ラノベむすび | 出版社 : ポプラ社

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よろず占い処 陰陽屋百ものがたりよろず占い処 陰陽屋百ものがたり

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ポプラ社

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2019年11月6日 発売

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出るわ、出るわ、陰陽屋のくせものたち…! 安倍家は男子が育ちにくく、祥明の父も祖父も、その蔵書に目がくらんで婿入りした貧乏学者である。初めて叔母のいる国立の安倍家を訪れた山科春記も、妖怪学を研究する身から、書庫が羨ましくて仕方がない。そして、初めて会った叔母の息子、中学生の祥明少年が書庫で読みふけっていたのは、稀少な『諸国百物語』の原本で……。 小学校時代の三井と倉橋、瞬太の従姉の瑠海と伸一の出会いの話、クラブ・ドルチェのハロウィンのできごとなど、くせもの揃いの登場人物たちが次から次にあらわれる、今昔のお蔵出しエピソードが満載! <目次> 第一話 国立あやかし奇譚 第二話 秘密のお孫ちゃん 第三話 理不尽な王子さま 第四話 海神別荘 第五話 はるかなり美しき青きドナウ 第六話 真ん中の男 第七話 キツネ取材日記番外編 プロジェクトB 第八話 ナンバーワンホストの黒いハロウィン 第九話 真冬の狐火 第十話 今日も頑張れ、キツネ君 あとがき 装画:toi8

秘密の花園でお茶を秘密の花園でお茶を

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2019年10月4日 発売

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隠れ家カフェ「秘密の花園」にようこそ。 花の香りと美しい青年に、悩みも孤独も疲れも、 心から癒されます。 <STORY> 慕っていた兄の婚約にショックを受けた高校1年の滝川英美里は、思い悩むあまり道端で気分が悪くなり、同級生の伊庭健に助けられる。兄の店だと連れてこられたのは、住宅街にひっそりある隠れ家のようなガーデンカフェ。その美しい庭に魅せられ、英美里は優しく微笑んで迎えてくれた美青年の店主咲良に、誰にも言えない悩みを打ち明ける(第1話 キョウチクトウの誘惑)。 美しい庭の花とあふれる香り、甘いお菓子で訪問客を癒す、花カフェをめぐる目にも心にもやさしい物語。 <目次> 第1話 キョウチクトウの誘惑 第2話 ライラックの憂鬱 第3話 レンゲソウの窮地 第4話 花冷えの日 あとがき 装画:香魚子 <著者メッセージ>  この物語のテーマは『癒やしと救い』です。  身も心も疲れ切ってクタクターーそんなときに読みたくなる本をイメージして作りました。  私自身がそんなふうに疲弊していた時期に、癒やしを求めて書いたお話です。  なので、自分の好きなものを詰め込みました。  見るだけで気分が華やぐ花々、香りで癒やしをくれるハーブ。  甘くて綺麗なスイーツ。そのときの気分で選ぶ、様々なドリンク。  ほっと一息つける隠れ家カフェ、ほどよい距離感で接してくれる、素敵な店長。  そして、ハラハラドキドキもほしいーー各話に必ず主要人物の『秘密』を。  カフェのイメージは、その名のとおりバーネットの名作『秘密の花園』です。  思いがけず出会った、自分だけの秘密の場所。  外とは隔絶された別世界で、花や木々に囲まれているーー。  実在のカフェではなく、自分の理想をイメージして創作しました。 (あとがきより)

Go Forward!Go Forward!

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2019年9月5日 発売

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一気読み必至!最高のドラマチック青春スポーツ小説! 監督の酒田以外、初心者だらけの高校ラグビー部が、 ゼロから鍛えて花園を目指す!?   *  *  *  * 【STORY】 名門大ラグビー部出身の酒田公男は、就職が決まらず、恩師の伝手で神奈川県にある私立櫻木学院高校の臨任体育講師の枠にもぐりこむ。そこで若い新理事長から、ラグビー部の立ち上げと花園出場を命じられ、背水の陣で挑むことに。 なんとか集めた部員は個性的かつ素人ばかり。しかし酒田の粘りやクレバーな主将、トンガからの留学生などのおかげで、チームの力はアップしていく。7人制セブンズの大会、菅平の合宿を経、少しずつ変化する部員たち。そしていよいよ花園予選が始まる── 【著者メッセージ】 「えっ。雨なのにグラウンドで練習するの」「そこに選手が倒れてるのに試合続行なんすか」 2007年。横須賀高校ラグビー部で取材を始めた頃、超のつくラグビー素人だった私には驚くことばかりで、これはかなり本気出さないとまずい、と普段は気の抜けている人間が珍しく気を引き締めたものでした。(中略) それからは大学ラグビーやトップリーグのシーズン中は毎週末の秩父宮通い。 (中略)取材のおかげで試合の流れもそれなりにわかるようになっていたし、「ナイストライ!」とか「とめろー!」とか普段は出したことのないような大声で応援するのも楽しかったし、なによりラグビーマンたちはカッコよかったし、ラグビーっておもしろーい。こうして私は、まんまとラグビーにはまってしまったのです。 私のラグビー観戦熱狂時代は2015年のワールドカップ、日本代表が南アフリカに勝利したあの試合でピークを迎えました。 (中略) 『Go Forward!』が世に出たとき、十年とはずいぶん時間をかけたのですね、という言葉をよくかけられましたが、実は、十年のうちの半分はただただラグビーを楽しむだけの時間だったのです。でも、楽しむって、大事ですよね。 あれから四年。再びワールドカップの年が巡ってきました。しかも、場所は日本。 僭越ながら、この本がラグビーを知らない方たちにワールドカップに興味をもっていただけるきっかけに、ラグビーを楽しむきっかけになってくれたら、と願っております。 (文庫版あとがきより) イラスト:alma

終電前のちょいごはん終電前のちょいごはん

著者

標野凪

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2019年6月5日 発売

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あなたに寄りそう「こつまみ」をどうぞ。 福岡が舞台のほっこり美味しい物語 福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこか寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが、誰の心もやさしく癒してくれます。 ほっこりあたたかくなる美味しい物語。巻末にレシピ付き。 <MENU> 月夜のグリューワイン 森のカクテル 本とおさかなのスープ 池田飲みとしろくま 柚子と適燗 スルメとてんとう虫 バレエシューズとうすぎりショウガハイボール 新茶と煮物 七月のみかづき 文さんの一言メモつき「みかづきレシピ」 ■著者 標野凪(しめの・なぎ) 静岡県浜松市出身。 グラフィックデザイナー、建築士の傍ら、移り住んだ福岡でカフェを開業。 現在も東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。 2018年第1回おいしい文学賞にて最終候補となり、2019年に本作でデビュー。 カバーイラスト:ゆうこ

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