出版社 : KADOKAWA
腕は立つけどコミュニケーションは苦手。だけど、困っている誰かに手を差し伸べるのは当然のこと。そんな少女のもとに、ある時国内最大の医療法人からオ ファーが届いた。 「救助活動、やってみない?」
無色の姉、玖珂惑香に〈空隙の庭園〉学園祭で、彩禍を紹介することになった無色。彩禍の姿で惑香と会うも、一瞬で無色だということがバレーー。「無色さんをわたしにください」黒衣が彩禍を名乗り、逆プロポーズ!?
結城学園・有栖山学院合同で行う体育祭。宇佐見姉妹は競技の結果で、咲人から「ご褒美」がもらえる勝負をすることに!? そんなドタバタの裏で、柚希の様子もおかしい。彼女も咲人に「ある決意」を固めて…
魔導学園の特待生だが、平民と蔑まれる俺。唯一優しい隣の席の少女の正体が、絶世の美貌を持つ王女だと知ってしまい……「わ、私と付き合っちゃえば、全部解決しない!?」王女様、俺にだけ態度が甘々すぎないか!?
海外留学中、かつて地球に君臨していた《古の神々》を華麗に撃破した天上優夜。新たな仲間とともに帰国を果たした優夜だったが、突如、見たこともない世界に飛ばされてしまい…… 「ここは、優夜さんが生きていた時代から千年後の地球です」 彼を未来世界へと転移させたのは、優夜の子孫を名乗る少年・天上和夜……しそん? シソン!? SHISON!! 自分の結婚相手が誰なのか、気が気でない優夜に託された任務はーー 「地上を支配している【機神】を一緒に討伐してください!」 ーー非道なAIに虐げられている未来世界の人類を救うこと!? 時をかける救世主として、優夜は荒廃した大地を疾走する!!
校内三大美女のヒモになった僕。プールで密着したり、三人と職場体験デートをしたりと甘いヒモ生活……「ご主人様になって」って、早くも主従逆転!? 想いを寄せてくる三人のためなら、ヒモは何にでもなれるんです
緋奈藍李ーー校内一の美少女で、姉の友達。俺と先輩はただの知り合い……だったはずなのに。「身も心も、全部を私のものにしたい」先輩のお見舞いをきっかけに、どんどんと堕落させられ、恋人(仮)の関係に!?
力の暴走を抑えるため自らを掛軸の中に封じた銀市が、珠の尽力によって帰って来たのが去年の暮れのこと。 激動の年が明け、銀古も日常を取り戻した頃、珠は銀市から「故郷を探し、父に会おうと思う」と打ち明けられる。自らの過去と向き合おうとする銀市の覚悟を受け止めた珠は、ともに彼の故郷を探すため、雪深い信州へ足を運ぶことに。 初めての蒸気機関車、初めての旅館。慣れないもてなしに戸惑ったりしながらも、銀市との遠出に心躍らせる珠。 そんな中、一連の騒動の原因であるアダムが、突如二人の前に姿を現す。 掛軸の中の世界で、二人の決別の原因となった大火事件の真相を知った珠は、銀市とアダムの間の誤解を解くためにある提案を持ち出してーー? 人と妖がともに生きる未来のためにーー 波乱の「半妖編」、ついに完結! 序章 旅立ち乙女と雪景色 第一章 徒然乙女と運命のいたずら 第二章 氷走乙女と名残雪 第三章 遊山乙女とつかの間の夢 第四章 初祝乙女と星月夜 第五章 乙女と悪魔と因果の末 終章 龍は乙女に希う
千代は弟を救うため、荒ぶる神の生贄となった。ところが龍神の銀嶺は、花嫁として千代を溺愛。空回りながらも共に暮す中で、二人はお互いを知り、悪しき神も封じて平穏な日々を送っていた。 身に余る幸福は銀嶺のおかげ。彼の力になりたい千代だったが、生贄花嫁ならできるはずの霊力の捧げがうまくいかない。このままでは銀嶺が弱ってしまう。そこで千代は、神様の生贄たちが花嫁修業をするという学校へ通うことに。力を捧げる術を学ぶうちに、仲良くなった大鼠神の花嫁・唯の抱える神様への想いに触れて……? 目次 プロローグ 第一章 生贄花嫁は捧げたいので学校へ行く 第二章 捧げるために修業する 第三章 捧げたかったけど妖しい影 第四章 捧げたいのに運命が阻む 第五章 生贄花嫁はどうしても捧げたい 第六章 捧げたいのは意地があるから 第七章 運命でなくても愛するあなただから捧げたい エピローグ
戴冠式を終えロニーノ王国の王妃となったジョジュは、エミリオンに旅行に誘われる。 初めての遠出で距離が縮まり、美しい湖畔で甘い時間を過ごした二人。 だが国境付近で祖国ドルマンの貧しい民を見かけ、ジョジュは心を痛める。 エミリオンを支えロニーノを豊かにしたいと改めて決意したジョジュは、城に戻り貧しい地区への学校の設立に着手する。 しかし妨害が発生。 犯罪の隠れ蓑であった地区への手出しを嫌う勢力によるものだ。 しかも彼らと結託し、計画の中止と王家の失脚をもくろむ内通者が城内にいるようでーー。 ○ジョジュ ドルマン王国第一王女。 将来女王となるべく学んできた。 王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。 ○エミリオン 前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。 大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。 第一章 白夜の新婚旅行 第二章 夏至祭アトラ 第三章 ロンス湖の悪夢 第四章 蜂の紋章 第五章 支援パーティー 第六章 手紙の謎 第七章 オムニス 第八章 墓前の誓い 第九章 ロックデリット鉱山 第十章 六年前の裏切り者 第十一章 開校式 あとがき
また残業を押し付けられてしまった。OL・玲奈は今日も寂しくコンビニに立ち寄り帰路につくと、路地裏で耀く看板に気づく。そこはレンガ調の小さな宝石店だった。 扉を開けた玲奈を迎えてくれたのは、ぬいぐるみのようにふわふわなユキヒョウだ。温かな料理を振舞われ、玲奈は思わず悩みを打ち明けると、ユキヒョウは玲奈にピッタリの宝石を見せてくれた。 「貴方への預かり物が届くから、またおいで」という言葉に、玲奈が後日再び店を訪れるとーー? 奇跡の出逢いが、最終章でひとつに繋がるーー涙を紡ぐ物語。 プロローグ 一粒目 勇気と仁徳のルビー 二粒目 化石のタイムカプセル 三粒目 エメラルドと幸せの形 四粒目 アクアマリンと青い約束 五粒目 タンザナイトと共に エピローグ JEWELRY LEO
兄セリウスの部下ヒューの起こした事件で弱っていたところを護衛の騎士クリフォードに慰められて元気を取り戻した私、オクタヴィア。 ヒューの件は落ち着いたものの恋人お披露目の日はもう目前!! ことごとく候補が空振りした結果、偽の恋人役をお願いするならやっぱりーー貴方しかいないよね!? 政略結婚回避ラブコメ恋人探し編、クライマックス!!
