳の学生である絢乃が、突然の妊娠と結婚を宣言したことをきっかけに大げんか。ボンタを掛け違えたように、すれ違って…。二人で暮らしていた東京のマンションは彼女と結婚相手に譲ることにして、わたしは大学時代の恩師の言葉を胸に、軽井沢へ向かった。それが、妹に贈る手作りウエディングと、染色家の若旦那・登季さんとの温かな出会いにつながっていきー。
尭を退けた海宝の噂は民衆や地方の士大夫にも広まり、英雄視されるまでになっていた。しかし貴族からの評価は相変わらず低いまま……。そこで次期宰相を海宝に託したい王家は、大臣家との縁談を持ちかけてきてーー?
みさきは母が営む小さなクリーニング店を手伝いながら、推理小説家を目指して投稿生活をしている。 そんな彼女の日課は、お客様の様子を観察して、人となりや私生活を推察すること。 たいていのお客様のことは分かるけれど、ひとりだけ私生活がまったく見えないお客様がいる。 橘千尋様。 いつ見ても完璧な絶世の美女なのに、出されるクリーニング物は仕立ての良い男物のスーツのみ。 結婚しているようには見えないし、そもそも生活感すらまるでない。 そんなある日、クリーニング店でみさきが男性に絡まれていると、偶然来店中だった千尋が助けてくれた。 だけど「順番くらい頭の悪いクソガキでも分かりますよ」とすごんだのは男性の低い声! 完璧美女の橘さんは実は男性!? それがきっかけで、みさきと千尋はクリーニング店で起こる小さな謎を次々解決することに! 読めばちょっとだけクリーニングにくわしくなれる!? クリーニング屋さんで起こる、ふんわりほっこりミステリー。
女神からの特典は、癒しの力とイケメンで過保護な保護者!? 帰宅中に事故に遭い、異世界転生したアラサー会社員の翔子。しかも10歳の姿から再スタートすることに! 転生にあたって女神から賦与されたのは、“癒しの力"と“自立するまでの世話人"。 転生先で瀕死のところを、翔子はイケメン狩人のファルコに拾われ、共に暮らすことになる。 「仕事に疲れていた前世だけど、この世界では自由にのんびり生きたい! 」 スライム狩りに、薬草採取。そして『治癒』の勉強とまったりファンタジー世界の生活を謳歌します! 過保護で翔子に甘いファルコと、第二の人生を楽しむ、異世界スローライフ・ファンタジー開幕!
帝国の留学生と異文化交流!? 前世の知識と魔法を活かし、「子羊亭」の経営も、冒険者としてのスタートも順調なアーシュ。 そんな彼女のもとに、王都の学院から依頼がやってくる。 予定を早めて王都に向かったアーシュたちを待っていたのは、帝国からの留学生だった! 彼らと触れ合ううちに、メリダとの冒険者の地位、魔法についての認識の違いを知ったけれど帝国への憧れは止まらずーー!? 転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー! 子羊たちの未来もそれぞれ変化していく待望の第3巻!
交通事故に遭い、入院した久美。主治医となったのは、大病院の御曹司で、イケメン凄腕外科医として有名な堂浦だった。リハビリに消極的な久美に堂浦は厳しく接するが、彼の優しさゆえと知って心惹かれていく。だけど彼は住む世界が違う人ーそう言い聞かせていたのに、退院後「俺にはきみが必要だ」とまさかの求愛宣言!彼から熱く求められる蜜月ライフに、身も心もとろけていき…。
弱小国の王女リゼットは、皇帝・アンドレアスの妃を選ぶ「花嫁オーディション」を受けることに。王都に滞在中のある日、不埓な男に絡まれたリゼットは、助けてくれた傭兵と恋に落ちる。持ち前の明るさと機転で試験を次々パスする一方で、傭兵との逢瀬は続き、恋心は大きくなるばかり。ところが実は彼こそが皇帝その人で…。熱情を一身に受けながら、皇帝の独占愛に溺れていき!?文庫でしか読めない書き下ろし番外編付き!
