出版社 : マッグガーデン
5歳のアイが聖女として異世界から召喚されて数か月。アイは夫婦の愛情を受け、無自覚に力を発揮しつつもすくすくと成長していった。そのおかげで魔物が出る数も減り、平和の象徴でもある新年の祝賀会が数年ぶりに行われることに。エデリーンとおそろいのリボンとコーディネートにはしゃぐアイはまるで天使のよう。このまま祝賀会が無事に終わると思いきや…!私の夫ユーリに熱い視線を向ける美女リリアンの姿を発見!ちょっと!私の大事な人に何をするのよっ!?仲良し家族に最大の危機、迫るー!
裕福な商社を営むオルゾン家の一人娘ソフィは、生まれつき皮膚の奇病にかかっていた。その異様な容姿により『化物嬢』と呼ばれ、学園ではいじめられる毎日。ついには退学し、屋敷で皮一枚しか治すことができない光の力の習得と勉学に励む。そんなソフィは、ある日自らの病気を苦に命を絶ちかけ思い出す。自分がかつて日本に生まれ死んだアラカンのオカンだったことを!「お父様、お母様、わたくしサロンを開きたく存じます」皮一枚のことで悩む人を、一人でも多く癒したい。生きることを決意したオカン力あふれる化物嬢ソフィが、今日もお客様の皮をお治しいたします!
貧乏伯爵令嬢の“シンシア”は家の借金返済のため、王都コロンで働く日々を送る。ささやかな楽しみは、ご褒美においしいスイーツを食べること!ある日、シンシアは人とぶつかって転倒し、買ったケーキを潰してしまう…。呆然とする中、手を差し伸べたのは“笑わない貴公子”と噂の王弟“リュファス”だった。このリュファス、実は甘いもの好きでひそかにスイーツ仲間を求めておりー。「給金は三倍出す!屋敷で働き、スイーツを一緒に食べてくれないか?」二人がケーキを通じて偶然出会ったとき、おかしな関係が始まるっ!?甘くほろ苦い、お菓子と恋のじれじれラブコメディー!
OLの青山薫が貧乏貴族の長女“ペイシェンス”として転生して数ヶ月。地味スキル“生活魔法”と前世の知識を活かし、王立学園で忙しくも楽しい毎日を送っていた。そんな中で学園は夏休みに突入し、ペイシェンスは可愛い弟たちと会うため寮で帰省の準備をするが…。何と、ビクトリア王妃から側仕えの褒美として離宮に招待されてしまうのだった!弟たちとの再会が延期され落胆するペイシェンス。だが、渋々王妃一行に付いていった離宮は、王家御用達の超豪華リゾート地だった!透き通った海、新鮮な海鮮料理、気品あるモダンな洋館ー。「どうせなら堪能しようじゃないの!」楽しさ爆発な真夏のバカンス編、はじまるよッ!
高名な魔法師の家系であるエドモンド伯爵令嬢ソフィアは、六歳の時に魔力ゼロの判定を受け家族から冷遇される日々を送っていた。唯一の癒しは、ソフィアにしか見えないフェンリルのハナコだけ。十六歳のある日。国家間の交流パーティに出席したソフィアは、精霊王国エルメルの軍務大臣である竜神アランにハナコが見えていることに気づかれ、何故か結婚することに…!アランは愛のない契約結婚だと言うがー「三食もご飯を食べていいのですか…?」「ふわふわで柔らかくて、もふもふだわ…」これは、虐げられ続けた令嬢が竜に嫁いだことで、溺愛され、三食しっかり食べてもふもふを堪能し、無自覚に持っていた能力を認められて幸せになっていく物語。
色気0の女騎士・エルダはある日、王女護衛のため令嬢として夜会に潜入する。が、何とエルダは女性嫌いの美貌の第二王子・ダリウスに一目惚れされてしまう!「僕は昨晩、運命の女性に出会いました」ダリウスが女性に興味を持ったことで、エルダの気持ちそっちのけで国王一家は大喜び。令嬢の正体を知っている一同はこの機を逃すまいとし、王家の威信をかけた「エルダとダリウスをくっつけよう大作戦!」を実行するのだったー!恋愛フラグ0の2人が織りなす、勘違い&すれ違いラブコメ展開に、周囲のニヤニヤは止まらない…!
精霊の加護を受け、エルバート王国に繁栄をもたらすと言われる聖女。だが今や、聖女ですら精霊を信じてはいない。シルフィアは、本来の聖女マリリアンヌが遊び歩くあいだ神殿を守る役目を押しつけられる。ただいるだけの“お飾り”と言われながらも真面目に聖女代理としての責務を果たしていた彼女にある日、夢の中で精霊たちの声が聞こえてきて…!?
卒業パーティーでシャーロットの白い魔力無効化に成功してから数週間。かつてお世話になったレーヌ家との再会も果たしヴィークとの婚約式も執り行われる中、クレアのもとにルピティ王国の第二王子・ジルベールから招待状が届く。次に起こる災害・魔力竜巻に備え、クレアはルピティ王国に協力を求めるため訪問するが…。到着した王城で何と、逃亡したシャーロットが優雅に暮らしているのだったー!ジルベールの目的や如何に!?それぞれの思惑が交差する、恋と友情のルピティ王国遠征編、スタート!
