出版社 : KADOKAWA
夏休みを前にして、「理学部オリ」の開催が宣言される。 それは物理部・化学部・生物部、各部活から選ばれた精鋭たちが、科学知識と頭脳を駆使し、街を駆け回り競い合う、綱長井高校理学部の恒例行事。 なみいる強敵たちとともに、生物部からは出田と岩間が選ばれた。 「この夏は、一緒に駆け抜けようね!」 しかし出田には懸念があった。親睦を深めるためのイベントの裏で、彼らの青春を傷つけかねない想定外の「事件」が進行していたのだ。 友人たちを、そして岩間を守るため。理学部オリを無事成功させるべく、出田は秘密を共有する仲間とともに立ち上がるーー。 「私たちなら、きっと組み立てられる。きっと、とっておきの論理を」
「どう考えても女の子として見てもらえてないよねえ……」 将人との恋路に不安を持つ汐里。 でも、悩むうちに恋と「王子様への憧れ」の違いが何か、わからなくなってきてーー。 人肌恋しい冬だから、彼女たちとの距離感もさらに密に? 恋海・みずほはボーイズバーのクリスマスイベントに突撃! 当然そこには星良がいて……? また、由佳が汐里の恋愛師匠に!? 好意を寄せてくれたヒロインたちとの距離感に悩む将人のもとに、保護者の藍香がやってきてーー。 「もう、早く相手を作っちゃいなさい」「え」 まだまだ続く!激重ヒロインダービー第5弾!
アイドル声優活動をしながらも、演技派声優として評価されていく歌種やすみ。彼女に対抗すべく、マネージャーの成瀬から『歌姫』を目指そうと言われた夕陽はソロライブに挑戦することに! 「ワンマンライブ、頑張ろう! 全員で夕陽ちゃんを全力でフォローするし、力いっぱい担いでいくから!」 ライブの成功に必要なのは、乙女のような憧れの存在としてのオーラ? それとも、由美子のようなファンへの愛嬌? アイドルの分野でも誰にも負けたくない夕陽に、ファンを魅了する専門家、後輩声優のモコは告げる。 「たぶん、失敗します。--夕暮夕陽は、アイドル声優ではないから」 あの日の自分と向き合う、青春声優ストーリー・第14弾!
飼い主・瑠璃香への恩返しのために死後、妖怪・猫又となった黒いオス猫のテト。手始めに家事を覚えることに決めたテトでしたが、なにをすれば恩返しになるのかがわかりません。そこで何かと手助けしてくれる狐の妖怪・ススキの助言と瑠璃香の幼馴染・結羅の一言があり、人間社会の知見を深めるため瑠璃香たちの高校と同じ敷地にある小学校に通うことを決意します。知らない人間が大勢いる学校に通いながら、ときに結羅と放課後デートをしたり、ときに瑠璃香の教室に行って一緒にお昼を過ごしたり……。テトが順調な小学校生活をスタートさせた裏で、しかし昔馴染みの白猫・レイラが昏い瞳で悩んでいました。 「ねえ、テト。死ねば、わたくしも猫又になれますの?」
飴本透也は、癒やしと平穏を愛する高校生だ。 ある夜、透也は弓道部主将の綿貫璃乃と遭遇する。コンビニで大量のエナジードリンクを買い込む彼女の姿は、どこか不憫だった……。 璃乃がまわりの期待に応えるべく、毎日頑張りすぎていることを知った透也は、彼女を助けようと決意する。『癒やし』について詳しい透也が、全力を出した結果ーー 「んぅ……うへへ」 「また幸せそうな顔で寝てるし……」 璃乃はすっかり、透也の部屋に入り浸るようになってしまった!? 普段は凛としたつよつよ先輩が、俺の前でゆるゆる無防備になっていく、ご褒美系ラブコメ!