王子の町に 怪しいキツネ、あらわる!? 長い家出から戻った瞬太は、夏休みに受けるはずだった補習をほぼ欠席したために、いよいよ卒業の危機に陥る。追加補習を受けながら頑張ろうとするが、家に新生児がいて寝不足になり、居眠りが止まらない。一方、またも連絡がつかなくなった葛城をさがすために、祥明は月村颯子を陰陽屋へよぶが、化けギツネは化けギツネをよび、事態は思わぬ方向に──。 文化祭、年末の狐の行列など、いよいよ冬に向かって季節はめぐる、人気シリーズ第11弾! <目次> 第一話 勇者は眠らない 第二話 陰陽屋千客万来 第三話 ミッション・インポッシブル 〜女スパイ律子のプリン事件簿〜 第四話 倉橋スポーツ洋品店の野望 イラスト toi8
水源境で水神の加護を手に入れたフォンシエは、水棲の魔王セーランに奪われた都市を取り戻すため、兵団の力を借りようと王都に向かう。しかし、王国は吸血鬼の魔王モナクの侵攻を過剰に恐れており、王都の守りを固めるために兵は貸し出せないと突っぱねられてしまう。王都に住む者も辺境都市に住む者も、同じ民には違いない。それなのに、魔王セーランに支配された辺境都市は見捨てるという対応に憤ったフォンシエは、フィーリティアとともに独自に協力を集め、カヤラ領の奪還に向かうのだがーー。
フランチェスカとの対立を終えたアルトのもとに、北街の情報屋ルン=シュオンが訪れる。毎年西街で行われる商業ギルド主催のオークションの責任者が、短期間で次々に殺害されているのだという。事前には必ず犯行声明文が出されており、そこに書かれている名前は「暗殺者ハウンド」--王都で知らない者はいない伝説の暗殺者だった。そこでルンはアルトに、オークションの次の責任者になったラサラ商会の社長、ラサラ=ハーウェイの護衛を持ちかけてくる。天楼への借金のこともあり、とりあえず話だけでも聞くことにしたアルトだったがーー「どの程度役に立つかはわかりませんけど、貴方にボクを守るという栄誉を与えます」ラサラはかなりクセの強い性格の少女だった。
ボキューズ大森海での騒乱を終え、銀鳳騎士団は巨人族と共に王都に帰還する。巨人族、そしてエルネスティを襲ったという第一次森伐遠征軍の末裔の存在は、フレメヴィーラ王国にとってまさに寝耳に水。突如もたらされた途方もない話に、もはや既存の価値観は通じず、王国は新たな時代へと踏み出していくことになる。そして銀鳳騎士団にもまた、巣立ちの時が迫っていた。此度の事件で銀鳳騎士団の影響力を重く見た国王リオタムスは、エドガー、ディートリヒ、ヘルヴィらが率いる各中隊を新たな騎士団として独立させるよう告げる。エルネスティの下に残る者、騎士団長としての道を踏み出す者、新たに入団を目指す者ーーそれぞれの想いを受けて銀鳳騎士団は形を変え、新たな飛翔の時が訪れる。
危険な依頼続きで慌ただしかったツカサを気遣い、メルとカレン、ミイ、コレット、ロロの五人は、一人ずつ交代でツカサに休日を満喫してもらおうと企画する。図書館に行ったり、食べ歩きしたり、店番したり……。ツカサは美少女達とデートしながら休日をゆったりと過ごす。そんな中、海水浴旅行の宿泊券を手に入れたツカサ達は海に遊びに行くことになる。女性陣は水着に着替えて水遊びを満喫したり、ツカサは初めて見る素材を採取したりと、それぞれの時間を楽しんでいくのだがーー。
サイトピアを南下した場所にある、マドカ大陸ーー通称「魔大陸」。人類の敵である魔族が住み、今も戦争を繰り広げている因縁の敵国。その魔族の国マドカピアに、現代の噺家、楽々亭一福はいた。サイトピアに間者として紛れ込んでいたアヤメの暗躍によってマドカピアに拐われた一福は、ラッカとクランエ達の必死の救出作戦も失敗し、単身で敵地の中心に取り残されていたのだが……。「それでは毎度ばかばかしい噺で一席でおつき合い願います」一福が扇子でトンと、舞台を叩く。その瞬間ーー世界が、変わる。一福は魔族を相手に、変わらず落語を演じ続けていた。
五十階層の試練を突破したリルドールだったが、コロネルの突然の脱退によりパーティは一時解散状態になってしまう。現在東の迷宮では、五十階層以下が開放されたことで、普段は南の迷宮で活動しているクラン『栄光の道』が東の迷宮に参入し、『道化猿』率いる中級冒険者達と資材の利権争いが起きていた。ヒィーコ達にとって普段ならば興味がない話題だが、『栄光の道』--そのクランこそが、コロネルが移籍したクランであった。ヒィーコとムドラはコロネルの真意を確かめに、『栄光の道』の元へ向かうのだがーー。
刑事の伊勢蔵之介は、姪・琴乃と住む自宅へ帰る途中、乗っていたバスごと異世界に召喚されてしまう。男子高校生三人組と、琴乃の同級生である西園寺清音、そしてバスの運転手の三好と蔵之介をあわせた六人は異世界ベルリーザ王国の「勇者」として召喚されたと告げられる。勇者は特殊な能力『ギフト』を有していると言われるが、清音、三好、蔵之介の三人の能力はあまり高いとはいえないものだった。強大な力を手にしたことで次第に好戦的になっていく男子高校生たちを横目に、王国に不信感を抱いた蔵之介たちは、早めに王国を脱出しようと計画を練るのだがー。