ヒロインが目覚める聖女の力を宿したグレース。ゼインの求婚を受け、幸せいっぱいだったのだけどーー結婚の挨拶に訪れた侯爵領で、転生前の自分を知る領民に怯えられて【悪女】扱いされてしまう! 訂正しても過去の噂は止まらずますます酷くなっているような? そんな中、突然薬で眠らされて知らない男とベッドにいるところをゼインに見られてしまい!?
ヤンキーなのに異世界のお嬢様に転生してしまったアンジェリカ。姉の淑女教育の元、なんとかデビュタントを迎えたけれど……パーティー会場である男性から視線を感じ、ついつい相手を睨み返してしまう。だけどその相手は冷酷な公爵様だった! とんでもない人物に喧嘩を売ったかと思いきや、公爵様はアンジェリカの熱視線になぜかときめいていて?
弊社の営業課には美人と評判のエースがいる。名前は秋津ひより、俺の同期である。「入社時期が同じ」というだけでなく、なんと高校時代の同級生でもある。人気者の彼女と学生時代からの知り合いだなんて、周りにバレると面倒だ。なるべく彼女とは関わらないように過ごしているが……。 『昼一緒に食べられそうだけど、どう?』 なぜかランチを一緒に食べたり、帰り際に飲みにいったり、はたまた自宅で夕飯を食べるような仲になっていた。これは社会の荒波に飲まれた残業モンスター達が美味しいご飯を食べるだけの話。 そして、同期社員がほのかに宿した恋心をゆっくりと育む話。
黎明二十一年五月、「黄昏の射手」巫覡輝矢は囚われていた。 春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられ、従者に守られている彼が、なぜ見知らぬ地に? 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』著者が贈る現人神の物語。
普通の高校生・海以蒼太と、【氷姫】と呼ばれる他校の美少女・東雲凪。苦難を乗り越えた二人は晴れて恋人同士となった。 【氷姫】だった頃の彼女が嘘かのように、甘く溶け切った態度でまっすぐに好意をぶつけてくる凪に、日々悶絶する蒼太だったが──。 「父さんと母さんが近いうちにこっちに来るらしいんだ」 蒼太のことを同じく溺愛する彼の両親が二人のもとに来ることに。凪は、蒼太への想いを両親に話す覚悟を決める。そして──。 「私ともう一度、あの遊園地に行ってくれませんか」 一度は別れたあの遊園地で。クリスマス、二人の恋をやり直す思い出の上書きがいまはじまる──。
「ごめんなさい、ちょっと、今日の星良さん怖い、です」 将人をアフターへ誘うも、拒否されてしまう星良。優しい彼に嫌われたと絶望して、もう近づかないと決意するも……!? 夏は女の子を積極的にさせる。その法則は、どうやらこの世界でも変わらないみたいで。 夏祭りデートに誘う由佳。波打ち際の水着でアピールする恋海。汐里はオタバレの危機に瀕した結果、とある”癖“に目覚めてしまって!? そんな中、運命の人の正体を探すみずほにも、急展開が訪れてーー。 「それ俺のハンカチじゃん」「--え?」 もう無自覚じゃいられない!加速するヒロインダービー第3弾!!
渡辺風花は園芸部の部長である。クラスでは目立たないものの、笑顔が魅力的な心優しき少女。 「俺、好きだ。渡辺さんのことが!」 「じ、実は私も……」 こうして悩める高校生・大木行人の青春の1ページは無事に彩られるーーはずだった。 初恋が成就する寸前、彼女の姿が一変。目の前に現れたのは《エルフ》!? 「もしかして私の……見えちゃった?」 渡辺風花はエルフである……らしい。とある事情で異世界《ナチェ・リヴィラ》から現代日本の東京へ逃げてきた呪われしサン・アルフ族の少女。 「じ、実は私も……ずっと大木くんが、気になってたの。大きな木で行人、ユクト。……なんだかユグドラシルっぽいな、って!」 「告白、仕切り直していいかな!?」 かくして大木は“エルフの渡辺”とのちょっと不思議な現代日本ライフ、そして異世界の命運を巡る大スペクタクルに巻き込まれることになりーー。