2017年6月15日発売
恋と仕事に疲れ果て、他界した祖母の家がある東北を訪れた会社員の鳩子さん。だが、その家には謎の青年が棲みついていた。あやかしの相談所であるというこの家で、青年・阿壱は世話役を務めていたらしい。そうこうしているうちになぜか突然会社が倒産、住んでいた家は火事で全焼。後戻りが出来なくなった鳩子さんに、阿壱は「ここで相談役をやればいい」と持ちかける。だが、この家には他にも秘密があって…?「バケモノのあんたが、愛しいと、人間を言ってくれるならー」人とあやかしの心温まる交流譚。
栗坂まもりは、イケメンでベランダ菜園オタクの亜潟葉二とお隣住まいの恋人どうし。付き合ってはじめての12月。クリスマスに年越しにとイベント盛りだくさんのシーズンがやってきた!ベランダ野菜を使った葉二のおいしいご飯で関係も急接近…なんて期待をしていたら、招かれざるお客さんが次々現れて、全然二人きりじゃないですよね!?年末には過保護な母まで来襲!お手伝いもしなかったずぼら娘・まもりの大掃除を心配したらしい。不意打ちの訪問から、母に葉二とのお付き合いがバレてー?
あやかしのお医者さんである双子、晴と嵐に弟子入りした莉莉。彼らとともに傷ついたあやかしを癒すなかで、弱い者を放ってはおけない二人の人柄を知っていく。年明け、莉莉が出会ったのは助けを求める男の子。彼は弱りきった白いカラスを抱きしめ、救ってくれと懇願する。カラスはあやかしで、本来は人の姿にもなれるというが、今は力なく死さえ覚悟していた。双子と莉莉が診ていくと、実は人間からの呪いのためと分かる。そして呪いの影響は、あやかしと深い縁を結んだ男の子にまで及びはじめていてー?
寛への使者に選ばれたのは、小玉ではなく班将軍だった。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林。一方の小玉も、自分らしくないと感じつつも心を持て余していてーー。
不思議な力を持つ大叔父の結婚を機に、古いメゾンの大家を任された春樹。初めての一人暮らしに意気揚々と引き受けたのだが…。庭の池に住む錦鯉の人魚姫、お嫁さん捜しを要求する掛け軸。さらに、マスクを外さない女の子や怪しげな物ばかり集める古物商など、ひと癖もふた癖もある店子達に振り回され、大家生活は一筋縄ではいかなかった。そんな中、春樹はまぼろしの住人に出会う。それはかつて別れたあの人でー?夢とうつつとまぼろしの狭間に建つメゾン。新米大家とあやかし店子が織りなす心温まる日々。
伯爵令嬢アシュリーは、憧れの騎士クライヴに人生を注ぐと決めていた。だが、別の男との婚約が成立。どうしてもクライヴを諦められないアシュリーは「彼の吐いた息が吸える距離まで近づきたい…」と輿入れまでの一年間、男装して騎士団に潜り込むことに!「あなたのシャツを洗濯した水を、僕に飲ませんてください!!」「寄るな変態!」暴走令嬢の明日はどっちだ!?
聖剣エクセルティーアの生まれ変わりであるルティアは、ギルドで働く普通の女の子。ある日、元の持ち主・勇者アシュアルドがギルドにやってきた!実はエクセルティーアは、魔王との戦いで折れ、聖剣としての役目を終えていたのだ。なのに彼は、未だ手元に置いていた。風呂に入る時も寝る時も大事に抱いて…。私が転生した姿だとバレたら、この溺愛どうなるの!?
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったものの、隣国の超高スペック王太子・アクアスティードに溺愛され結婚したティアラローズ。あつあつ新婚生活の中、ティアラが作った魔力入りのクッキーが消える事件が──!?
台湾第二の街・高雄を走る地下鉄高雄メトロからは、今日も「たかめ少女」と呼ばれる4人の少女のにぎやかで楽しげな声が聞こえてくる。駅員のシャオチョンと、運転士のエミリア、エンジニアのジェアーに、カスタマーサービス員のナナ。そんな彼女たちの目標は「高雄メトロをもっと盛り上げる」こと。その為にみんなで台湾グルメを楽しんだり、観光名所やデートスポットを巡ってみたり、駅でライブをしてみたり!?台湾で爆発的人気を誇る「たかめ少女」をGA文庫がノベライズ。彼女たちのゆるふわな日常を、高雄の街の魅力と一緒にお届けします…!
優佳と清一が二人でお忍びデートだと?そんなのアリかぁぁぁぁ!!波乱だらけの修学旅行は“奈良編”に進み、清一を数多の試練が襲う!?そんななか、清一は古都子と仲直りを兼ね、2度目の別行動に出かけるが、古都子は切ない表情のまま。『戦百』の聖地巡礼が出来なかった心残りを清一は心配するが、古都子は儚く笑って否定するだけで…。旅行の終わり間際、古都子の本心に気付いた清一が驚きの暴挙にー『実は一途な純情乙女?』系ラブコメ、清一が主人公しちゃう第10弾!!
異世界の危機をその手で救った少年、刃桐創一。勇者の使命を終え、現代日本に帰った彼が最初にやったこととはー異世界での冒険をそのままライトノベルに書いちゃった!実体験ならではのリアリティが絶賛され、即デビュー&人気作家の仲間入り。だが貴重な経験ストックをわずか三巻分で使い尽くし…「うおおお、続きが書けねえーっ!!」迫る納期!重すぎるファンの期待!さらに担当編集はー「お前、倒したはずの破壊神だろ!?」ネタを破壊しまくるかつての宿敵登場で、どうなる俺の印税生活!?最強だけど締め切りには完敗する元勇者の実録切り売りストーリー!
