2014年発売
「あのね、今年のクリスマスにね、一度世界が滅ぶの」破滅が確約された、吸血鬼に支配される前の世界──。クズを演じていたグレンの実力がついにバレてしまい、周囲の人間の態度が激変する。一見平和な学園生活。仲間との友情。幼なじみとの恋。従者からの信頼。本家・柊に認められたことによって向けられる羨望の眼差し。しかしそれらに果たして意味があるのか?鏡貴也×山本ヤマトが描く大人気学園呪術ファンタジー! 「あのね、今年のクリスマスにね、一度世界が滅ぶの」破滅が確約された、吸血鬼に支配される前の世界──。クズを演じていたグレンの実力がついにバレてしまい、周囲の人間の態度が激変する。一見平和な学園生活。仲間との友情。幼なじみとの恋。従者からの信頼。本家・柊に認められたことによって向けられる羨望の眼差し。しかしそれらに果たして意味があるのか? 葛藤するグレンの前に、ついに吸血鬼が現れて……!? 鏡貴也×山本ヤマトの最強タッグが描く大人気学園呪術ファンタジー! 世界の破滅が加速する、運命の第3巻!
陸車の事件解決から一ヵ月。七曲は相変わらず寝癖っぽい髪と、寝不足気味の顔のままでー遅刻していた。何事もない日々の連続。シーカーズとかいう、世界を救うと主張する変なギルドが現れたりしつつも、そんな連続がこれからも続く…なんとなくそう信じていたときに、僕たちに小さな変化が起きた。七曲がー学校に来なくなってしまったのだ。そしてさらに、変な少女が僕の前に現れる。どうやら彼女は陸車のことを探しているらしく、僕の家に居座ることになってしまい…!?雨木シュウスケ×硯が贈る、学園×青春×バトルストーリー第二弾!
星導力と呼ばれる異能をもつ少年少女たちが世界各国から集められる場所ーー学園都市ヴォーテクス。そこでは五つの学園が、《星騎士戦争》という模擬戦争を行っている。そのうちの一つ、星宮騎士学園に入学した少年・昴は、ある秘密を抱えながらも、軍師としてトップに立つことを目的としていた。だが、彼は入学早々、固有の《星導武装》を持つ高レベルの騎士である、剣の加恋、盾の奏、刀の沙夜、レイピアのヴェストリスといった美少女たちと次々にトラブルを起こし、さらに加恋と同じ部屋で暮らすことになってしまう。最強の少女たちに囲まれた、昴の波瀾万丈の学園生活が始まるーー!? 二つの心がすべてをつかむ、超弩級の学園戦記バトルアクション!
貴族の姫君に剣豪集団を率いることなどできるはずがないと思われていたが、葵の存在は町の人々にも認識され、桜花衆に対する印象も変わりつつあった。副長の和狼に説教される回数も目に見えて減り、葵もほっとしていたある日、乳姉妹の詩乃が突然、桜花衆を訪ねてくる。その目的とは一体…?時を同じくして、葵の父・幽玄に関する情報がもたらされ…!?衝撃の秘密が明かされる第3巻!
馬の気持ちが誰よりも分かる不思議な娘、ケイトリンの住むモルガンウッグの農地に、ロウランド王国の第二王子エリスが訪れ、ケイトリンに突然のプロポーズをしてくる。エリスの領地で妖精が棲むという「虹の島」ネイヴァロンに、人々が獣になってしまう「呪い」がかかっており、それを解くためには、ケイトリンのことが必要だと言うのだが…!?
邪神復活の扉たるニースは、黒の導師との対決を決意する。彼女を過酷な運命から救うべく、スパークは仲間とともに同行を申し出る。その頃、ロードス全土を揺るがす大戦も決着を迎えようとしていたーー
トラウマの原因・天上空との再会から奏の脳内選択肢に変化が! 選べ【(1)優しく微笑みかける(2)満面の笑みを向ける】馬鹿な、どっちも選びたいだと!? 選択肢がラブコメ邪魔してないけど大丈夫ですかね!?
失われたもう一つの反魂珠の手がかりを求めて『皆殺しの島』へと旅立ったダークたち。なんとそこは死者の王国が支配する島だった。ダークとフィーネは死霊たちに襲われるが、美しい僧侶ロナに救われーー!?
刀火の策略で、知らぬまま仮妻として宮入の儀を済ませてしまった見習い絵師・千樹!! 覆す条件はたった一つ。七度の初夜が終わる前に絵の勝負に勝ち、刀火のお抱え絵師の地位を実力もぎとることで?
絶世の美女と噂になってしまった里桜(白桜)の争奪戦がはじまった!! しかも帝までが参戦し、大混乱に!! 白桜は事態を収拾するため、自らも名乗りをあげるかーー!? 恋の嵐が巻き起こる第4弾!!
