出版社 : KADOKAWA
「後輩クンーキミ、フィオの助手になってよ」寮の先輩・万条吹尾奈の誘いに乗った不実崎未咲が助手として連れていかれたのはとある島。一人の大富豪が犯罪王の計画書“マクベス”を手に入れ、そのお披露目をするというのだ。名のある探偵を招待し、推理イベントを全世界に配信するーはずが、集められた名探偵たちの前で本当に殺人が起こってしまう。さらにホログラムがハックされ、島は、目に見える物全てが信じられない絶海の孤島へと変わってしまいー!?探偵たちと未咲は、犯人と計画書“マクベス”の目論見を打破できるのか?クローズド・サークルを内外から攻略していく第二弾!
毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医となった慧玲。毒に侵された貴妃達を見事に治療し信頼を得ていくなか、謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探っていた。 先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがて二人は強く惹かれ合いーーだが、父の死への現帝の関与が浮上し、仮初の安寧は消え去る。 禁じられた毒の存在に辿りついたその時、ついに現帝が毒疫に倒れーー。使命か復讐か。揺れる慧玲に更なる悲劇が迫る。 発売即重版&早くもコミカライズが決定!大注目の、毒香る中華後宮ファンタジー。 ◆◆◆登場人物◆◆◆ 【慧玲(フェイリン)】 暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。 【鴆(ヂェン)】 怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。 第四章 徒桜と可樂 第五章 毒狼と黄金飴 第六章 天衝く角の帝と佛跳牆
異国の海に煌めく、薬師と魔王の愛、そして試練。 異世界に転生した元薬剤師セーナは数多の困難を乗り越え、妃、母、そして薬師として奔走しながら、止まる所を知らない魔王デル様の寵愛に包まれる日々を送っていた。 そんなある日、セーナは麻疹を予防するワクチンに必要な薬草を求めて、家族三人で海洋国家プラーナ帝国を訪れることに。だが精霊に愛されるその皇家は長年、ある呪いーー皇族男子の早死にに悩まされていた。悲しく残酷な運命を変えるべくセーナは動き出すが……。二人の絆が試される、溺愛ロマンス第2弾! プロローグ 第一章 遥かなる帝国 第二章 皇家の呪い 第三章 赤い血筋 第四章 黒い靄 第五章 もうひとつの真実 エピローグ
大学三年の夏休み。おれは水素水詐欺にあった祖母の様子を見に、静岡へと向かう。我儘なねえさんも一緒に。ねえさんはなぜだか、ずっと、おれについてくるのだ。 久しぶりに逢う祖母の目はうっとりとしていて、同じ言葉を繰り返す。爺さんが死んだのは、めんとりさまのせいだ。居るんだ、めんとりさまはーーそして、祖母は失踪した。 祖母の行方を追うため「めんとりさま」の正体を調べる、おれとねえさん。しかしそれは家族の闇と絶望に触れる、禁忌の探索だったーー! Faceless Summer Plum Juice Crystallized Reality Remains in the Black Dear my Sisters Memento-mori Summer
選ばれし者のみが参加を許される”魔導新人祭”。学園中が代表選抜に浮き足立つ中、ルクスは別の問題に直面していた。 終焉教団の襲撃を退けた星剣の力ーー謎多きルクスの秘密を探るため、王女・アルクエーナが学園に体験入学することに。しかしこの王女、ただ調査のためだけに来たわけではないようで……。「ルクスさん、私の師匠になってください!」「ルクス君は私のものですよ!?」ルクスを巡って、ご令嬢たちとの新たな恋のバトルが勃発!? さらに騒がしくなった学園生活は、恋もバトルも油断禁物! 「--よそ見をしたらダメですよ、ルクス君?」
聖霊教による王都襲撃の傷も癒えぬ中。 使徒となったかつての親友の言葉に導かれるように、アレンのララノア共和国派遣が決定する。 課せられた任務は、対聖霊教同盟の締結。 「先生、御力になりますっ!」「アレン様、私も頑張ります!」 使者となったリリーに、アレンの危機を予見したステラとティナも合流。 ララノアへ向かうアレンたちを待ち受けるのは、 謎多き迷子の少女。蠢動する聖霊教。生ける英雄と剣聖。 そしてーー歴史の闇に封じられた【氷龍】。 規格外な家庭教師を支えるべく、天使の力を得た聖女と、大精霊を宿す氷姫が躍動する。 役者は集いララノア編、開幕!