Sカップの幼馴染・美濃りりさのボディーガードとして日々を送るトウジ。文化祭を経てトウジの女子人気が少し高まり、りりさはやきもき。 そんな中、利根さんの誘いで、りりさ・トウジ・通の4人で温泉旅行へ行くことに! 温泉卓球では爆乳で魔球を生み出し、トウジの入浴中に突撃し、寝ぼけて布団に潜り込み、朝は馬乗りになって起こしに来てーー奔放なりりさにドキドキが止まらない!? そして、旅行を経て、年が明け、2人の“これから”の話になってーー。 (トウジは……私のこと、どう思っているのかな) (りりさにーー伝えないと、いけないよな) デッッッッかすぎる幼馴染との距離もさらに縮まる温泉旅行編!
「ねえ、賭けをしようよ。もし私に勝てたらなんでもしてあげる」 人類の敵としてあらわれた天使の少女・ルクスリア。領地を賭けたゲームを仕掛けてきた彼女は看破されない限りはイカサマもチートも使い放題という圧倒的な力を持っていた。しかしゲームの場に居合わせた高校生・津田修斗が人類で初めて天使に勝利してしまう。 「君に負けて私、堕天しちゃったんだ。これからは君のために尽くすからーーお嫁さんにして……?」 敗北したルクスリアは堕天使となり、なぜか言い寄られ嫁にしてほしいとせがまれることに……!? 最前線、ヴァルハラ学院で繰り広げられる頭脳ゲーム×学園ラブコメ。
『異世界カノジョ』は、そんじょそこらのマッチングアプリとは違います。世知辛い現実とは異なる異世界から理想の彼女を探せるという、革新的なアプリなのです。使用できるのは、人間界であなたひとり。
校内での表彰を経て、徐々に英治のDVがえん罪だったのではと皆の認識が変わり始める。一方、近藤の破滅を察した文芸部部長の立花。英治へのいじめの黒幕だった立花は、証拠をすべて破棄し勝利を確信するがーー。
転生者エモ・スギルは勇者の大ファンである。 陰ながら応援していた彼も、勇者が魔王を討ったその時だけは、感謝の拍手を送ろうと一歩踏み出してーー 「素晴らしい。まさかこれ程とはね」「お、お前は……?」 張りついた笑みとうさんくさい言動から、勇者に“黒幕”だと誤解され!? 国から指名手配もされて逃亡生活が始まるも、 「第二の人生はあなたに捧げますわ!」 世を忍んでいた悪役(ヴィラン)たちが次々にそのカリスマオーラに心酔! 勝手に“組織”のトップに祭り上げられ……? ただ黒幕っぽいだけのモブ転生者が、勇者(推し)と世界に絶望をもたらすーーちょっぴりダークな勘違い系ファンタジー!!
暴君侯爵ゼロニスの婚約者選定で、モブの悪役令嬢に転生したと気づいたラリエット。 このままでは彼に殺される!! 回避するため自立を目指し、こっそりメイドとして働く、令嬢との二重生活を始めるのだがーーゼロニスの紅茶係に任命されてしまう! 「なんだ、その顔は。不服か」 正体がバレたら命が危ないのにゼロニスの距離が近すぎて……!? 「俺以上の男などいないぞ」 破滅回避したい令嬢と独占欲が強い侯爵のラブコメ!
沙羅も結奈も、晴也のことが好き!? 自分を含めた《S級美女》の三人が恋のライバルだと知ってしまい、凜は激しく動揺する。そんな中で迎えた、夏休みのお泊まり会最終日。親友二人のために自分の恋を諦めようと決意した凜だったが、水族館で晴也と二人きりの時間を過ごすうちに、胸の高鳴りを抑えきれず想いを告げてしまう。しかし凜の予想外の告白は、晴也の中学生時代の「苦い記憶」を呼び起こし──。悲しいすれ違いを起こしてしまった凛と晴也。二人を心配する沙羅と結奈。夏休みの終わりに、四人が出した答えとは……!? 恋と友情、過去と未来が交差するちょっとシリアスな第5幕!