帝・司義の命により、『界の川』に落とされた知夏。遠のく意識のなかで、異世界『蒸槻』に神世から続く“怨み”の真相を知ってしまう。闇の記憶に襲われる知夏を救ったのは!? そのとき、胡汀たち『緋剣』は…!?
「人生に命を懸ける瞬間があるなら、それは今だ」 正しく生きることを止め、男らしく“男であり続ける”ことを誓った三人の少年がいた。思春期だった彼らは女の子のことを知るためには、あらゆる批判を恐れず、大きな力にも屈することなく、立ち向かっていこうと誓ったのだった。覗きすら辞さない──つまり、どうしようもなく思春期だった。 そんな男子に武力行使で物事を解決するのが、女子が牛耳る男子矯正委員と生徒会。容赦なく顔が変形するまで殴る中崎ミイナさんは恐ろしく怖い。女性はかくも怖いのに、なぜ惹かれるのか。三人には深すぎる命題であった。 男であるために女の子を知ることを望み、あらゆる作戦を行使する三人。どうしようもない男たちに、怒りの鉄槌を下そうとする中崎さんたち女子陣。少年少女たちの終わらぬ戦いが始まる。
三九郎の『伏桜製作所』と蕩乃の率いる『マーチラビット・ワークショップ』の同盟は、他の工房に大きな影響を与えた。夜楽を長とする『シャドウミドウ・ジャンクヤード』と最大派閥である『ギギリヤ重工』は事態を重く見て結託、三九郎たちへの宣戦布告を決意する。 一方、雷火が所属する『桐之宮工廠』は静観を決め込む方針であったが、工房長・桐之宮新開が暗殺されたことにより、次期工房長を巡る内乱が発生。そこに2大勢力が介入し、くすぶっていた争いの火種は一気に地獄の業火と化した。果たして三九郎たちはこの戦争を勝ち抜けるのかーー!?
炎を吐く竜を使い、カザンの町から脱出した騎士団とクースラたち。港町ニールベルクで各地から逃れてきた騎士団と合流し、起死回生を図ることになる。しかし、ニールベルクにはある問題があった。神の祝福を授ける教会の鐘楼が無いのだ。製造が上手くいかず、作る度壊れてしまうのだと言う。そんな中クースラは、フェネシスの一族の手掛かりを得る。新たな発見に高揚するクースラだが、騎士団から呼び出され、鐘を作るよう命じられてしまう。鐘の製造の失敗、それは即ち、“破滅”を意味していたー。眠らない錬金術師の本格ファンタジー、神に見放された町を舞台にした第5弾!
シティ・シンガポールと賢人会議の同盟締結に反対する者たちにより、入院先の病院から拉致された参謀の天樹真昼。 一方、数万人に膨れあがった反対派のデモは、魔法士たちが滞在する迎賓館を包囲しつつあった。 事態収拾のため、サクラとフェイ大使は反対派の要、リン・リー議員の私邸へと向かうが……。 賢人会議と人類の同盟を“望む者”と“望まない者”。 それぞれの信念と思惑の行き着く先は、果たして“平和”か“戦争”か──。 「落日の都」完結編。
小田原征伐と蟹江城の戦いを乗り切った武蔵は、続く関東解放を前に短い休息の時を得ていた。 そんな中、ナイトや鈴や正純は、武蔵に関東解放の戦前交渉に訪れた毛利艦隊の中に、M.H.R.R.〈神聖ローマ帝国〉の艦が混在している事に気付く。 裏切りか。はたして誰が何の意図をもって行動をしているのか!? 小田原征伐を経て大きく変わりつつある各国の情勢。トーリ達武蔵勢はどのように対応していくのか?
教会暦526年ーー。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。 「--戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」 ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだった……。2人は【ゼロの書】のカギを握る魔術師 “十三番”を追って王都を目指すのだがーー!? 禁断の魔法書をめぐって絡み合うそれぞれの思惑! 気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー登場!!
今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」--それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 --水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだからーー。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とはーー? 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!
上条歩。中学一年。三度の飯より将棋好き。ひそかに憧れる人は将棋クラブの主将、大橋桂香先輩。そんな歩の前に突如美少女たちが現れる。 「私たちは、将棋の駒だ」 そう言い放つ彼女たちは、香車を筆頭に駒の化身だという。その将棋の強さは人知を超えており、歩は駒娘たちの教えのもと、さらなるレベルアップをしていく。 折しも中学校将棋団体戦の東日本代表を決める大会が間近に控えており、歩は桂香先輩のチームメイトとなり、ともに頂点を目指すべく奮闘する。二人の前に立ちはだかるのは、桂香先輩の幼少時からのライバル、二階堂。二階堂を打倒し、桂香先輩へアピールすべく、歩は駒娘たちと秘策を練るが!?