俺、赤木英雄はハッキリ言って天才である。 群馬ダンジョンで圧倒的な成長を果たし、 ついにLV100に至ったからだ。 さらには、世界を滅ぼしたシマエナガさん(可愛すぎる)を従えたのだ。 ダンジョンの攻略後、年末年始になってもデイリーミッションは止まらない。 珍しいデイリーミッションじいちゃん家の庭の蔵の壁を壊したらーー ダンジョンが、出てきました。 しかもそこでは、経験値がスーパー貰えるメタルモンスターが出てきてーー 「え、時間経過が、違う? 15分で……1日……?」 赤木は爆速すぎるデイリーミッションをクリアし続けることができるのか!? 人生逆転爽快ダンジョンファンタジー。速すぎるレベルアップ、はじめました。
夏、到来。 家族水入らずな入鹿家にも、 夏のイベントはたくさんやってくる。 夏休みのお泊りで花火をしたり、 海に行ってみんなで水着になったり、 さらには夏祭りに浴衣で行ってーーえ、両親が離婚の危機!? 俺と久留里と四葉で、新しい家族に!? だが、そんなイベントや騒動で、 いつも以上にはしゃいだり落ち込んだりしそうな妹の久留里の様子が、おかしい。 いつもベタベタしてきたのに、大人しすぎる。 だが、その理由は簡単だった。 「私、この間───戸籍謄本取った」 俺達の血がつながっていないことを、知ってしまったのだ。 秘密の決壊で、兄ガチ勢な妹との関係は、さらなる深みへーー
「その気になったら襲ってくれてもいいからね?」ネトゲで知り合い、初対面なのに下着姿で一緒にゲームをした、見た目地雷系の美少女・リヨン。その日から、家で遊びたいとき、デートしたいとき、深夜、急にラーメンが食べたくなったとき、呼べばいつでもリヨンと会える。だけどお互い本名も知らない。付き合ってもいない。そんな都合のいい関係がなぜか心地よくて。リヨン以外にも地雷系の従妹や、後輩もー。「あー。お兄なら安心して甘えられるんだけどなぁ」「自分、別に二番目でも三番目でも、都合のいい女でいいんで」俺との都合のいい関係を求めてきてー。
大家として働く青年・逢魔藍大は驚愕した。突如アパートに藍大にしか開けないダンジョンが出現したのだ!さらに、そこで藍大はモンスターをテイムできるスキル“従魔士”に世界で初めて覚醒する。「主、大好き!」テイムした美少女悪魔っ娘には熱烈な好意を向けられ、「家賃がピンチの時は体で払うよ!」美人で最強だけど生活力皆無な入居者も仲間になって、藍大たちはダンジョン化した101号室の攻略に乗り出した。激レアモンスターや美少女冒険者たちに懐かれながら、規格外になっていく藍大の冒険は、世界から注目を集めだしー!?ハーレムパーティーでのサクっとダンジョン攻略記、開幕!第7回カクヨムWeb小説コンテスト“現代ファンタジー”部門特別賞受賞。
「オレの名はゼノ。神界より降臨した、漆黒の堕天使だー」異世界にてー王位継承戦を共闘する勇者として召喚した男の奇妙な名乗りに、王女・リーゼは確信した…変な人だと。彼こそ、絶大な人気を誇るV系バンド『聖なる茨』のリーダー。解散ライブのフィナーレで異世界に召喚されたゼノだったが、そこでは、設定だった堕天使の能力が現実となって…!?リーゼと共に試練の旅に出た先では、極上の歌声を披露して異世界の民を歓喜させ、他の王族が召喚した勇者たちとの戦いでは、異世界で覚醒した堕天使の力でいかなる凶撃をも紛砕!異世界×V系。想像の斜め上を貫く激唱無双ファンタジー!!