完全崩壊にむかう亜鐘学園で、諸葉は六翼会議の首魁“炎王”熾場亮と再びの対峙を果たす。かつて学園で並ぶ者なき英雄として活躍し、諸葉以前にランクSへと到達した『もう一人の少年』。誰よりも冷静でありながら、誰よりも燃えさかる魂を宿した若き戦士は、いかにして悪魔になり果てたのか?そして今、灰村諸葉を前に練り上げた必勝策が狡猾な牙をむく…。むかいあう超最強VS超最強!!燃やせ。凍てよ。天地にせめぎあう炎と氷。在りし日の悔恨をくべ、竜をも呑みこむ火が燃えあがる!!語られざる物語が明らかとなる、学園ソード&ソーサリィ第20弾!!
「僕も魔法を覚えてみたいんです!」相変わらず自分を弱いと信じて疑わないロイドは、魔術大会にむけて特訓にはげんでいた。だが、初級魔法のつもりが軍部騒然の大火力!!「まて、詠唱失敗であの威力だと!?」全属性・災害レベルな彼がひとりいれば、大会優勝まちがいなし!ところが、ゴミ拾いのついでにロイドが伝説の聖剣を抜いてしまったことをきっかけに、魔術大会は予想もつかない波乱の展開をむかえ…。-誰かのためになら、僕はもっと強くなれる。勇気と出会いと勘違いで綴られる、ド田舎からきた強すぎ村人の無自覚最強ファンタジー、第2弾!!
エルム共和国を成立させ、通貨の発行によってその基盤を確かなものとした超人高校生たち。だが、異世界の人々に国を委譲するための選挙を始めようとした矢先、亡国“ヤマト”の皇女カグヤが現れた。エルムの基本理念『万民平等』をタテに、帝国に苦しめられている自分たちへの援助を求めてきたのだ。司は旧ヤマト領の扱いについて帝国への介入を始めようとするがー「俺はその方針には反対だ」勝人が地球への帰還を優先するため、帝国元帥ネウロとの敵対を避けるべきだと言い出し、超人高校生たちの間に不協和音が流れ始める!激動の異世界革命物語第5弾!!
王国軍出兵。ベートの活躍によりアマゾネス狩りの事件を収束させたのも束の間、都市外からの侵略者の迎撃に乗り出す“ロキ・ファミリア”。強過ぎる冒険者達によって万の軍勢が蹴散らされていく中、ひょんなことから発せられた少女の問いが、リヴェリアの記憶の扉を叩く。「昔のアイズさんの話、聞かせて頂けないでしょうか?」それは、当時『人形姫』と謳われていた少女の秘話。追憶の欠片はハイエルフの想いを過去に飛ばし、一方で竜信仰の村に辿り着いた少女もまた在りし日の情景を追想するー。
転生した際に、異世界最強(!!)の運の数値と圧倒的な“ガチャ運”を得たジンタは、女神リーファやエルフの嫁クイナ、火竜の娘ひーちゃんと、時に森の魔物を平定したり、時に悪い領主を折檻したり、さらにはガチャ屋の店員さんを景品に当てたりしながら、異世界で毎日楽しい生活を送っていた。そんなジンタたちのもとに新たに舞い込んできたのは、とある島の「魔女」の調査依頼。その魔女が魔神戦争時代から生きていると知ったジンタは、今はジンタが使い、かつて勇者が使っていたと言われる魔焔剣についての手掛かりを得られるかも?と、さっそくその島へ向かうことに…!?今回も、勇者と呼ばれる女の子に素敵な魔女に使い魔さん(肌色多め!)、楽しい海水浴に“オトナのガチャ”まで登場してお送りする、ジンタとゆかいな仲間たちの超余裕な異世界スローライフストーリー、第3弾!
通り魔から幼馴染の妹をかばって死んでしまった椎名和也は、カイン・フォン・シルフォードという貴族の三男として剣と魔法の世界に転生した。夢にまで見たファンタジー世界に胸を踊らせるカイン。この世界では五歳になると洗礼を受け、神々の加護を受ける慣習があり、五歳の誕生日を迎えたその日、カインも洗礼を受けることに。だが、そこで与えられたのは多大過ぎる神々の加護と、もはや規格外とも呼べるステータスだった。自身の力を隠そうと努力するカインだったが…。冒険者を目指す少しドジな少年が、自重を知らない神々と王国上層部や女性たちに振り回されながらも成長していく、王道異世界ファンタジー!「小説家になろう」発第5回ネット小説大賞期間中受賞作。
ウラム公爵領攻防戦においてトラスベリア王国グレイグ公の軍勢に勝利したグラミア軍。グラミア快進撃の報せが周辺国に轟く中、ナルは次の一手としてグラミアの支配体制の強化と周辺国家からの侵略への対抗策を展開する。グラミア東部国境の異民族問題には、ハンニバルが、旧アラゴラ王国の統治強化にはアルウィンがそれぞれ対応するその頃、東部都市国家連合のオルビアンでは、グラミア軍、帝国軍の諜報戦が激化し、グラミアとの開戦へと世論が動き始めめていた…。