ラノベむすび | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(8)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(8)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(8)

出版社

小学館

発売日

2013年11月19日 発売

ジャンル

彼は変わらない。だから周囲は変わっていく

雪ノ下雪乃は「……あなたのやり方、嫌いだわ」と、否定した。
由比ヶ浜結衣は「人の気持ち、もっと考えてよ……」と弱々しく呟いた。
後味の悪さを残した修学旅行を終え、日常に戻った奉仕部。三人の関係はまたぎこちないものに戻ってしまうのか……。
そんな折、奉仕部に新たな依頼が持ち込まれる。内容は生徒会長選挙に関わるものだった。
お互いのやり方を認められないままの奉仕部の三人は、それぞれが別のやり方で依頼に対することに。
ばらばらの奉仕部。分かっていた。この関係はいつまでも続かないことも、自分が変わることができないことも。
ーー君のやり方では、本当に助けたい誰かに出会ったとき、助けることができないーー
自然消滅か、空中分解か。誰のやり方でも奉仕部は解散を免れない。
その行動は誰がために。--それでも自分のやり方を貫き藻掻こうとする“彼”は、大きな失敗を犯してしまうーー。

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新しい年、新しい関係、新たなる想い。 冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。 合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃と葉山隼人、そして……。 教室で、部室で過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも。 冬休みが終われば、2年生とという学年ももうあとわずか。新学期にざわめく教室にはある人物の「噂」が流れていた。 望むと望まざるとに拘わらず、同じ場所で過ごす時間は刻一刻と減っていく。 そんな雰囲気だからなのか、奉仕部に持ち込まれた、ある依頼……その依頼は今までに知ることのなかった彼ら、彼女らの別の一面を映し出すことに。 自分のしたいことが、相手の望むことは限らない。本当の気持ちが伝えたい気持ちとも限らない。誰かが知っているその人が、その人の本当の姿とは限らない。 今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。 彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。 2014/11/18 発売

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