各国の諜報機関に知れ渡る伝説的スパイ〈蜃気楼〉は、影の戦争に終止符を打つ重要任務で仲間を逃がすため、死亡した。 二年後。 作戦失敗の責を取らされ、敵国である帝国スパイ養成機関〈クリプトス〉に潜入任務中の仲間の少女たちのもとにエドガー・フランクが唯一人の男子生徒として現れる。 銃弾を避ける動体視力、卓越した射撃能力、盗聴、変装etc.全てを兼ね備えた彼こそ、死んだはずの〈蜃気楼〉だった。 変装科。尋問科。潜入科。戦闘科。狙撃科。電子支援科。装備開発科に所属する元部下の少女たちは、正体を隠し救いにきたエドガーを全力で排除しようとしてきて敵対することに!?
真面目で人気者の生徒会長・清瀬まつりが、夜の渋谷で一体何をしているのか、志木颯大(フータ)は偶然知ってしまった。 「私、パパ活してる。私は悪い子だから」 フータをラブホテルに連れ込み、学校とはまるで違う笑みを見せるまつり。秘密を守ることを強要され、登下校はもちろん放課後や休日も共に過ごすうち、その寂しがり屋な部分が垣間見えてくる。そしていつしか二人は互いに離れられない依存のような、あるいは恋人のような特別な関係になっていき……。 「……フータだけは、ずっと一緒にいて」 捻くれてるけど寂しがり屋な彼女と紡ぐ青春ラブストーリー。
「--オレ様ちゃんはご主人様のお嫁さんだから!」 記憶喪失の探偵見習い・ユーマ=ココヘッドが目覚めると、死に神ちゃんが実体化していた!! 何故か人魂の姿に戻れないという死に神ちゃんは気にする様子もなく、ここぞとばかりにユーマにべったりで!? そんな死に神ちゃんの異変と同時期に起きたとある事件の調査を進める中で、フブキやクルミも巻き込んだ大騒動に発展!! 事件を解決し、死に神ちゃんは幽体の姿に戻れるのか!? 大人気ゲーム「超探偵事件簿 レインコード」のヒロインたちが大活躍! 待望のノベライズが登場!
★===★待望の全編書き下ろし★===★ まもりの妊娠が分かって、幸せいっぱいの葉二。同時に新居や出産など、やることは盛りだくさん。 ところが葉二は育休を取れないと判明ーー! 二人は里帰り出産と準備を分担して乗り切ることを決める。 決意のもと、まもりは妊娠中も飲めるお茶や、葉二が収穫したての素材で作る天ぷらに元気を得て、着々と準備を進めていく。 しかし新居のリフォーム案で波乱!? これじゃあ庭や書斎に声が届かなくて、葉二さんが熱中したら出てこなくなっちゃいます……! 大幅なプラン変更で、準備は逼迫!? ★===★ 登場人物 ★===★ ★栗坂まもり 大学一年生のときに亜潟葉二に出会い、ベランダ菜園の沼にはまるとともに、葉二と恋人に。大学卒業後、葉二と暮らすため神戸に就職して、夫婦としてにぎやかな生活を送っている。 ★亜潟葉二 身長180cmのイケメンデザイナー。「食べられるものしか育てない」がモットーの園芸男子。ベランダは鉢植えとプランターの緑でいっぱい。今は神戸のデザイン事務所で社長も務める。 ★具志堅湊 まもりの大学からの親友で沖縄女子。就職して距離が離れてからもまもりと仲が良い。いまは学校の先生として働いており、大学のころからの恋人と同居している。なんと実はその住まいはあの……! ★六本木志織 関東在住だったときの、葉二の行きつけの園芸店「六本木園芸」の店長。気さくな笑顔と確かな商品知識で、お客の心を鷲掴みするやり手でもある。店舗の隣はおしゃれなレストランになっている。 ★栗坂ユウキ まもりの弟で、いまは京都の大学生。顔はまもりとそっくりだが、性格は反対。普段は口数が少ない男の子だが、頭のなかではいろいろと考えているようで……。葉二のつくる料理が好き。 contents 一章 まもり、帰ってきたよ東京都練馬。 二章 まもり、電撃的お家購入のススメ。 三章 まもり、産んでもないのに預け先を探す。 四章 まもり、たとえばこんなハッピーバースデー。 エピローグ Midday Dream, Mamori's Dream. あとがき
◆◆◆あらすじ◆◆◆ 帝都軍で怪異を討伐する神宮寺彰人は、冷酷な軍人として民衆に恐れられている。 その彼に《千鬼の頭目》と呼ばれる鬼ーー嵐花の討伐命令が下った。 嵐花は絶世の美貌と強大な力を持ち、帝都中で騒ぎを起こすが、気まぐれに人助けもし、どこか憎めない。 そんな嵐花に彰人は無意識に惹かれてしまい、この鬼を討つことは正しいのか、と苦悩し始める。 迷いつつも軍人として任務を果たそうとする彰人。 だが鬼を討つ術には彰人自身の命が必要で……!? 孤高の軍人と美しき鬼。桜舞う帝都の追走劇、ここに開幕ーー! ◆◆◆登場人物◆◆◆ ◆神宮寺彰人(じんぐうじあきひと) 帝都軍陰陽特務部少尉。 当代随一の術者で、怪異討伐のためなら容赦がないと恐れられている。 ◆嵐花(らんか) 《千鬼の頭目》と呼ばれる伝説の悪鬼。 帝都中で騒ぎを起こすが、どこか憎めない一面がある。 序章 青と春風 第一章 嵐が来たりて、花が舞う 第二章 老いらくの松と願いの夜 第三章 夜桜には早く、いつかの日にはまだ遠く 第四章 揺籃の終わり、帝都劇場にて 終章 鬼は今日も帝都に酔う あとがき
小説編集者として働く玲子だが、仕事では失敗し、結婚目前の彼氏は音信不通に。同じ編集部の山崎に不平をぶちまけ泥酔した翌朝、二人の体が入れ替わっていた!やむをえず二人は互いを演じて仕事を乗り切ると決めるが、ズボラで感覚派の玲子と潔癖で効率重視の山崎は元々天敵どうし。渋々始めた同居生活でも「俺の体で変なことすんなよ」と常に山崎の目が光っている。そんな中「山崎」(中身玲子)が担当することになった作家は意見を一切言わず、新作が早々に難航。二人は幾多の仕事を乗り越え元の体に戻れるのか!?
薔薇の【呪い】が解け心を通わせた二人。結婚へ向け幸せな同居生活が始まった。けれど幼い幽霊や新たな婚約者が現れ、鶴は心穏やかでいられない。そんな中、秋人の優しい嘘は鶴の恋心を惑わせてーー。 序章 雛鳥 第一章 夏の暑さと違う熱 第二章 婚約者と幼子の幽霊 第三章 偶然でも奇跡でも 第四章 きっと、遠くない『いつか』に 第五章 教えてほしいこと 第六章 未来を決めるもの 終章 あなたと、新しい日々を
将来、後世に語り継がれる伝説の女官吏「黒猫金庫番」こと蔡月花。彼女は今猛烈に困っていた。後宮費の半減か、戸部尚書の柏偉光との結婚か。半減は厳しく、結婚はまだしたくない。追い討ちをかけるように「皇帝が月花を妃にしようとしている」という噂が流れ、妃たちから嫌がらせを受ける。そんな中、若い妃が井戸に落とされる事件が起こる。月花は容疑者にされ後宮は不穏な空気に包まれるが…。「一銭を笑うものは、一銭に泣くのよ!」降りかかる火の粉は自分で払う、黒猫金庫番の伝説は、まだ始まったばかり。