ラノベむすび | 不戦無敵の影殺師 5

不戦無敵の影殺師 5

不戦無敵の影殺師 5

出版社

小学館

発売日

2015年7月17日 発売

ジャンル

小手毬がいなくなったら、俺はーー

「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。

俺ーー冬川朱雀と相棒の少女・小手毬は無能力者との戦いが終わり、いつもどおりの生活に戻れると思った。しかしその矢先、小手毬が血を吐いて倒れた。そして意識を失い、俺の隣に眠っている。どうかこれを眠りだと、定義させてほしい。たとえ息をしていなくたって、眠りと言わせてほしい。ふとももに小手毬の重さを感じているから、よりそう思えるのかもしれない。小手毬の重さは意識がなくても変わらない。あいつの頭の重さが俺の脚を支配する。

どうして、お前の首元、こんなに冷たいんだよーー。
誰かを倒せば小手毬が目を覚ますのか?
--そんな敵は存在していない。
最強を目指してあれだけ悩んで、戦って、傷ついた。
強くなった。なのに俺にはなにもできない。

俺が何をすれば、小手毬が戻ってくるんだよ!
・・・・・・誰か、教えてくれーー。

無能力者との戦いの末に、煌霊でも人間でもない状態に陥った小手毬。果たして彼女を救う手段は存在するのかーー。予想外の展開をみせる異能力リアルアクション第5弾!

関連ラノベ

不戦無敵の影殺師 7不戦無敵の影殺師 7

どれだけ強くなっても、俺は悩むんだな。 「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。 俺ーー冬川朱雀はとまどっていた。 「人間になると決めたら、教えてね。そのための異能力者を紹介するから」 小手毬の前で両手を広げて、天児奈はいつもの軽い調子で言った。 しかし、話はそうメリットばかりではなかったのだ。小手毬が不老不死である煌霊から人間に戻れば、人として生きられる。だけど、『天上』になったことで現状俺は不老不死だ。 俺たちの人生は共に歩めなくなってしまう。すれ違ってしまう。 そうなると俺は『天上』を辞めるだろう。しかし、天児奈によって大きな問題に気づかされた。 「『天上』というのは世界が大きく悪い方向に行かないように管理する組織なの。じゃあ、最も管理しないといけないのは『天上』そのものでしょ。『天上』レベルの異能力者を放置していれば、世界は重篤な危機に陥りかねないよね?」 つまり『天上』から抜けた異能力者が無事に生きていけるって保証はどこにもなかったのだーー! 真の最強になることが唯一残された道!? 苦悩し続ける異能力リアルアクション最終巻! 2016/06/17 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP