2017年2月発売
デブ猫らっきょのご主人・千川課長はしがないサラリーマン。らっきょだけが知る課長の秘密は、傷に触れると記憶が読めるという、一見地味な超能力。でも課長に関わった人は皆、なぜかちょっぴり救われるのだった。
「こういうのが初恋なんだなって、思いましたっ」 いつも背中を追いかけていた、あの人への『憧れ』。夢の中で一緒に過ごした、海辺でのあの子との『友情』。傷つけてしまったあの人への、伝えられない内緒の『想い』。私の好きな人は、私以外の人も好きなのだろうか。たくさんの人と物の中で、その女の子を好きになっただけ。もどかしい想いを描く、少女たちの可憐な物語。
アミドニア公国への『征伐』を果たし、一連の戦後処理に入った暫定国王のソーマは、次なる一手である『プロジェクト・ローレライ』を始動させる。それは玉音放送を使用した娯楽番組。国民を楽しませるだけに思えたその番組は、占領下にあるアミドニア公国首都『ヴァン』でも放送されていた。放送を行ったソーマの真意とは…!?さらにジュナとトモエと共にヴァンで休暇を取ったソーマは、グラン・ケイオス帝国女皇の妹ジャンヌ・ユーフォリアと遭遇しー。理想を掲げた聖女を支える『現実的』なジャンヌに、ソーマはどのような“交渉”を持ちかけるのか…!?革新的な異世界内政ファンタジー、第3巻!
ー終わりは、すでに約束されている。人類は予言された終末に抗うため、人知れずその要因『刻の黄昏』と、内部に現れる魔人『ペイガン』と戦ってきた。そんなことが世界の裏側で繰り返されるなか、日本の高校生・東雲冬夜は突如異変に巻き込まれ、刻の黄昏に迷い込んでしまう。刻の黄昏でペイガンに襲われた冬夜は、終末と戦う少女・如月御姫に助けられ、事なきを得る。翌日、冬夜が御姫から異変について説明を受けていると、再び刻の黄昏が発生。御姫はペイガンを倒しに飛び出すが、なぜか一介の高校生である冬夜の手にも、普通の人間が持ちえないはずの超常の武器・サクラメントが握られていて…!?
“働かない生活”のためダンジョン経営を続ける俺、増田桂馬はこのたびダンジョンを中心にできた村の村長になりました。-って、なんでだよ!?こうなったら面倒ごとは村の連中に押し付けてーと思ったら、超強い謎のモンスターがダンジョンに居座りやがった。これ、俺がどうにかしなきゃいけないやつじゃん…。そのうえ、ダンジョンコア絶対破壊するマンな聖女様が乗り込んできたと思ったら俺を巡ってロクコと対立!?どうして面倒な奴ばかり集まってくるんだ…。“働かない”生活のための俺流ダンジョンストーリー第4巻!“モンスターカスタマー”を追い出し、俺は安眠を取り戻す!!
10年ぶりに家から出たと思ったら異世界で暮らすことになった北条雄二は慌てていた。現代日本で繋がっていた電気・ガス・水道・ネットが使えなくなり、家の敷地を囲っていた謎バリアも消失していたのだ。ライフラインが断絶し、モンスターへの備えもない。シビアな異世界サバイバルが問答無用でスタートしたのである。そんなとき手を差し伸べてくれたのは、開拓地の仲間たち。みんなで協力し、なんとかして快適環境を取り戻したユージたちは、情報を求めてエルフの美少女リーゼと青年ハルに出会う。エルフの力と知恵を借りてひとまずの危機を脱するも、さらなる悲報を告げられたユージたちは…!?
“軍神”の死。その知らせはグランツ大帝国を駆け巡り、民は嘆き、悲しみ、そして怒りに震えた。比呂を喪ったリズ達の心の傷もまた深く、しかし六つ国との戦が彼女たちに悲しみに暮れることを許さなかった。一方、六つ国軍は取り逃がした“軍神”への対処を巡って2つに割れ、弟を殺されたルカは憎悪のままに虐殺を開始する。六つ国が侵攻を再開し、対応に追われる帝国のもとへ救援に現れたのは、レベリング王国女王クラウディア。そして彼女の傍らには仮面の男ー“黒辰王”の姿があった。“軍神”を喪った世界は、新たな局面を迎える。震撼の第7巻、開幕…!
数々の強力な上位魔人を退けてきたテオドールは、ついにその存在を“化け物”と評され、魔人達の最大の障害と目されるに至る。一方、シーラの両親の仇を討ったテオドール達は、更なる戦力の増強を目指し、本格的に炎熱城砦の攻略に乗り出すのであった。しかしその途中、テオドールは王城の北の塔へ呼び出される。そこで見たものは、いつもの勝気な表情から一変し、まるで人形のように生気のない様子の王女・ローズマリーの姿。どうやら彼女の魂は、罠の仕掛けられていた古文書に囚われてしまったらしい。ローズマリーを救うため、テオドールは単身古文書の世界へ乗り込むが…!?転生×魔法バトルファンタジー第7弾!書き下ろし番外編収録。
迷宮で盗賊に襲われ、返り討ちにしたミチオたち。インテリジェンスカードも手に入れて、懸賞金を得ることが可能になった。しかし、ハルツ公爵領において冒険者のふりをしていただけのミチオは換金することができない。どうしようかと悩んでいると、ハルツ公爵も盗賊の情報を入手し、ミチオに警戒を呼びかけてきた。危険な盗賊が増えて困った公爵領では、盗賊の仲間討ちを誘おうと懸賞金の支払い時に受取人のチェックをやめることにした。これなら、バレずに換金できると、ミチオは盗賊のインテリジェンスカードを持ち込むのだがー。
アラムサースは学園が支配している学術都市。金さえ出せば、知識や技術を得られるアラムサースで自分を鍛える冒険者も少なくない。そんな学術都市に活動拠点を移したライエル一行は、知識や技術を得ることの他に、仲間を集めたいという大きな目的があった。アラムサースは地下迷宮を抱えており、冒険者にとっては稼げる上に自分を鍛えられる。ただ、地下迷宮に入るためには、学園の許可も必要。仲間が少なく、実績もないライエルたちに許可は出ない。ライエルはなんとか地下迷宮に入る手立てを考えるのだがー。
貴族の末っ子ヴィレム・シャレットは、古代の大魔術師レムの記憶を引き継ぎ、その才能を生かして魔術師として研鑽を積んでいた。ある日、領主である父から騎士に叙任され、都市を治めることとなった。やがてヴィレムはシャレット領を長年荒らしてきた顔割れ族を打ち倒し、暗躍していた魔術師の陰謀を打ち砕くことに成功する。その後も騎士として順調に活動するのだが、彼が治める都市の北のルーデンス領では争いが絶えず起こっており、難民を巡ってその領との問題が激化しつつあった。そんな中、ヴィレムは父からの要請を受けて、ドラゴンに襲われた都市に向かうことになるのだがー。
魔王打倒を目指すルオン達は、新たな仲間としてゲーム主人公の一人であるオルディアを加え、旅を続ける。その折、精霊の頂点に立つ三体の神霊の一人、水王アズアが魔王側に寝返ったーと同じ神霊であるガルクから聞かされる。果たしてそれは真実なのか。疑問に思いながらルオンは次なる目的地である四大精霊ウンディーネのすみかに向かう。そこでルオンはウンディーネ族長アマリアの口からアズアは確かに魔族ダクライドとつながりがあると知らされる。ルオンはアズアの真意を調べ、ダクライドを倒そうと決意するのだがー。
若き居酒屋店主、紺屋康太が異世界の住民に受け入れられてからしばし時が流れた。ある日、異世界の星座に興味を持った康太は、星座について教えてもらおうと、集落の外れに住む異邦の老ドワーフ、鉄じいさんのもとを訪ねる。だが、老ドワーフは康太をすげなく追い返した。鉄じいさんは、他人と関わり合いになるのを避けつづけてきた。そのせいで、鉄を操る凄腕の魔述師でありながら、ひとびとに疎まれている。鉄じいさんの昔語りと思わぬ優しさに触れた康太は、喜んでもらいたい一心で、勝手に饗宴を請け負った。鉄じいさんの故郷の料理を再現するため、康太は、またも異世界の里山を走り回るのだった。
京都にある姉妹校と親善のため、チーム対抗クイズ大会が開催されることに。厨病ボーイズはヒーロー部として参戦が決まり、いつも以上に大はしゃぎ! しかし対戦先の生徒会長・天照寺から「俺が勝ったら、今後一切聖瑞姫に近づくな」と勝負を持ちかけられてしまう。自分が「能力者」であることがバレているのかもしれない……と不安に思う瑞姫だが!? 関連動画再生数1億回を超えるれるりり渾身の楽曲、白熱の第4弾!!