「私は聖女を愛さなければいけない。だから君を愛することはない」夫となるユーリ陛下の言葉を受け、エデリーンはお飾り王妃として過ごすと決意。マキウス王国では国の繁栄のため、陛下が異世界から召喚される聖女を愛する使命があった。だが、聖女が召喚されたと思ったら…えっ?5歳?その上、体には殴られた傷跡が…!悲惨な姿を目にしたエデリーンは宣言。「この子は、私がたっぷり愛します!」身も心も傷ついた幼女が、エデリーンに愛されて何気に無双し、すくすく成長していくー。子育てから始まる、ほのぼの疑似家族生活スタート!
歴史の動き出す場所「デデル領」は、クオード王国の北の果てに位置する辺境の地。さしたる産業もない最北領を治めるのは、底辺貴族のフォルバス家である。しかし膨大な借金によりデデル領は疲弊、そして領主のベック=フォルバスも、ジャバル王国軍との戦いで命を落としてしまう。父を失い、唐突に家督を相続することになった15歳の少年ロドニーは、父の形見の不思議な本に行き当たる。“前世の記憶”と出会った若き領主は、貧しいデデル領に山積する問題を解決できるのか!?
マクリーシュ王国の公爵令嬢・ロレインは、王太子エライアスから婚約破棄される。彼の隣には新しい婚約者である男爵令嬢・サラの姿があった。そんな二人の結婚式に招待されたロレインに、ヴァルブランド帝国から後宮入りの話が舞い込んでくる。皇帝・ジェサミンは、後宮に献上される美姫をことごとく追い返しているらしく、因り果てた家臣たちが小国のマクリーシュにも打診してきたのだ。結婚式出席を回避したいロレインは、ヴァルブランド帝国の後宮に向かう。「お前を愛することはない」ジェサミンから定番のお言葉を頂戴し、あとは帰国するだけ。のはずが…!?
夫婦となったテンマとプリメラは、そのままラブラブ新婚旅行へ。のはずが…何故かみんなちゃっかりついて来て慌ただしい、いつもの旅に!今までお世話になった人に挨拶に回り、相変わらずドタバタしつつも時にはゆっくりとした異世界の優雅なひと時を過ごす。しかし、それだけでは終わらずテンマたちに不穏な報告がー。最終決戦前の前夜祭となる、お世話になった人々へ贈る感謝と恵みの物語。
事務員の青山薫は、目覚めると異世界の貧乏貴族の長女“ペイシェンス”に転生していた。地味スキル“生活魔法”を活かして少しずつ家庭環境を改善し、貧しくも家族と仲睦まじい日常を送るが…。ある日、王立学園へ入寮が決定。可愛い弟たちとも離れ離れに!しぶしぶ入学するペイシェンスだが、生活魔法×現代知識で学園でも一目置かれる存在にー!
王太子レアオフェルの婚約者“ソフィーリア”はレアオフェルを立て、国のために尽力してきたが、夜会でレアオフェルの浮気現場を目撃!駆けつけた騎士のリヴィオニスの「僕と逃げましょう」という誘いに乗り、逃避行をすることに。身分を捨てソフィと名を変えた一人の女性と、城での安定した騎士生活を捨てソフィだけを愛すると誓うリヴィオの逃避行は波乱と純愛に満ちていてー!?世界で一番幸せな逃避行劇が今、始まる!!
貧しい街に暮らす少年アルバート・ヴァレスタインは、18歳を迎えるにあたり「全自動レベルアップ」というスキルを授かった。はじめは“外れスキル”の鑑定に気を落としていたアルバートだったが、実は最強の才能の持ち主だと明らかになる。王女ルリスを危機から救い出し勇者と認められたアルバートは、魔王復活を試みる悪の貴族と対決し、ここでも「全自動レベルアップ」の驚異の力で勝利する。高速旋回のハイスピード冒険譚!
婚約者ラウルの浮気が原因で王宮に出仕して10年。子爵令嬢の“マーシャ”は、優しいマイラ王妃や頼れる同僚とともに王妃付き筆頭侍女として仕事に励んでいた。そんななか、仕事ぶりが認められ、クワンダ国女王の勧めで特例親善大使としてクワンダ国に留学することに。クワンダ国王都まであともう少しというとき、マーシャにとんでもない事件が起きるー!
果てない旦那様の愛に、鳴りやまない鼓動ーますます溺愛!白い結婚から加速する極甘ラブストーリー。貴族社会のルールブックとして成金商人・ルーカス男爵のもとに嫁いだ侯爵令嬢・イリス。白い結婚を前提としながらも、二人はお互いに惹かれ合っていく。しかしある時イリスは実家カレリアを利用する悪意の存在を知ることに。そして、裏で糸を引く悪人を断罪するチャンスの時は…近日に開催される妹の婚約発表パーティー!?はたして悪意の断罪は成功し、イリスとルーカスはさらなる幸せをつかみ取れるのかー?
若き開拓者を育てる『王立開拓学園』に入学したレオピンは、「器用貧乏」というハズレスキルのために学級を追放されてしまう。しかし彼の正体は、「器用さ」があれば何でもできるという最強スキルの持ち主だった…!!校地のはずれに自らの城を建てるかたわら、細工に料理、動物との絆を育んだりと、あらゆる方面で「器用貧乏」の才能を発揮。幼馴染の聖女や異国の巫女も味方に付けて、レオピンの城はますますにぎやかになっていく。