俺はエロゲの寝取り悪役・井伏零央に転生した。このエロゲはヒロイン達の鬱エンドが悲惨で、このままでは彼女達は不幸な結末を迎えてしまう。 「不幸になんかさせない、俺が救ってやる!」 ゲーム知識と悪役ならではの暴力を武器に鬱エンドを全て破壊! 全員救えて俺の役目は終了と思っていたら……。 「「「あなたと……ずっと一緒にいたい」」」 ボクっ娘後輩には子犬のように懐かれ、マジメな生徒会長の先輩は俺だけ膝枕で甘やかしてくれる。隠れ美少女なオタク女子とは趣味全開デート。全員から溺愛されてついにはお泊まりで夜も一緒に!? 鬱エンド救済から始まるご褒美ハーレム!
有翼の魔族を探すホムラたちは、ツツミが触った植物型魔族に襲撃され散り散りに。ホムラはすぐ吐血する不思議な旅人ヨルムに出会い、共に植物型魔族を倒すが、再会したジンとサイコは意識不明。号泣するツツミはーー
魔女ドロテの呪いのせいで首がない魔女ネリー。 顔がなくとも明るく過ごすネリーを、全身甲冑の騎士エルネストが訪ねてくる。 彼もドロテの呪いで醜い姿に変えられていた。それがネリーと婚姻することで解呪できると言うのだ。 しかし婚礼儀式には誓約のキスが必須。 【首がないので誓いのキスができません!】 二人は婚礼のため、ドロテを追い首を取り戻す旅に出るのだが!? 首のない魔女と顔を隠した騎士の恋愛メルヘン!
シドローネには10年より前の記憶がない。 それから感情の起伏が乏しくなり、恋愛感情もわからない。 なので、他に好きなひとがいるという聖竜騎士爵ヴェリュアンとの縁組みは都合がよかった。 二人は愛を求めない契約結婚を決める。 しかし、彼の聖竜に会ったり、一緒に領地へ旅をする中で、感情を素直に示すヴェリュアンの想い人が気になり始め……。 一方ヴェリュアンも 「例の契約、白紙にさせてくれませんか」 と言い出して!?
国を豊かにする神獣の加護ゆえに王子の婚約者として搾取されてきたロザリア。 しかし突然、婚約破棄されてしまう。城を出たロザリアが出会ったのは、帝国皇子・ラウレンツ。 荒廃した国を立て直す彼の契約妃として働くことになるが……「俺は君が大事なんだ」虐げない・侮らない彼は雇用主として最高です! 次第に彼自身の力になりたいと思い始めたロザリアは……不遇令嬢の奮闘が恋をも呼び込む!? 一発逆転ストーリー!
荒御魂との戦いで消滅しかけるジョンを救うため恐山へと赴いた聖。当初、イタコには断られたものの陰陽師会の重鎮・東部家の口添えでジョンを治療してもらえる事になった。ただし条件として塩砂詩織の家庭教師を頼まれる。塩砂家は“日本最強”の陰陽師だが、その力と引き換えに呪いをため込む一族だ。呪いは詩織にも発動しており、彼女は聴覚を奪われていた。そんな詩織に言葉を教えて欲しいという。有力者とのコネ作りも兼ねて依頼を引き受けた聖は、知識と経験を駆使し詩織に言葉を教えていくがーー聖の努力が結実する“日本最強”編の第陸巻!
誘拐事件を無事乗り越え、実家のラビウス侯爵家とのすれ違いも解消されたフェリシア。彼女は父・ラビウス侯爵からの頼みで、辺境の町の屋敷をもらう代わりに、魔物の溢れで甚大な被害を受けた王国西部の復興のため、第三王子の仮の婚約者となり西部に赴くことになる。 西部に着いたはいいものの、復興の現場で、少女に期待されるものは多くなかった。フェリシアは開き直って、西部でも気ままに薬草栽培や狩りにいそしむ。 そんな中彼女は、辺境の町の屋敷の前住人が、西部に残した別の屋敷で、隠し空間と空間転移の魔道具を見つける。その魔道具を使ったフェリシアは、いくつもの台座が円形に並べられた、地下室のような部屋に転移する。そして、そのいくつもの台座の上には、それぞれに空間転移の魔道具が置いてあるのだった……。