食堂経営を軌道に乗せはじめたヤシロ。しかし降り続く雨で新たな問題が……。大雨による不作、物価高騰ーー苦しむ領民をさらに追い詰める行商ギルド相手に、ヤシロは最後にして最大の“精霊の審判”を仕掛ける!
“軍資に一番近い旅団(サークル)”を混乱の渦に陥れた傾国の美女・クリスティーナ。 旅団(サークル)を離れた彼女を故あって探す主人公・ユーリたちは、その道中で“閃刃の剣聖”ルシオンの婚約相手にしてアインブルク国の王女であるサフィに出会う。 幼いながらも才気溢れる彼女は、ルシオンにべた惚れながらもなぜか婚約スルーされている状態で……。 婚姻の機運が盛り上がる中、思わぬ形で再登場するクリスティーナ。国王を惑わせる“バブみ”とは……!? 「とてもツライ」「だがクセになる」と話題騒然の新感覚ラブコメ! 「サークラの陰キャへの優しさは異常。好きになるのに五秒いらない(俺調べ)」 「ごめんなさい、ちょっとちょいちょいリアルなのやめて。辛い」 ……と『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の渡 航氏も大推薦!! ■登場キャラクター ========================= ●“なんともない” 白魔道士 ユーリ 読書家で蒐集家。幼馴染みのエマに本の管理を託している。童貞。 「へえ〜……じゃあこの棚の本全部ください」 ●“閃刃の剣聖” 騎士 ルシオン・メナード 地方領主の子息(王子様)であり、許嫁もいるモテイケメン。 「俺はな、俺以外の男が女を泣かせるのは許せない質なんだ」 ●“落涙を射る剛弓” 狩人 アハト・ヘム・クーファー 呑気な訛りを駆使して、遠距離から旅団をサポートするエルフ。 「心配ご無用デスヨー。ボクがば〜っちり援護するので、やっちゃってクダサーイ!」 ●“鉄腕無双” 武道家 シイナ・リュウゼンイン 拳と拳の交わりに生を見いだす鉄拳女子。 「自己を高めようとする同志のことは拒みはせん。切磋琢磨は強者への近道じゃ」 ●“闇の寵児” 黒魔道士 ケケ 口は悪いが、性格も素行も悪い生粋の下衆。しかしどこか憎めない……。 「や、やだなぁ下衆じゃないよ? ……雰囲気下衆だよ?」 ●クリスティーナ ダンジョンの奥深く、封印水晶に封じられていた美女。 ●エマ ユーリの幼馴染み。ユーリの故郷で蒐集物(蔵書)の管理をしている。 ●サフィ・シルバーラッシュ アインブルク国の王女。ルシオンの婚約相手。 ※“軍資に一番近い旅団(サークル)”とは……秘宝『七氏族軍資』を見つけるため、ルシオン、アハト、シイナ、ケケ、ユーリの最強メンバー5人で構成された旅団。
要塞都市テスケーラにて何者かに襲われ、さらに時間の”巻き戻り”を体験したジン。危険を察し、すぐにテスケーラを発とうとするも身体は勝手に都市に戻ってしまう。リルネとスターシアと共にこの謎を調査し始めたジンは、ある少年と出会う……。彼こそ、ジン、リルネに次ぐ第三の“主人公”で!? 救世主ヒーローバトル第2弾!
百年もの間ほぼ鎖国状態だった西沙国と、崑国の国交樹立話が持ち上がった。理美は過酷な交渉でお疲れ気味の皇帝・ショウ飛の心身を癒やすため、専属のお夜食係に任命される。名誉ある役目に意気込む理美だが、朱西と一緒に過ごす時間は徐々に少なくなっていく。一方、理美への恋心を自覚した朱西は自分の気持ちを封印しようとするが……? この恋は、忘れないといけない夢だったーー。3人のせつない想いが交差する、第3弾!!
「回復魔法が使えない!?」凶悪すぎる見た目以外は普通の高校生・陣。臨死体験の末に辿り着いたのは、回復魔法が失われた異世界だった。魔法が使えなくなった聖女の"自己流"治療法はツッコミどころ満載で……。